四季折々の大型アートを感じよう!写真映えするので、写真撮影が楽しい~♪
こんにちは、台北ナビです。
今回は台湾好行「關子嶺故宮南院線」に乗車して、「後壁」というまちにやってきました。ここにある変わった美術館をご紹介したいと思います。
高鉄「嘉義」駅から「關子嶺故宮南院線」に乗車し、A2「後壁火車站」で下車。ここから「土溝農村美術館」を目指します。
高鉄に乗って嘉義へ! 金~月のみ運動の台湾好行「關子嶺故宮南院線」に乗車し、台鉄「後壁」駅で下車してくださいね~
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そこからタクシーもしくは自転車でアクセスすれば、た~くさんのアートに出会えます
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そんな名前の美術館見つからない!!
「土溝農村美術館」とグーグルマップで検索しても、古民家を改装したようなオフィスが出てくるのみ。というのも、この美術館は箱物ではなく、「土溝農村」全体が美術館のようになっているんです。
そのため、アートが農村に点在しています。だから自転車での移動がおすすめです。事前予約になりますが、駅前でレンタサイクルするのが一番便利。台湾好行「藝文輕旅行」「好時光二日遊」のセット券には、レンタサイクル料金も含まれますし、オプションで追加することも可能です。
自転車を漕ぐ自信がないという方は、「タクシー」での移動もいいかなと思いますよ~。公式ホームページには特約タクシーの紹介もあります。
また、基本的には個人で自由に巡るのですが、木~日には定時ガイド(150元/人、定員20名)も行われています。
地図やアート紹介、1日レンタサイクルチケットなどが入っているセットは300元で販売していますよ~。
グーグルマップで検索して出てきたオフィスで、各問い合わせや地図の購入できます!日本語での対応は無理ですが、中国語、英語での対応が可能です。
では、どんな作品があるのか、見て行きましょう!
まず、ナビが訪れたのは「
不存在的房間」。郭俞平さんの作品です。後壁國民小學(國小)の日本建築の建物であり、2017年秋季展の作品です。
中に入ってみると、閩南式の食卓で作られたアートがポツリと置かれていて、本の一部が挟まれています。何でも白色テロの被害者である「辜顏碧霞」さんが台湾語と日本語で書いたという小説の一部なんだとか。
また、厨房の方から女性のこの世の言葉ではないような話し声が流れてきます。神秘的で深い森の中にさまよいこんだような独特の雰囲気。言葉や写真では表しきれないこの世界観を体験してみてください。
後壁國民小學の目の前にある建物です
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土溝村營造協會の阮經理
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続いてやってきたのは土溝代天府のお隣にある「優雅農夫藝文農場」。以前「土溝農村美術館」の展示場のひとつだったのですが、近くにあった、使われていない工場を借り受け、アート農場を作ったのです。
園内には以前「土溝農村美術館」で飾られていたアートはもちろん、ほかにもインスタ映えするアートがいっぱい!台湾の絵本作家・ジミー(幾米)のキャラクターもいますし、過去にCMやMVで使われたこともあるアート、木の家など……ちびっこはもちろん大人になってもワクワクするような作品が多いんです。
ここは木~日曜日のみの営業で入場料が必要ですが、人気のスポットです。
優雅農夫藝文農場
台南市後壁區土溝里32號
(06)687-1322
10:00~18:00(最終入場17:00)
月~水休み
入場料150元(お菓子、50元の商品割引券つき)、季節の田園食380元(要予約)
幾米のキャラクターがお出迎え!
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物内はレストランになっています。1F奥の壁には「呷飽没(ご飯食べた?)」と大きく書かれています
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友達と一緒に巨大な椅子に座って写真を撮るのが人気!
この傘も写真を撮りたくなりますね♪
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ナビはここのパイナップルケーキが気になる~!
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「沿途沒頂」
最後に訪れたのは、今年夏のアート「沿途沒頂」。林盈潔さんの作品です。
天井が取り払われているので、外の田園と一体になったかのようです。階段の下に貼られている鏡は、時間が無限に広がっているのを表現しているそうです。この近くには三合院の建物やタイルアートが施された椅子も飾られていますよ!
沿途沒頂
ココで写真を撮るのも良さそう!
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台湾らしい風景が広がっています
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牛糞の臭いを感じながら、アートをお楽しみくださーーい♪ |
時間の関係で、今回は少ししか巡れませんでしたが、展示されている作品はまだまだいっぱい!しかもシーズンごとに作品が増えるので、何度訪れても新たなアートに出会えますよ。
以上、幾米大好きナビがお届けしました。