2月21日、ランタンフェスティバルの開幕式に行ってきました!花博会場が温かな光に包まれていました♪
こんにちは、台北ナビです。
台湾が一番盛り上がると言っても過言ではない小正月。
台北で楽しめるのはねぶたを小さくしたようなランタンが飾ってある台北ランタンフェスティバルです。台湾に来たばっかりのナビ!台湾のお正月を初体験してきました~!
今回出発したのはMRT「中山」駅。中山北路に沿ってきれいなイルミネーションが飾ってあります。
ナビが歩き始めたのは17時半過ぎくらいで、まだ空は明るくキラキラした感じはなかったのですが、もう少し暗くなるときらびやかな道が出来上がります。計画ではMRT「中山」駅から会場のある「圓山」駅まで歩こうと思っていたのですが、少し歩いて「雙連」駅から「民権西路」駅までMRTに乗って体力温存!
暗くなってイルミネーションにうっとり~
MRTの駅に貼ってあるポスターで位置確認!
会場付近のMRT駅にはランタンフェスティバルのポスターが貼ってあり、「民権西路」駅でも目立つところに掲示されていました。なぜナビ達が「民権西路」駅で下車したかというと、「幸福燈海」と名付けられたイルミネーションが「民権西路」駅からとってもキレイに見られると聞いていたからなんです。「幸福燈海」とは直訳すると「幸福な光の海」。どんな光が待っているのかなぁ・・・
「幸福燈海」は2つあり、先ほど述べた中山北路とMRT「民権西路」駅~MRT「圓山」駅の間の高架下にイルミネーションが飾られています。ナビ達は高架下を歩いて会場へ向かいました。
ちょっと歩くとこんな絵本の中のようなイルミネーションが!
道の脇にある木にも、イルミネーションがきれいに施されています。
「中山」駅付近とは違っていて、日本のクリスマスのような感じでとってもロマンチック。イルミネーションに囲まれていると、それだけでテンションが上がってきちゃうんですよね!子供たちもおおはしゃぎでした~。
ナビの大好きな三太子達もたくさんいました♪
会場に着くとすでにたくさんの人が来場していました。
小学生や中学生のかわいらしい作品から、プロの見ごたえある作品までさまざまなランタンが並んでいます。ナビ達が到着した18時半ごろはまだランタンが灯っていなかったので、「爭艶館」の中へ入ってみました。
最初に目にしたのが、昔の印刷技術体験。文字が掘ってある鉄の上に紙を置いて鉛筆でこすると、文字が浮き上がってきます。これを裏から見るとちゃんとした文字になっているんですね。結構力を入れてこすらないと文字が見えないので大変でした。
豪華~!
お次は台北で有名な恋愛の神様のもとへ。月下老人がお出迎えしてくださっています。
お寺の様子ですが、お供え物や神様のまとっているものなど、日本と違ってかなり華やかですね!実際、地元の方は熱心にお参りをしていたので、ナビもしっかりお祈りしておきました。
ナビも大好きなお菓子メーカーの「旺旺」や有名な魯肉飯のお店、台北地下街などなど。写真撮影にぴったり♪
ナビは魯肉飯の巨大食品サンプルがとってもツボでした。
台北ナビでも紹介している維格餅家や
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MERU、
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ヒゲ張魯肉飯も登場!
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もっと奥へ行くと、企業スペースがありました。 |
絵馬を書くことのできるコーナーがあったので、さっそく円満祈願してきちゃいました!
イラストがかわいくて癒されます。月下老人に円満祈願の絵馬に…台北の人って、恋愛祈願が好きなのかな?
馬総統や郝台北市市長など、ビッグな来賓の方がいらっしゃっていました!台北がこのランタンフェスティバルにかける情熱が伝わってきますね。メインランタンの点灯の瞬間を見るために非常に多くの人が集まっていましたよ。
「5・4・3・2・1!!」
さて、映像と照明ともに、メインランタンに光が灯りました!カラフルでなんともかわいらしい容貌です。
写真だとわかりづらいですが、このランタンはペットボトルでできているとか。かなり遠くからでもよく見えるので、相当な時間をかけて作ったのであろうことが想像できます。
美術公園地景ランタンエリアでランタンを見て回ります
ナビお気に入りの1枚♪
最初にお目見えしたのはこちら。
ランタンが水に反射していてとてもきれいです!ただ飾ってあるだけではなくて、飾り方も考えているのでしょうか?素敵な演出です。
周りには蘭嶼の原住民たち。顔が見えなくて少し怖いですね~。
映画に出てくる、どこか違う国の山奥に住む部族のようです。台湾の原住民はこのようなイメージはなかったので驚きでした。
他にも原住民をテーマとしたランタンは数多く見られて、ひとつひとつにストーリーがあるのがすごくいいなと思いました。
台湾の人が台湾の歴史や伝統を大事にしているようで、幸せな気分になりました。私は原住民について全く知らなかったのですが、少し勉強してからのほうが絶対楽しめます(まったくの無知だとただのランタンでも、知識があると物語がみえてきて、大きな絵本を読んでいるかのよう!)。皆さんもこういう機会に、台湾の原住民について調べてみてはいかがでしょうか。
小学生~高校生の作品には、台湾の名所やキャラクターものがい~っぱい!
ちなみに台湾でのびたの名字は「葉」
ナビが気に入ったのは、のび太くん!点数の悪いテストをもって、私たちにニコニコ笑いかけています。
なんともいえないかわいらしさです。ドラえもんは台湾のお菓子やパンのパッケージなどでもよく見かけるので特に人気があるみたいですね。これ以外にもキャラクターものは、ディズニーやスポンジボブなどがありました。動物のランタンもそうなのですが、忠実に再現したものや、アレンジを加えたものなど、個性が見られておもしろかったです!
蛇年ということで、蛇のランタンもたくさんありましたよ。
小学生が作った蛇が意外にもうまくてびっくり。蛇って変幻自在にいろいろと工夫できるのでいいですよね。
プロの作品はやはりさすが!
プロの作品は、さすが細かい部分までこだわって作ってあり、圧巻です。
立体的で、きれいで、あたたかみがあって、ランタンは他の芸術と異なるよさがありますね~。
ランタンではないのですが、切り絵にも注目です。切り絵で建物を覆っているのですが、その細かさにため息が出そうです。
故事台北ランタンエリアで台北について知ろう!
こちらは故事台北ランタンエリア。台北の昔の様子を垣間見ることができます。月下老人はやはり人気のようですね!
台北に来て先日初めて存在を知ったのですが、すっかりおなじみになってしまいました。右の写真は結婚式の様子です。とってもかわいらしいですよね~。
ランタンフェスティバルは、MRT「圓山」駅からすぐでした!
入場無料で、子供から大人まで、家族でも恋人同士でも友達とでも楽しめると思います。
とても広いので、全部隅々まで見るというよりかは、ゆっくりと雰囲気を楽しむのがおすすめです。キラキラしたものとは無縁だわ!という方も、中心部に来た帰りなどにぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう?日々の忙しさを忘れられそうですよ♪
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-03-01