1日往復1便のみの阿里山鉄道に乗って、奮起湖でおいしい駅弁を食べてきました!
台鉄「嘉義」駅出発
こんにちは、台北ナビです。
2015年現在、阿里山鉄道は嘉義~奮起湖間は通っています。奮起湖~阿里山間は依然としてバスか車で行くしか方法がありません。
ナビは事前予約をしていた阿里山鉄道の切符を、まずは台鉄「嘉義」駅の阿里山鉄道窓口に取りに行きました。1日1便が往復しているのみで、行きは9時嘉義発~11時40分奮起湖着。帰りは14時奮起湖発~16時40分嘉義着。行きも帰りも2時間40分の旅です。週末は10時発~、戻りは15時発~。2015年7月現在、往復チケットは408元でした。
当日チケットは、出発30分前にチケット窓口で販売開始と書いていますが、実際当日販売のチケットはまずない、と言ってよいでしょう。基本予約制で、出発の15日前から予約ができますが、申し込みしたら3日以内に振込みをしなければなりません。台湾国内の銀行口座なので、台湾の知り合いに頼むか、海外にいる日本人にはこの部分がちょっと難関だと言えます。
★往復チケットを買った人は、行きも帰りも同じ番号の席。周囲の面々もほぼ同じです。ナビたちの近くはご年配の方たちのグループだったのですが、道中これ食べなさい、とおやつをいっぱいくれました♪
時刻ちょうどに出発
列車がやってきました
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「DL51」
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旅情をそそってくれます
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席なしで乗る人もいますが、2時間40分は大変
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列車が到着後、写真を撮ったりして乗り込みました。小さな列車で、通路を挟んで椅子2つずつに横1列。各車両にトイレも完備されています。
この日の車掌さんは女性で、マイクでずっと観光案内をしてくれていました。言葉がわからなくても、皆が右を見たり左を見たりするのについてくと、絶景ポイントを目にすることができますよ♪
主な停車駅は、嘉義、北門、竹崎、木屐寮、樟腦寮、獨立山、梨園寮、交力坪、水社寮、奮起湖です。
北門は、嘉義市の三級古跡に認定されています。
竹崎駅も風情がありますよ。
樟腦寮~獨立山間は、線路をグルグルと外側から回りながら約5キロの道のりを200m上っていきます。台湾では八の字に回る、と言っていて、樟腦寮の駅を3回も見てしまいました。ここでの利点は絶景ポイントを外しても、また回ってくるからその時撮ればいいさ~というところでしょうか。
また、旋回時に列車の後方を見ることができるのもポイント高です。
梨園寮~交力坪~水社寮~奮起湖間は、トンネルの数もかなり増え、トンネルごとにそこを抜けると、山あり、谷あり、茶畑あり、竹林ありの標高ごとの絶景が眼前に広がります。
★乗った感想:列車は結構揺れま~す。スピードも意外とある~。景色がびゅんびゅん飛んでいきます。
右と左の景色が異なるので、できれば往復乗って大自然を満喫したいものです。
← 阿里山茶の茶畑は圧巻!
標高1403mの奮起湖に到着
平地では暑い夏でしたが、列車を降りた途端、あ、やっぱりというくらい気温の差を感じました。また、空気の具合も違います。
澄んでる、という表現が当てはまるくらい息を吸うごとにちょっとずつ肺が浄化されていくような感じ…。
奮起湖大飯店
まずナビたちが目指したのは「奮起湖大飯店」。
午後14時出発の前に、2軒の有名駅弁やさんと駅周辺の散策を計画していました。
二代目「林金坤」さんの看板が目印
「奮起湖」駅下車後、駅横の細い坂道を道なりに降りて行くと、前方の右に「奮起湖大飯店」の看板が見えてきました。徒歩約2分で到着。
お弁当の種類は1種で、現地で食べる場合120元、テイクアウト100元。
店内はすごく混みあっているのですが、その熱気で人気の度合いが感じられます。或いは、テイクアウトして駅の構内のベンチで食べるとかも風情あり。
嘉義県竹崎郷中和村178-1号 電話:(05)2561888
営業時間:7:30~20:00 年中無休 現金のみ
お弁当は1種
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ここで食べるなら昔ながらの弁当箱です
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阿良鐵支路便當
鐵道滷排便當(120元)をいただきました。お弁当はすべてスープ付き(大体タケノコスープ)で、他にも素食便當(100元)や紅糟排骨便當(120元)もあります。オーナーの奥さんはドーナツも作っていて、これも美味!おみやげにいかが♪
嘉義県竹崎郷中和村117号 0963-114-459 (05)256-1809
営業時間:10:00~17:30 年中無休 現金のみ
奮起湖周辺
魅力的なお土産屋さんがいっぱい
駅周辺にはお土産屋さんも多く、阿里山の特産物がたくさん並んでいます。
どれを買おうか、どれも買いたいと迷うことしきり。
生わさびは台北ではほとんど買えません。
阿里山はツオウ族のテリトリー。原住民グッズの店もあります。
お茶もよさそうです
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原住民グッズは鮮やか
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こちらは駅前商店街の中
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タケノコもよさそう
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以下のお店も有名です。
奮起湖豆腐店(中村村147号)、百年檜木甜甜圈(ドーナツ店)(中和村50-2号・電話:(05)256-1330)、愛玉伯ㄟ厝(野生の愛玉店)(中和村151号・電話:(05)256-1340・営業時間:12:00~18:00(休日10:00~20:00))
天然の愛玉は、2日目には溶けてなくなるそうです
奮起湖には、民宿など宿泊できるところも多いので、もしゆっくりできるならいろんなお店を回ってみたいですね。
野生の愛玉は、台北の夜市で食べるものより、ここのが断然おいしいです!
以上、台北ナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-10-02