台北の夜市11選大特集Part1（①饒河街、②臨江街(通化街)、③公館、④師大）

ところどころに、100％果汁のジュースを売っている屋台に出会います。「現打」というのは「その場でジュースにしますよー」という意味。スイカ、オレンジ、キウイ、メロンなど様々です。

昔ながらの麺線(そうめんのように細い麺)を出す「百年老店」の看板を出すこのお店は、60年以上の老舗。殺風景な店内ですが、夜遅くまでお客さんが途切れません。やわらかく煮込んだ麺にトロトロスープ、具はモツ、カキ、香菜などが入っています。

夜市通りの中央あたりの名物エステ店。初めて見た人は「みんな顔を真っ白にして何をやっているの？」と思うかも。こちらは挽面＝細い糸をからめて顔の産毛を抜く伝統エステです。産毛がなくなるとお肌ツルツル。お化粧のノリもアップです。産毛を抜く刺激で血行も良くなるとのことで台湾では昔から根強い人気のようです。こちら男性の先生もいました。糸の先端を口にくわえて固定するので、施術中の小姐は穴あきマスクを着用しています。

挽面にならんで台湾のおばさま方に人気なのがほくろ取り！！台湾では人相学的に、よいほくろと悪いほくろがあって、悪いほくろは取ったほうが運が開けるといわれています。今はレーザー除去法もありますが、夜市では薬品を使って取る昔ながらの方法です。何だか怖いこのほくろ図が目印です。

記念撮影にニッコリ答えてくれる、これが台湾のホスピタリティなんだよなぁ。と今晩もまた、夜市に癒されてしまったナビでした！

饒河街夜市には洋服を売る屋台もたっぷり。デザインも斬新なものから普通にかわいい服までいろいろ。さすが服の問屋街近くだけあって、流行を意識した服が並びます。そして何といっても値段が安い。値段交渉も可。

電球に照らされてキラキラと光を放っているのは、ピアス、ネックレスなどの装飾品。品物は金、銀メッキものから純銀925シルバーまでいろいろです。ピアスは50元～と日本よりかなり安い印象。

みるからに美味しそうな肉まんのお店に遭遇。高麗菜(キャベツ)、韮菜(ニラ)、葱肉の3種類。とてもおいしそうなのでゲット！餡もたっぷり、皮もしっとりで、けっこうアタリでした。

食べ物屋台は通りの中央に集中。お客さんの数もすごいものです。

これは、台湾でしか食べられない食べ物か？プチトマトに、梅のシロップ漬けが挟まっています。甘酸っぱい口当たりで、けっこう夜市にはおかれているアイテムです。

お好み焼き？!というような日本食もどきの店を見て「台湾では、こんなふうに改良されているのか」などと比較するのも面白いものです。

「臭豆腐」は揚げたの、煮たのと2種類あり、台湾人の好物で、匂いほどに味は強烈、というわけではありません。

松山駅寄り入口の「福州世祖胡椒餅」の店は行列ができる有名店。たたいた豚肉に秘伝のスパイス数種類と胡椒をきかせ、大量のネギと一緒に皮で包み焼きします。釜に貼り付け15分ほど焼いてできあがり。中の肉汁があつあつ、ヤケドをしないように！

ハンプスやヒールの店も多いのです。

台湾の原住民模様の小物たちがそろったお店もあったりします。

チャイナ生地のものも、よくよく歩いていると見つかります。

ポーチやちょっとした小物は、手頃な値段で売っているので、ついあれこれ買いたくなってしまいますね

手作り系のオリジナルキャラクターなどもありますが、もちろん、どうみても「パクリ」系のキャラクターグッズもたっぷりです。

チャイナチックな携帯ストラップもいろんな種類があるので、まとめ買いしてみては？

こちらは、面白グッズとしてゲットか？蒸籠入りの餃子キーホルダー、レンゲもついている麺のドンブリは、リアルなミニチュア商品。

口元にもオシャレを。バイク社会の台湾は、マスク消費市場も大きいので、種類も様々。安いものなので、ばらまき土産に。

おシャレな帽子もよさそうですよね。

中国語のロゴが書き込まれたTシャツ、これぞ台湾オリジナル。漢字の意味がわからない場合は、お店の人に聞いてみよう！　

お酒のビンのような形をしたこれは、折り畳み傘。キャップの部分が、実は傘の柄の部分になるのです。

最近、増えてきたデザインサンダル。その中でも「台湾ビール」柄はまさにローカルな味を醸し出しています。

LEGOブロック風のカレンダー。こうしたアイデアグッズもゲリラ的に出ています。

漢字のネーム入りキーホルダー。自分の名前にある漢字を見つけてみよう！

「阿金麺線」は、臭豆腐店の数軒隣り。ネギ油とたっぷりのニンニクをきかせ、15年以上続く人気店。トッピングは、大粒のカキと大腸からチョイス可。小碗でもたっぷり。席はほんの5席ほど。

なんと30年続く老舗の「北港豆花店」。シロップやトッピングなど、すべて手作りなのが人気の秘密。名物のはとむぎ豆花（25元～）はアッサリとしていて喉ごしもスッキリ。営業は夕方4時から深夜1時まで。 手作りらしい、甘さ控えめなのがウリ。

こちらも名店の「生煎包」。見た目小さく、小籠包の様ですが、蒸し焼きにしているのがポイント。野菜たっぷりでホクホク。ピーク時は整理券制になってます。

臭豆腐の店「一吃獨秀」。ココの揚げ臭豆腐（40元）は、なんと緑色！天然草が入っているので、お肌にもバッチリ効果的。しかも、常に新鮮な油を使用し、独自の調理法で揚げているので、まったく脂っこくないです。