環島の楽しみの一つは、台湾の各地の豊かな食文化に触れられること!
こんにちは、一青妙です。
4日目に突入しました。
さすがに筋肉痛というか、疲労がピークになってきています。。。
111/8(火) 環島4日目:嘉義→高雄 125キロ
嘉義~台南~高雄
こちらもご確認!
三峡名物「金牛角」。いろいろな味がありました
「自転車に乗っているとき以外は食べてばっかりで楽しそうだね……」ここ数日、環島体験記を読んで下さっている何人もの方から頂いたメッセージです。
「はい、その通り!」と言いたい所ですが、とにかくひたすら自転車を漕いで前に進むこと十数キロ。休憩ポイントにたどり着くと、お腹は空き、喉もカラカラ。だから自然と食べて飲みたくなるのです。
と、ちょっと言い訳のようになってしまいますが、環島の楽しみの一つは、台湾の各地の豊かな食文化に触れられることです。ジャイアント旅行社の方々も、そうした我々の思いを察して下さって、各地で名物をたくさん用意してくれています。
軽く2個は食べられるくらい美味しい高雄民雄の肉まん
初日に通った三峡の名物台湾版クロワッサンの「金牛角」は、口のなかの水分を思い切り吸い取られしまい驚いた一品。思いのほか皮も具も最高に美味しかった高雄民雄の「肉包(肉まん)」。いつでも大人気のアイスキャンディー。雲林西螺の米糕(ライスケーキ)。今が旬の台南官田の名産「菱角(菱の実)」。台南の名店「周氏蝦卷」の蝦卷(台湾海老フライ)や義豊冬瓜茶……。
3日間で一体どれだけのご当地グルメが胃袋に納められたことか。普通の旅行でもなかなか体験できないことだと思います。
さて、冒頭から食べ物の話ばかりになってしまいましたが、本日はツアー中最長の125キロに挑戦する日。大分自転車に慣れてきたとはいえ、南下すればするほど暑くなっていくので、体力の消耗は思った以上に激しい。こまめに休憩ポイントが設けられ、調整しながら走行を繰り返して行きます。
元ロードレースの選手だったスタッフ
ここでご紹介したいのが、GIANTのサポート体制。自転車の専門知識を持ったスタッフが、どんなことにも親切丁寧に対応してくれます。自転車初心者の私は、とにかく両腕がつっぱり、手のひらが痛くなることを話したところ、走っている様子をチェックした上で、サドルの高さやハンドルとの距離などをすぐに微調整してくれました。もちろん、走行に適したタイヤ圧やライトのチェックなど、基本的なことも見てくれます。
丹念に私に合うように自転車を調整してくれている様子
今日はサドルを1センチ高く、前に1.5センチ移動した結果、劇的に楽に乗れるようになり、体に合ったフィッティングの大切さを知る事ができました。
スタッフいわく、乗り続けてみて初めて、自分が自転車を漕ぐときの癖がわかってくるのだとか。余裕が出てくれば、さらに早く走りたいという欲も出てくるそうです。 私も徐々に自転車に乗ることを楽しめるようになってきました。これも、走り易い自転車ロードが整備された台湾環島中にできる貴重な体験です。
嘉義から出発し、後壁から台南入り。たわわな稲穂を実らせた一面黄金色の田んぼが広がり、一気に気分は盛り上がります。なぜなら、台南市親善大使を務める私にとって台南は第二の故郷。
休憩場所でわざわざ差し入れを持って来てくれた台南の友人がいたり、昼食会場の安平の周氏蝦卷前で、臺南市政府の方々をはじめ、私の台南の友人たちが出迎えてくれたりと、まさに里帰りした気分になり、とっても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
昼食後はいよいよ高雄入り。スタッフの人たちの予想を上回るみんなの頑張りで、予定時刻より大分早くホテルに到達することができました。そして高雄でも、応援に駆けつけてくれた友人たちが待ってくれていました。
台南後壁の木造駅舎の前にて
今日のホテルには体重計があり、こわごわ乗ってみれば、なんと体重が1.5キロ減っていました。
安心して参加でき、なおかつ美味しいものをお腹一杯に食べても痩せられる台湾環島の旅。是非みなさんもチャレンジしてみませんか?
☆☆5日目へと続く~~☆☆
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-11-09