2014スーパーのティーパック「烏龍茶」飲み比べ

毎日手軽に飲めて、バラマキみやげにもぴったり!スーパーで購入できるティーパックを徹底調査♪



こんにちは、台北ナビです。
台湾に来たらお茶をおみやげにしたい、という方も多いのではないでしょうか。本格的なお茶屋さんのお茶もいいけれど、手軽にスーパーで買えるお茶で台湾茶を知るというのもいいですよね。今回は自分で飲む用とおみやげ用にそれぞれぴったりなスーパーのティーパック「烏龍茶」を見つけるため、飲み比べをしてみました。

スーパーでも結構種類があります。


今回は旅行者にも人気がある台湾のスーパー「頂好」と台湾ではおなじみフランスのスーパー「カルフール」でティーパックを購入。ジャスミンティーに東方美人、緑茶などなど…お茶の種類も豊富なのですが、今回の飲み比べは日本人に人気の「烏龍茶」に絞りました。烏龍茶といってもそれぞれのスーパーにもオリジナルのティーパックが置いてあったりと、産地によっても種類がたくさんありました。
紅茶も気になりますね。

紅茶も気になりますね。

この高山烏龍茶もよくスーパーで見かけます。

この高山烏龍茶もよくスーパーで見かけます。

こちらはジャスミン茶です。どのスーパーもお茶コーナーがちゃんとあります。

こちらはジャスミン茶です。どのスーパーもお茶コーナーがちゃんとあります。

今回は以下の6種類の「烏龍茶」を飲み比べしました。

1、リプトン凍頂烏龍茶 40袋入り119元 2.98元/袋
2、頂好オリジナル凍頂烏龍茶 35袋入り82元 2.34元/袋
3、世家阿里山烏龍茶 15袋入り 139元 9.27元/袋
4、天仁茗茶阿里山茶 10袋入り 125元 12.5元/袋
5、天仁茗茶高山烏龍茶 40袋入り 125元 3.13元/袋
6、カルフールオリジナル高山ウーロン茶 100袋入り 135元 1.35元/袋
1、リプトン凍頂烏龍茶

1、リプトン凍頂烏龍茶

2、頂好オリジナル凍頂烏龍茶

2、頂好オリジナル凍頂烏龍茶

3、世家阿里山烏龍茶

3、世家阿里山烏龍茶

4、天仁茗茶阿里山茶

4、天仁茗茶阿里山茶

5、天仁茗茶高山烏龍茶

5、天仁茗茶高山烏龍茶

6、カルフールオリジナル高山ウーロン茶

6、カルフールオリジナル高山ウーロン茶

凍頂烏龍茶とは本来の産地は台湾の南投県鹿谷郷で栽培される烏龍茶の名称で、現在では台湾の広範囲で栽培されているそうです。阿里山烏龍茶は台湾の阿里山一帯で栽培されている高山茶。高山茶とは海抜1000m以上の高地で取れるお茶のことです。天仁茗茶は台湾でとても知名度の高いお茶屋さんです。日本にも支店ありますよね?
今回の飲み比べ参加人数は10人、項目は、色、香り、渋さ、甘さ、深み、もちろん価格やパッケージも含めて総合的に見ていきました。なかなかお茶の飲み比べは難しいねと言いながらもいっぱい、いっぱい味わって厳しく比べてみました。

いろいろ比較してみました


さて、発表のその前に・・・何杯かお茶を入れていたらティーパックによって紐の長さが違うことに気がつきました!実はティーパックって味もさることながらこの紐の長さも大切なポイントかも・・・。「紐が長いとポットに入れやすい」「短いのはポットでは入れにくいのでマグカップ向き」など、ベストな長さを知るべく、では早速測ってみましょう!
一番上からリプトン、頂好、世家、天仁阿里山、天仁高山烏龍茶、カルフールと並んでいます。大きく分けて2種の長さがありますね。

一番上からリプトン、頂好、世家、天仁阿里山、天仁高山烏龍茶、カルフールと並んでいます。大きく分けて2種の長さがありますね。




リプトン凍頂烏龍茶 9cm
頂好オリジナル凍頂烏龍茶 9.6cm
世家阿里山烏龍茶 9.3cm
天仁茗茶阿里山茶 15.8cm
天仁茗茶高山烏龍茶 15cm
カルフールオリジナル高山ウーロン茶 13cm
マグカップにそのまま入れてみるとリプトンはこんな感じに。勢いよくお湯を入れるとカップの中に持っていかれました。取っ手にかけるとギリギリですね。

マグカップにそのまま入れてみるとリプトンはこんな感じに。勢いよくお湯を入れるとカップの中に持っていかれました。取っ手にかけるとギリギリですね。

こちらはカルフール。長さに余裕があったほうが使いやすいですね。

こちらはカルフール。長さに余裕があったほうが使いやすいですね。

リプトンの9㎝は短く、マグカップでもちょっと短いかも・・・。ティーパックがカップの中に落ちないように、取っ手にひっかけようとすると、10㎝以上あった方が便利でした。

パックの形と茶葉

パックの形は大きく分けてピラミッド型と四角型に分かれました。茶葉が開きやすいと言われるピラミッド型ですが、今回の濃さから推測するに、お茶の出る時間の速さとは関係がないようです。

ピラミッド型・・・「リプトン凍頂烏龍茶」「頂好オリジナル凍頂烏龍茶」「世家阿里山烏龍茶」
四角型・・・「天仁茗茶阿里山茶」「天仁茗茶高山烏龍茶」「カルフールオリジナル高山ウーロン茶」
ピラミッド型と

ピラミッド型と

四角型

四角型

お茶の出る速さには関係なし!

カルフールオリジナルはほぼ粉状でした。お茶が出る時間は速かったです。

カルフールオリジナルはほぼ粉状でした。お茶が出る時間は速かったです。



また、茶葉は丸まっているものからほぼ粉状のものまで、だいぶ違いがありました。値段の安いものはほぼ粉状、高いものは葉という結果に。きちんと茶葉が入っているもの方が粉状のものに比べ、お茶の出る時間がややかかるということが判明しました。
茶葉・・・「世家阿里山烏龍茶」「天仁茗茶阿里山茶」
茶葉&粉状ミックス・・・「リプトン凍頂烏龍茶」「頂好オリジナル凍頂烏龍茶」「天仁茗茶高山烏龍茶」
粉状・・・「カルフールオリジナル高山ウーロン茶」
世家阿里山烏龍茶

世家阿里山烏龍茶

天仁茗茶阿里山茶

天仁茗茶阿里山茶

天仁茗茶高山烏龍茶

天仁茗茶高山烏龍茶

こちらはお茶の葉が出るのに少し時間がかかりました。

こちらはお茶の葉が出るのに少し時間がかかりました。

丸っこい葉が特徴的でした。

丸っこい葉が特徴的でした。

葉っぱですが、粉状のものも見えます。茶葉が丸まっていないものが多かったです

葉っぱですが、粉状のものも見えます。茶葉が丸まっていないものが多かったです

お茶の出る速度
カルフールオリジナル高山ウーロン茶>天仁茗茶高山烏龍茶>頂好オリジナル凍頂烏龍茶>リプトン凍頂烏龍茶>天仁茗茶阿里山茶>世家阿里山烏龍茶
となりました!
では気になる結果発表です。自分用、おみやげ用と順位をつけてみました。
飲んで…

飲んで…

またまた飲んで…

またまた飲んで…

審査しました~♪

審査しました~♪

自分で飲むならコレ!

第1位 ちょっと意外?安定のリプトン リプトン凍頂烏龍茶
皆さんおなじみのリプトンです。香り、渋さ、甘み、深みどれもナビたちからの平均点が高く、安定の味ともいえます。「スタンダードな味で万人受けしそう」ということから今回の自分用1位に。ただし自分の家で飲むなら、味と価格もちょうどいいという結果に。(2.98元/袋)

第2位 お茶の香りがよい 天仁茗茶阿里山茶
まずはパッケージのかわいさにひかれますね。今回の中では香りの評価がいちばん高く、「お茶の香りバッチリ」といったところがポイント高かったです。自分で飲む用には価格が若干高めなのが気になるところですが。(12.5元/袋)

第3位 2位と僅差で惜しくも3位に。頂好オリジナル凍頂烏龍茶
台湾ではおなじみのスーパー「頂好」オリジナルです。「味がしっかり出てる」など渋さや後味もあるという意見も多く、渋めが好きな人にオススメです。値段もですが、「頂好」は台北のあちらこちらにあるので旅行者にも買いやすいですね。
残念ながら今回は自分用ベスト3には選ばれませんでした。

残念ながら今回は自分用ベスト3には選ばれませんでした。

4位以下は次の通りです。

第4位 天仁茗茶高山烏龍茶
「味と価格はOK」、「渋さ、後味が強い」という意見が多く、個人の好みが分かれた結果に。

第5位 世家阿里山烏龍茶
「味と価格を考えると普段使いには向かない(9.27元/袋)」またお茶を入れるのに高めの温度と時間が必要ということも分かりました。

第6位 カルフールオリジナル高山ウーロン茶
価格はいちばん安くお得なのですが、逆に「安すぎ」という意見も。(1.35元/袋)

おみやげにピッタリ!

第1位 ダントツの1位!かわいいパッケージ 天仁茗茶阿里山茶
やはりおみやげには見た目のかわいさがまず大事ですよね。「お茶摘みの絵がレトロでかわいい」「包装はピカイチ」「女性が好きそう」といった意見が多数。味のほうも香りのよさや甘みもあるという意見で1位に。しかし、お茶の抽出時間は5~8分とちょっと長めです。

第2位 上品な味 世家阿里山烏龍茶
甘さがあり、まろやかで上品な味という結果に。個別の包装でバラマキみやげにもいいですね。「おいしそうなパッケージ」「苦みなし、後味すっきり、誰が飲んでもOK」茶葉で入っているので抽出にちょっと時間がかかるので、気持ちゆとりを持って飲むのがオススメです。パッケージには3~5分と書いてありましたが、ナビたちからはもうちょっと長めのほうがいいかもという意見もありました。

第3位 香り、渋さがちゃんとある 天仁茗茶高山烏龍茶
1位と同じ天仁茗茶ですがこちらは少しお安くなっています。パックの中も見てみると茶葉がちゃんと入っていました。色も濃く、香り、渋さもやや強めという結果になりました。お湯を入れたらすぐにお茶が出てくるので、忙しい時もぴったりです。
おみやげには不向きでした。

おみやげには不向きでした。

4位以下は本当に僅差でした。
第4位 リプトン凍頂烏龍茶
味は平均的に高かったものの個別包装でないというところがおみやげ向きではなかった理由ですね。

第5位 頂好オリジナル凍頂烏龍茶
個別包装でないことと、パッケージが「ちょっと安っぽい感じがする」といった意見からこの結果になりました。
第6位 カルフールオリジナル高山ウーロン茶
残念ながら今回はおみやげ用でも6位ということになってしまいました。しかし、値段の安さ、個数の多さからおみやげでも「量が必要な時によい」という意見も。色の濃さとお湯を入れたらすぐ色がでるくらい、お茶が出る時間はいちばん早かったです。日本のペットボトル烏龍茶に似ているという意見も。

これからもいろんな種類にチャレンジ

いろいろ飲んでみた結果、スーパーのティーパックは全体的に香りが少なめという印象でした。台湾茶はその香りの高さも魅力なので、その点はとっても残念。そして味の感じ方はだいぶ個人差があるということ。だからこそ平均的なリプトンが自分で飲む用1位になったのかと思います。何を買うか迷った方はまずはこちらで、2、3回目となる方はいろいろ試して自分のいちばんのお茶を探してみるのがいいかも知れません。
個人的な意見としてはスーパーのティーパックは毎日気軽に飲めるので、いろんな種類にチャレンジし、時間とお金に余裕がある時はお茶屋さんでお気に入りの種類をゆっくりと楽しむというのがいいかなと思いました。

以上、台北ナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-03-28

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