今をトキメク、キラキラと輝く!とびっきりのアジアンスターたちが勢ぞろい♪
こんにちは、台北ナビです。
先日2月8日、台北アリーナにて開催された「The 10th KKBOX MUSIC AWARDS」。ネットでも生中継されていましたが、みなさんチェックされましたか?アジアで最も影響力のある音楽イベントで今年は台湾・中国・香港・シンガポール・マレーシア・日本・韓国から総勢17組のアーティストが参加。白熱の夜をレポートしていきます!
風邪を物ともしない歌神「Jacky Cheung(張学友)」
トップを飾ったのは香港から駆け付けた華語の歌神“Jacky Cheung(張学友)”。「現在香港でインフルエンザがとても流行っていて、風邪をひいてしまったので今日来れるかどうかの瀬戸際でしたが、KKBOXが音楽界でとても重要なコンテンツなので是非参加したかったんです!」と語りました。
彼の体調を心配した司会の黄子佼が「僕が代わりに歌ってあげるのに~!」と言いながら始まります。当初予定していた新曲「醒著做夢」は喉に相当の負担がかかる為、歌えなかったそうですが、それでも“神”は「時間有涙」を渾身の力を込めて歌い上げてくれました!アカペラでは台湾語歌手江蕙の「家後」も披露し、会場を沸かせました。新年へのメッセージとして「みなさん健康で!」そして「毎日楽しく過ごしてくださいね!」と素敵な笑顔で去っていきました~。
圧巻の踊りに会場ヒートアップ!の「Jolin Tsai(蔡依林)」
“Jolin Tsai(蔡依林)”は、まず、アムロちゃんとのコラボ新曲「Im Not Yours」を白い大きなフリルの衣装で、キビキビとした妖艶なダンスで、披露♪髪型は懐かしの大仏ヘアーに似せていましたよ!
また新アルバムから「美杜莎」と「PLAY我呸」も激しいダンスで踊ってくれました!最後に大量のキラキラ紙吹雪が舞い、会場もかなりヒートアップ。「今日は雰囲気も良くてとても気分がHighです!みんなが私のことを好きでいてくれたら嬉しいです!」と挨拶していました。記者会見では今年のバレンタインデーはどう過ごしますか?との質問に「サイン会ですー」と答え、みんなの期待する回答からサラっとすり抜けていました。やはり大物の貫禄があるJolinでした!
ナビ大注目の「李榮浩」
記者会見でマネージャーが、もうそれ以上は聞かないで!と止めるくらいにかなり楊丞琳との関係を記者たちに突っ込まれた“李榮浩”。誠実に答えようとしてつぶらな瞳がまん丸になっていましたよ~。あくまでも「友達です!」と言っていましたが、本当のところはどうなんでしょうか~!?(笑)
今回の2回目となる台北アリーナのステージ。噂の楊丞琳の「曖昧」、陳奕迅の「愛情轉移」そして、周杰倫の「退後」と、ここ10年KKBOXで人気の高い曲も歌いました。自身の曲「喜劇之王」も、もちろん披露してくれました!
~台湾ヒマワリ学生運動主題歌~を歌う「Fire ex滅火器」も登場!
去年2014年立法院で学生たちと一緒に歌ったロックバンドとして注目を浴びた“Fire ex滅火器“。15年の活動期間で初めての台北アリーナのステージ、本人たちも興奮していました。「back to the world」をテンポよく演奏した後は、台湾語で「島嶼天光」(この島の夜明け)~台湾ひまわり学生運動主題歌~を心を込めて歌ってくれましたよ!今回、2014年度獨立創作精神獎を獲得しています。
黒のワンピースでスッキリと決めた“A-Lin”は、高雄出身のアミ族。彼女が現れると共にファンの嬉しそうな声援も湧き上がりました。今回5年連続年度十大風雲歌手を獲得しました。
「罪惡感」「我很忙」「我愛你」「荒唐」「給我一個理由忘記」と一気に落ち着いた感じで、中低音を歌い上げる姿がとってもクールでした!現在かなり多忙で3,4日に1回は飛行機移動をしているそうです。中国の人気勝ち抜き歌番組の<我是歌手3>にも出演していましたよ。
会場がクラブに大変身?!ノーリノリな「MP魔幻力量」
“MP魔幻力量”は2009年から活動を開始した台湾出身27~33歳のメンバー6人組。電子ロックダンスミュージックが会場に流れ出すと、観客席もすぐにノリノリー!!
「戰神」、蔡依林の「大藝術家」をMPらしくアレンジ、「超級英雄」、「射手」ではナビも思わず射手ダンスを踊ってしまいました~☆3月28日には彼らの憧れる日本のORANGE RANGEと一緒に、台北アリーナのステージに立ちます!と嬉しそうに語ってくれました。
司会の黄子佼はかなり個性的な髪型だったメンバーの雷堡に向かって「ちょっと横向いてくれる?ヘルメットかぶらずに原付でココまで来ちゃったの?風強かった?」と楽しいジョークを飛ばし「この髪型便利なんです。(照笑)風があるともっといいかも(笑)」と彼は答え、会場を笑いで包みました。今後の活躍が更に楽しみ。賑やかで艶やかなステージを見せてくれた“MP魔幻力量”でした!
透き通る優しい歌声の「Rachel Liang(梁文音)」
ディテールが個性的なパウダーグリーンのドレスで登場した“Rachel Liang(梁文音)”はルカイ族×タイヤル族の台湾原住民族。今回は百大金曲(ここ数年特に人気の高い流行歌)の数々を披露しました。
梁静茹の「會呼吸的痛」、張恵妹(アーメイ)の「我最親愛的」、五月天の阿信が制作した楊宗緯の「洋蔥」、ドラマ「花ざかりの君たちへ ~花様少年少女~」のエンディング曲として使われていたTANKの「專屬天使」、そして最後に自身の曲「分手不要作朋友」をメドレーで歌いあげました。どの歌も自分のものにしていて、さすがの歌唱力です。透き通る優しい歌声で癒され、ずっと聴いていたくなりました~!
憧れの「Karen Mok(莫文蔚)」登場にナビは鼻血寸前!!
ナビが期待大だった“Karen Mok(莫文蔚)”広東語、中国語、英語をはじめ何ケ国語も操るアジアの大スター!彼女の飾らない等身大のキャラはかなりのオーラを発していましたよ!
記者会見では、もうすぐバレンタインですが、何か予定していますか?と聞かれ、「私たちは毎日一緒にいて毎日がバレンタインです~」と。子作りについては、「子供は急いでないわ。旦那様も私の意見を尊重してくれているの。」と幸せそうでした!ステージでは、その細さからは想像できないくらいのパワフルな歌声で「看看」と「境外」を聞かせてくれました!司会者から「肺活量は恐ろしいね」と言われ、「最近、自分でも怖いくらいよ~笑」とトークでも会場を沸かせました。また、今年下半期には台湾でコンサートを予定していることも教えてくれましたよ!ナビ、瞬時に行きたいー!と心の中で叫びました!
スタイルも抜群のKaren Mok(莫文蔚)
韓国からの特別ゲスト「Vixx」 韓国出身の6人組アイドルグループ“Vixx”
韓国出身の6人組アイドルグループ“Vixx”。19~24歳の歌って踊れる彼ら。揃って何かと見せてくれるキメのポーズもカッコいい!会場ではコアなファンでしょうか?!黄色い声援も飛んでいました!一人ひとりの自己紹介では一言づつ中国語で挨拶、ぎこちないマンダリンがキュート。
持ち歌の「Error」「Etenity」を、そして最後に周杰倫の「星晴」を中国語でしっとりと歌い上げました。ダンスを踊っている時とは打って変わって、優しい声で歌う姿に観客はノックアウトされていましたよ。もうすぐ春節を迎えるので司会者について新年の言葉をまたまた中国語で言わされる場面があり、楽しいトークを繰り広げてくれました。記者会見時、台北アリーナの舞台はどうでしたか?と聞かれ「聞くところによると、KKBOXに参加する韓国人は初めてとのことなのでとても光栄に思います!」と答えていましたよ。とても礼儀正しい6人でした。
彼女の風格は独特です~と紹介され登場した“Ann(白安)”は若干23歳の台北出身です。
小学生の頃から楽器を始めた彼女はまずデビューアルバムから「是什麼讓我遇見這樣的你」、恩師である李宗盛の代表曲「愛的代價」をキーボードの弾き語りで幻想的な世界を創り出します。Coldplayの「Yellow」のカバーやセカンドアルバムの注目曲「若你真的有想過」では、ステージ演出がたくさんの柔らかい光に包まれ、跪いて歌うなど更に神秘的な雰囲気を創っていました。
生「Let it go」に大感激! 日本の歌姫“May J”
日本の歌姫“May J”。まずは「so beautiful」「本当の恋(真正的戀愛)」を。そしてラストは、みんなが期待の「Let it go」を真っ白なドレスで熱唱!ステージを終えての会見で感想は?と聞かれ、「あっと言う間で夢のような時間でした。去年11月に来た時に台北アリーナの前を何度も通りがかり、このアリーナで歌えたらって思っていたので、今回この舞台に実際立てて、台湾のみなさんと盛り上がれてとても嬉しいです!」と。
「Let it go」は日本語と英語両方で歌っていますが、違いはありますか?「日本語の時は繊細さが歌詞に表現されているので優しく、でも且つ力強く歌うようにしています。英語の時は、より英語の文字数が多いので表現の幅が広いので、ダイナミックに歌うように歌い分けています。」と。歌唱力もさることながら流暢な英語と覚えたての中国語で司会者と楽しそうに今回は3回目の来台です、台湾のアーティストでは羅志祥が好きですなど、コミュニケーションを取る姿がとても可愛いらしかったです。ナビも大好きな生歌の「Let it go」を聴けて大感激でした!
新人賞を獲得した「Ian Chen(陳彥允)」
この日、年度最佳新人賞受賞の“Ian Chen(陳彥允)”は、「命運交响曲」で素晴らしいバイオリン演奏を披露。そして「小壞蛋」。台湾×韓国ハーフの“Bii(畢書盡)”と一緒に「find the way」。 マレーシア出身の“Andrew Tan(陳勢安)”は、“Dino Lee(李玉璽)”と一緒に「天后」「越過城市」を。「everything changes」で4人一気にステージに立ち、英語のバラード曲をしっとりと歌ってくれました。最後の曲目は「勢在必行」ほんとみんな歌が上手い!
特にナビは男らしい歌声の「Andrew Tan(陳勢安)」はいつ聴いてもその歌声に魅了されてしまいます。是非聴いてみてくださ~~~い!年度最佳新人賞受賞の陳彥允は「KKBOX、ファンの皆様、一緒に踊ってくれた他の3人そして父母などに感謝!」と謝謝の多い会見で緊張しながらもたくさんの記者の前で挨拶していました。
「Della(丁噹)」の新たな魅力にやられちゃった!
真っ赤なドレスで登場した “Della(丁噹)”は今年5回目となる年度十大風雲歌手を受賞。
まず台湾でも大人気だった中国ドラマ<蘭陵王>のエンディング曲である「手掌心」、「有一種勇氣叫放棄」、2014年話題になった大陸時代劇<風中奇緣>のエンディング曲「我沒那麼愛你」とバラードで聴かせます。
最後に歌ってくれた「bang bang」ではロングスカートからミニスカートにチェンジし、黒人のようなソウルフルな歌声とダンスで観客を魅了。力強いパフォーマンスに鳥肌が立ちました!!!さすが歌唱力抜群の丁噹!次回は是非ライブを見に行きたいと強く思うほど魅力的なステージでした!
“JJ(林俊傑)”は大忙しの中この日は高雄からかけつけました。30時間何も食べていないという状態でのパフォーマンスでしたが、圧巻の歌唱力を見せつけましたよ!
年度十大風雲は4回目の受賞となります。1曲のみの予定だったにもかかわらず舞台には豪華なシャンデリアが飾られ、グランドピアノを弾き語りでオーケストラとの共演。かなり気合が入っていました。KKBOXのステージではトップバッターも中間で歌うことも、トリも務めたことがあるので次は司会しちゃいますか?と聞かれ、「あーそれは。。。と照れ笑いしながら司会はやはり黄哥でお願いします!」と答えていました。また、観客や司会者からのリクエストでアカペラを披露し、会場を彼の清らかな歌声で包み、ファンも大満足でした!
来年のKKBOXにも期待大です!!
以上、アジアの素敵なスターたちの歌声と楽しいトークで大興奮した台北ナビたちでした!
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記事登録日:2015-03-17