美食大国台湾♪何を食べてもおいしいけどこれだけは外せない!!
こんにちは、台北ナビです。
台湾に住み始めて早4年半。横への成長が一向に止まらず、どうすればいいのか途方に暮れています。それもこれも台湾の食べ物がおいし過ぎるから…。
そんな罪作りな台湾美食を食いしん坊ナビがナビゲート♪太ることを覚悟して記事を読んで美食を存分に楽しんでくださいね~。
①夜市に行ったら食べたい「蚵仔煎」
牡蠣の台湾風お好み焼きとも訳される「蚵仔煎」。先日発表された「台湾10大夜市美食PK活動」でも堂々の第一位を獲得したナンバー1夜市グルメです。大きな鉄板の上に次々と焼かれる蚵仔煎。新鮮な牡蠣にレタスと片栗粉。最後にピンクの秘密のソースをかけただけのシンプルなものですが、何だか病みつきになってしまうんですよねぇ。
「蚵仔煎」を食べるならナビは個人的に寧夏夜市をオススメします。なぜなら蚵仔煎を売るお店の密度が高いから!それぞれのお店に固定ファンがいて、連日列に並んでの入店。ナビスタッフのオススメは民生西路沿いにある「賴鶏蛋蚵仔煎」、ナビ個人的には夜市中腹にある「圓環邊蚵仔煎」。同じ鉄板を長年使い続けているからか、ここの蚵仔煎についているちょっとしたお焦げがうまさを引きたてているんです。米糕も蛤仔湯も絶品ですよ~。
もうひとつのオススメは永和楽華夜市。新北市ですが、アクセスは簡単!MRTに乗り頂渓駅へ、駅から徒歩5~10分で到着します。ここの蚵仔煎を食べるためだけに、台北から足を運ぶという台北ッ子もいるほどの人気♪店員さんのサービスがそっけなくても、蚵仔煎のボリューム&うまさは★6つ!!蚵仔煎の下にある空心菜やほうれん草(季節によって変わります)の食感もたまりません。
賴鶏蛋蚵仔煎
|
|
圓環邊蚵仔煎
|
見た目からはどちらが好みかわからず・・・。やはり食べ歩きしか道はありません! |
②マストofマスト食べの小籠包
小籠包は元々上海料理ですが、台湾でも大人気!肉餡を薄い皮で包んで蒸すだけのシンプルなお料理ですが、シンプルだからこそ味の違いが如実に現れます。
ナビの個人的な意見ですが、台湾一有名なレストランである鼎泰豊はどのお料理を食べても外れなし♪台湾の街中には安い小籠包がたくさんあり、地元民には高いんだろ…なんて言われている鼎泰豊ですが、やっぱりその安心感は抜群です。カニミソ小籠包なら「杭州小籠湯包」、ヘチマ小籠包なら「盛園絲瓜湯包」というのがナビの好み♪同じ小籠包でもその種類によっても得意とするお店があるので、マイNO1小籠包探しの旅に出るのも楽しいかも!
③台湾人のソウルフード魯肉飯
魯肉飯
台湾の小吃と言えば魯肉飯!ナビ友(台湾人)の家庭に遊びに行くといつもお鍋の中に魯肉飯の煮汁が用意してあるほど、庶民から親しまれているお料理です。豚肉の細切れを醤油などで煮込んだものですが、その家庭、お店によって微妙に味が異なってくるのが面白い!また、魯肉飯に似た「肉燥飯」は魯肉飯ほど油っぽくないので、あっさりしているのが好みの方は肉燥飯の方が好きだと思います。そしてマイルドでさっぱりしたものが食べたい時は鶏肉を使った「鶏肉飯」もおすすめです。
ナビは近所にある屋台の魯肉飯がサイコーだと思いますが、ナビ友が強力プッシュをするのはMRT「中正紀念堂」駅近くの「金峰魯肉飯」。お店の前にはいつも行列。列もお持ち帰り用とお店で食べるための列があり、並び間違いにご注意を!ナビ友は「鼎邊銼」というスープを食べなきゃここに来た意味がないと言い切るほど鼎邊銼も大好き。具沢山でおいしいですよ。台湾には魯肉飯を提供するお店が山のようにありますので、お好みのお店を探し出してみてくださいね。
金峰魯肉飯
台北市羅斯福路一段10之1号
(02)2396-0808
④これぞ台湾的美食!な牛肉麺
毎年牛肉麺フェスティバルが行われるほど人気の牛肉麺。一口に牛肉麺と言っても清燉牛肉麺、紅燒牛肉麺などが有名ですが、トマト牛肉麺やベトナム式牛肉麺もあるなどバリエーションが豊富です。
台湾における牛肉麺の歴史は意外に浅いようで、外省人が伝えたといわれています。あっさり味の清燉牛肉麺は回族が多く住む蘭州の牛肉拉麺に起源が、紅燒牛肉麵は中国の老兵が成都の小碗紅湯牛肉を改良し、台湾の豆板醤などを使用して濃い目の味付けにしたものだと言われています。
ナビは辛いものが苦手なので、いつも清燉牛肉麺を注文しますが、地元民に人気はやっぱり紅燒牛肉麺。スーパーで売られている即席ラーメンも紅燒牛肉麺味が圧倒的に売れるそうです。
また、注意したいのが注文方法!ナビはいつも間違えそうになってしまいます。みなさんは下記を参考に好きなものを間違えないように注文してみてくださいね!
☆牛肉麺・・・やわらかく煮込まれた牛肉+スープ+麺
☆牛肉湯麺・・スープ+麺 (お肉は入っていません)
☆牛肉湯・・・やわらかく煮込まれた牛肉+スープ
☆牛筋麺・・・煮込まれた牛筋+スープ+麺
☆半筋半肉麺・やわらかく煮込まれた牛肉+牛筋+スープ+麺
この臭さがうまさ!臭豆腐を好きになって初めて台湾通?
日本には納豆やくさやがあるように台湾には臭豆腐が臭くておいしい食べ物として人気があります。夜市を歩いているとぷ~んと漂う独特のにおい。あんなにかわいらしい台湾女子も笑顔で食べる臭豆腐は一度絶品を食べるとどんな臭豆腐も食べられるようになるほどの魔力があるんだとか。
油で揚げて台湾キムチと一緒に食べるのがポピュラーですが、麻辣スープで鴨血と一緒に煮込む「麻辣臭豆腐」は辛いものが好きな方に試して欲しい一品です。屋台であのおぞましい臭いがしてきたらチャレンジ精神を発揮して一度食べてみてくださいね!初心者は油で揚げているものを選ぶといいでしょう。油で揚げると臭みが軽減されて食べやすくなっています!
日本人好みの味付けが嬉しい麺線
台湾そうめんとも言われる麺線は片栗粉を練って作られる麺をかつおベースのスープでいただくものです。具材は牡蠣やモツなど一般的。どのお店も酢、にんにくおろし、パクチーなどが用意されているので、自分好みのお味に調節できるのも嬉しいですね。主食というよりは小腹が空いた時におやつや夜食として食べたり、朝食として食べたりします。
寧夏夜市近くの「阿川蚵仔麺線」は台北ナビの食いしん坊番長周さんお気に入りのお店です。台湾男子がてきぱきと麺線を準備してくれる姿を見たくて通う女子も多いのは阿宗麺線。台湾の原宿とも言われる西門町だけでなく、今や東区にも支店を持つ人気店です。ナビは板橋にある油庫口の麺線が好みです。これを食べるためだけに板橋へ行ってみたり…。地元のお客さんと相席をしながらいただくとおいしさも↑↑↑。しかし日本語が通じないので指差しで注文した後、パクチーやおろしにんにくをトッピングするかどうかを伝えましょう。
パクチー&にんにくなし麺線!
●ミニ中国語講座●
「○○はいらない」=「不要○○」
「○○をもっと入れて」=「○○多一點」
☆☆パクチー=香菜、にんにく=大蒜、ねぎ=蔥☆☆
阿川蚵仔麺線
台北民生西路198之17号(雙連市場1F)
油庫口蚵仔麺線
新北市板橋区文化路一段188巷44号
(02)2257-644
ゴハンとしてもスイーツにもなる魅惑の米苔目
うどんのような食べ物と形容される米苔目は米粉とサツマイモ粉を練ったものをざるからところてんの要領で押し出して作られる麺です。うどんと比べて1本の長さは短いためスプーンで食べるのが一般的なんですよ。
米苔目の魅力は温かくしてゴハンとしていただくこともできれば、かき氷としても食べられるという点でしょう。ナビプラザ近くの「天津街米苔目」のカキ氷は格別だとナビは思います。温かい米苔目だったら台東の「榕樹下米苔目」がかなり高得点でした。ボリューム満点で安価!それなのに、つるっと食べられてやみつきになるおいしさです。台北だったらちょっと高いけど、ナビプラザから近いので行ってしまうが「高家荘」。米苔目はもちろん、紅燒肉がおいしくて取り合いになっちゃいます!米苔目のお店ではできればトッピングや副菜も一緒に食べるとおいしさもUPしますよ。
榕樹下米苔目
台東市安慶街26号(文化街と安慶街の交差点あたり)
(08)933-9759
高家荘
台北市林森北路279号
02-2567-8012
あなたはどの火鍋がお好き?
冬も近づいてくると食べたいのが火鍋。でも、台湾の方は真夏でも火鍋に行列を作ってしまうほど火鍋が大好き!
台湾の火鍋といえば2種類の味が楽しめる「鴛鴦鍋」を思い浮かべる方が多いですよね?でも台湾の火鍋文化はそれにはとどまらず、3種類の味が楽しめるベンツ鍋、エントツ状のお鍋、焼肉とお鍋が一緒に食べられるもの、おひとりさま用鍋など鍋の形だけでもこれだけの種類があるんです。スープも麻辣、酸菜、ジンギスカン、羊肉鍋などはポピュラーですが、トマト、チーズ、バジル、かぼちゃ、ラクサなどなどありとあらゆる種類が楽しめます。
また、夜中も営業しているところも多く、夜食として食べられているのにも驚きます。食いしん坊の方には食べ放題の火鍋屋さんがオススメ!台湾の友達に食べ放題屋さんの選び方を聞くと決まって、アイスクリームがおいしいかどうかを見るとの返事が!お鍋はおいしいに決まっているから、プラスαで楽しめるものを探すのが食への思い入れが強い台湾人らしいですよねぇ。地元の方が火鍋をお腹いっぱい食べた後にアイスクリームをい~っぱい食べている様子を見ていると、あぁ台湾だなぁと感じてしまいます。
ナビは個人的に高雄のレモングラス鍋が大好き!台北にもお店開いて欲しいよ~。
ひとり鍋
|
|
鼎型の鍋
|
|
韓国風鍋
|
何でもござれ~なラインナップ!他にも色んな鍋が台湾にはありますよ~ |
高カロリーでも気にしない!病み付きになっちゃうタピオカミルクティー
台湾の台中発祥のタピオカミルクティーはパールミルクティーとも言われていて、台北ナビでもタピオカミルクティー飲み比べを行っちゃうほど人気のドリンクですよね~。カロリーが思った以上に高く100ccあたり約80kcalなので飲みすぎには注意なんです。それでも狂ったように飲みたくなるのがタピオカミルクティーで、やっぱり台湾で飲むと安くておいしい。
タピオカミルクティーといっても紅茶の種類、ミルクの種類(牛乳、粉ミルクなど)、タピオカの大きさ・色などなどお店によって変わってきます。出てきたばかりの頃は粉ミルクを混ぜた時のミルクの泡がクリーミーでおいしいと人気でしたが、今では新鮮な牛乳で作るのもなかなかの人気ですよ!それらを踏まえて自分のお好みタピオカミルクティーを探してみてくださいね!
また、発祥店とされる春水堂は今や日本にも進出!連日人気となっているそうです。COMEBUYなどの台湾ドリンクチェーンも日本へ進出していて、日本でもますますタピオカミルクティー熱が高くなっちゃうかも?
飛輪海も推薦していますよ~
|
|
台北ナビでは飲み比べも開催してみました~
|
一年中かき氷を食べるのが台湾流♪
台湾フルーツの中でも群を抜いて人気の高い「マンゴー」。そんなマンゴーを気軽に食べられるのがかき氷ですよね?夏になるとナビもかき氷屋さんへ行く機会がぐ~んと増えます。
トロピカルフルーツを乗っけるかき氷ももちろんおいしいのですが、台湾では豆類をトッピングとして乗せるのもポピュラーで、かき氷の新たな魅力に触れられるので友達が遊びに来たら、ひとつはフルーツが乗ったかき氷、もうひとつは伝統的な八寶冰や剉冰も注文するようにしています。また氷の種類もシャリシャリ系の氷や綿のようにふわっふわの氷など色々あって奥深い!
ナビは個人的にシャリシャリ系黒糖のかき氷が好きなので、最近は「黒岩」がお気に入り♪名だたる有名店もおいしいけど、黒岩が良心的なお値段と抜群の黒蜜ソースでナビのハートをがっちりつかんでおります。
読者が気になる台湾の食べ物ってどんなもの?
ナビ編集部が選ぶMUST食べ十選は上記になりましたが、まだまだ台湾にはおいしいものがいっぱい!読者のみなさまはどんなものが気になるのかな?ということで「台湾に来たら必ず食べるものはなんですか?」という質問をしてみました。(トップページ右下にあるプレゼントページ応募時に回答していただいたものをまとめてみました。応募していただいた方のコメントは、編集部でひとつひとつ目を通しています!今後も是非応募してくださいね)
では書き出してみましょう♪
【屋台で食べられるよ編】
●大腸包小腸
大腸(もち米の腸詰)で小腸(台湾ソーセージ)を包んだもの。ライスホットドッグとも言われます。台湾ソーセージの甘さが好きな人はかなり好きだと思いますよ。しかし見た目以上におなかにずっしりきますし、生のニンニクがたっぷり入っているので匂いには覚悟してください♪
●鹽酥鶏(からあげ)&鶏排(フライドチキン)
夜が更けてくると食べたくなるのが鶏排!日本人からしたら、「えっ?真夜中にフライドチキン?」とびっくりしちゃいますが、ビールのお供にも合うし、夜食にもおいしいしで誘惑度が高いんです。手際良くあげて、各店の魅惑スパイスをふりかけたらOK。辛くもできますよ。