空が青い!海は蒼い!緑がきれいですがすがしい!心底からリフレッシュできます!
こんにちは、台北ナビです。
皆さんは、「台湾好行」バスをご存知ですか?高鉄や台鉄の主要駅から発着し観光地を巡るバスのことです。
台湾は九州ほどの大きさながら、都市以外の観光地への接続はかなり不便。台北市内や台中、高雄などの市内ならMRTや高鉄(新幹線)で、日本並みに時間をうまく節約し多くの場所を回ることができますが、本当に興味深い、面白いところ(→人にもよりますが)は、実は交通の便が不便な山奥にあったりするもの。そんなところまで行くのに以前は自家用車などでしか行けなかったところが、ここ数年改善を繰り返しつつ、便利になってきた「台湾好行」バスが、かなり近くまで運んでくれるようになりました。
「台湾好行」を上手に利用して、台湾の秘境地に近づいちゃいましょう!
「東部海岸線」とは?
今回ナビは、その中でも景色が一番美しい台湾東部の海岸線の見どころに沿って走る「東部海岸線」に乗ってきました!
この路線は、起点から終点まで約2時間という「台湾好行」の中でも、かなり長いコース。見どころもたくさんあるので、1日かけて回りたいものです。以下は、バスの停留所です。
旅服中心 ⇔ 公教會館 ⇔ 傳廣更生 ⇔ 中興傳廣 ⇔ 台東糖廠 ⇔ 台東航空站 ⇔ 娜路彎大酒店 ⇔ 台東火車站 ⇔ 森林公園 ⇔ 富岡橋 ⇔ 富岡港口 ⇔ 小野柳 ⇔ 加路蘭 ⇔ 杉原 ⇔ 富山漁業區 ⇔ 水往上流 ⇔ 都蘭糖廠 ⇔ 金樽 ⇔ 東河包子 ⇔ 東河橋北 ⇔ 阿美民俗中心 ⇔ 小丑魚主題館 ⇔ 東海岸ホリディインホテル ⇔ 三仙台遊憩區
台東駅は、ここから乗ります!
中でもぜひ停まってゆっくり楽しみたいのは、
富岡港口、小野柳、都蘭糖廠、阿美民俗中心、三仙台遊憩區ってとこでしょうか。バスの便数は1日6本(変更あり)。
自分なりのスケジュールを組んでください。「縱谷鹿野線」という山線と「東部海岸線」の海線の両方に乗るのもいいかもしれません。
切符の購入場所は、車に乗った時に買うことができます。万が一「台湾好行」に乗れなかった場合は、一般の客運バスも走っているので、時間をうまく合わせながら、両方を使いこなすのもいいかもしれません。
連絡先: 東部海岸国家風景地区管理所(089)-841520 無料 (089)-841520
東部海岸国家風景地区管理所お客様コールセンター専用回線 0800-009282 無料 0800-009282
鼎東客運海線ご案内サービス専用回線:(089)333-443 無料 (089)333-443
ナビが行ったところや見どころをご紹介
ナビが行ったところや見どころをご紹介今回ナビは11:52「台東」駅発の「台湾好行」バスに乗りました。台鉄「台東」駅の乗り場は、駅前出口より出て右へ。50メートルほどでバス乗り場があり、そこから乗車します。バスは20人乗りで、新しくてきれい!平日でしたが、12人ほどが乗り込みました。
バスは20人乗り!
車内は新しいから清潔だし、快適
旅服中心(インフォメーションセンター)⇔ 公教會館 ⇔ 傳廣更生 ⇔ 中興傳廣 ⇔ 台東糖廠
台東の陸の窓口なので、ここから上下車する人は多いです。
台東航空站 ⇔ 娜路彎大酒店 ⇔ 台東火車站 (台東駅)
こちらにもナルワンホテルの紹介があります↓
森林公園 ⇔
森林公園の面積は広大で、「黑森林」の別名を持つほど。公園内には、自転車道があるので、涼亭で休みながら、ゆっくりと回ることができます。原住民の文化と藝術を紹介する原住民文化會館も併設しているので、興味のある方はどうぞ。
富岡橋 ⇔ 富岡港口 ⇔
富岡漁港の地形は独特で、黒潮が豊かな水産物をもたらします。ここで水揚げされる魚には、カジキ、マグロ、フカヒレ、ハタ、カツオ、ロブスターなど商品価値の高い魚介類が多く、名物のアカムツはこの地域特有の魚類。また、緑島と蘭嶼島へ向けて船に乗る場合の港もこちらです。
小野柳 ⇔
東海岸風景区の最南端が、この海域。豆腐岩、茸状岩、蜂の巣岩、亀陣岩、單斜脊地形などの各種奇妙な岩は、まるで海岸近くの大型自然彫刻テーマパーク。特徴的な海岸侵食の景観は、北海岸の《野柳》にそっくりなことから、《小野柳》の名がついたそう。
加路蘭 ⇔小野柳を北に向かって歩くとあります。地元の芸術家が漂流木をうまく活用して造った大型芸術作品があり、大自然の美しい風景と見事に結合しています。
ちなみに東部の海はお天気が良ければ、こうなるはず↓
加路蘭の紹介はここにもあります↓
杉原⇔富山漁業區⇔水往上流⇔
都蘭糖廠⇔
都蘭糖廠は、1937年の日本統治時代にサトウキビ工場として設立され、東海岸のサトウキビはここに集結しました。1962年台湾新竹の黄氏によって、紅砂糖の工場として生まれ変わりましたが、1991年閉工。2002年以降は、芸術家たちが創作に使うアートスタジオになっています。
金樽⇔
こちらは、トイレ休憩に停まる風光明媚な場所。
景色もなかなかのものです。
日本語メニューもあり!
東河包子⇔
創業40年以上を誇る東河包子店,上質の材料と独自の技術で、特にジューシーな肉まんは好評。ナビも1個(18元)買って食べてみました。
住所:台東県東河鄉南東河15鄰420号 営業時間:6:00~18:00
東河橋北⇔
東河橋風景區位處連接成功鎮と東河郷の間にある馬武窟溪は、海へ流れ出る川水と海水が交わるところ。この日は数日の雨で、川からの水は泥色。
橋はこちら、背景の山もきれい
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反対側は海で、泥色の川が青い海に流れ込んでいます
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東河の景色は、絶景なんです↓
阿美民俗中心(センター)⇔
阿美族民俗中心では、東海岸国家風景区管理処も併設し、東部の自然などを紹介しています。敷地内は広く、週末や夏休みはアミ族のショーなどが見られます。戸外のパフォーマンス広場は約2000人が収容できるほどの広さ。1995年11月に完成した主要な建築の祭屋と家屋は、日本の民俗学者である千岩助太郎氏が、1943年に花蓮県光復郷で調査したときのデッサン画がもとになっています。花蓮県太巴塱社の祭司が住む家屋をモデルにし、アミ族独特の居住文化がよくわかります。建築以外に、部落文物展、手工芸品、特産物、美食などの展示や販売もしています。
小丑魚主題館⇔
東海岸ホリディインホテル⇔
ホテルがあるところは、成功漁港はまたの名を新港漁港といい、東海岸では、最も重要で、最大的漁港。
カジキ釣りが有名。
成功の港も面白い!ここにも紹介記事があります↓
三仙台遊憩區
三仙台は、小島と珊瑚礁海岸から形成されています。島には奇石が分布していて、3つの巨大な岩石が有名。伝説によると、呂洞賓、李鐵拐、何仙姑ら仙人たちがかつて島に上陸したことがあるとか。
~感想~
ナビはこの日、台東駅から一気に三仙台へ着きました。13:45着。15:40に台東の空港で待ち合わせがあったため、折り返しの14:00に乗り込みました。ドライバーさんは、1回往復するだけかい?もったいないって。駅から同乗のシンガポールや中国から来た数人の人たちは、途中都蘭糖廠で下り、帰りは小野柳に寄って、富港でシーフードを食べて(富岡港口と小野柳の間は、徒歩数分)、街中の水果街のホテルへ戻るんだと言っていました。行かれる方は、ほんとに1日たっぷりとっておいた方がいいですね。また、ドライバーさんは、ガイドではありませんが、お客さんが聞けばいろいろ教えてくれます。「東河包子」でもちょっと買って食べたいの、と車中の女の子が言ったので停まってくれて、ナビも便乗して買うことができました。隣の東河橋もドライバーさんが写真を撮るなら停まろうかと言って停まってくれたのです(→ドライバーさんによりますので、あしからず)。東河包子と東河橋北の間は、徒歩数分。
また、乗車の時は、○○までとドライバーさんに告げること。車中ではお客さんが何も聞かなければ、車はただ走っているだけです。勇気を出して、写真を撮るだけなので、○○でちょっと停まってもらってもいいですか?と聞いてみるのもあり。が、時間きっちりで動いてるので、ほんの数分だけになるとは思いますが…。お天気が良ければ最高の路線です!
出発前に、台湾好行WEBサイトと時刻表チェックは必須です!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-06-28