MRT「東門」駅・永康街大特集（MAP付き・食編）

「食」（小籠包）　

鼎泰豊(本店)　
台湾の飲食業界をリード！小籠包を世界に知らしめたパイオニア的老舗！
2人で行った場合、小籠包は必須メニュー。後はスープを1つ、チャーハンなどご飯類がどうしても必要だという方は1つ、セイロ系では小籠包の他に蒸餃（シューマイ）類の中から1つ、そしてアン入りの豆沙小包をデザートに。2人ならこれで充分。追加で注文しても、すぐに持ってきてくれます。小籠包（10個/190元）の食べ方ですが、お箸で上の部分を抓みながられんげを使用し、しょうがの千切りを少しのせて食べましょう。肉汁が飛び出す場合もあるので要注意です。とっても熱いので火傷しないでください。冷めると硬くなってしまうので早めに食べるべし！アチアチ肉汁がぎゅっと詰まった小籠包の美味しさに絶句。醤油と酢をお好みに合わせて、千切りしょうがの入った小皿に注ぎましょう。この小籠包、皮は5g、アンは16g、合計で1個21gの小籠包に仕上げるため、職人の横には常に量りが置いてあります。肉を入れて量って21g、OK！となったら包みますが、こんな小さな小籠包に均等な細い折り目が必ず18枚！「鼎泰豊」が他の店を抜いて、王者の地位にある証拠ですね。
住所：台北市信義路二段194号　電話：(02)2321-8927、(02)2321-8928　営業時間：10:00～21:00（月～金）土日、祝日は、9:00～21:00（本店）　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：可　日本語メニューあり　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩2分。信義路二段沿いにあり、永康街の角から2軒目。 

好公道
公館と永康街という、学生街にお店を2店持つ庶民的な小籠包店
自家製の皮と肉のアンにはなみなみならぬこだわりようの小籠包、そのこだわりが多くの人の心を引きつける要因。この店では、豚肉だけを使うのが上海式、さっぱりと食べられます。サイドメニューも品数豊富。まずは「排骨麺」！胡椒の香りがきいていて麺はシコシコ。「蝦仁粥」は塩味が利いていて、あっさり味なので飲茶を食べた後にはピッタリ。「蓮子銀耳」もおすすめ。蓮の実は2時間、白キクラゲは30時間も煮たという手間のかかる一品。
住所：台北市永康街28-1号　電話：(02)2341-6980　営業時間：9:00～21:00　休業日：月曜日　カード：不可　日本語：不可　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩5分。金山南路から金華街へ入って、永康街を左折して直進すると左側。 

小隱私廚・大隱酒食　James Kitchen
素材の味を大切にした、Jamesさんのアットホームな家庭料理の店
Jamesさんは、若い頃世界各地を回り、アメリカではカリフォルニアで15年間にわたりレストラン経営をしていました。中国語がだめなら、オーナーは英語もOKなので、心配ありません。でも、どの料理が出ても、オーナーの自信作ばかりなので、だいたいハズれることはなさそうです。あなたが台湾初心者でも、台湾生活が長くても、きっとこの煮込みの味には満足するでしょう。特に疲れているあなた、食べているうちにほっとしているかもしれません。
住所：(大隱酒食)台北市大安区永康街65号、(小隱私廚)永康街42-5号　電話：(大)(02)2343-2275、(小)(02)2343-5355　営業時間：17:00～24:00　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：少し　日本語メニューあり　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩6分。永康街と金華街の交差点にある公園の向かい側とその先。

喫飯食堂
口コミで人気爆発の台湾料理レストラン♪地元民も外国人も大勢います
このお店のモットーは、「油、塩、砂糖の使用を極力控え、素材の味を引き出し、台湾の家庭料理を再現し、健康を追及する」こと。味付けは実に和食に近いところがあります。見た目も「精彩！(すばらしい！）」ならば、味も「完美(完璧）!」でした。盛付けも味のうちというように、出してくれた料理の肉の照り感といい、色あわせのよさ、全てが五感を刺激し、食べる前から唾液はもう太平洋。多くの料理は、入口近くの調理カウンターでも確認することができます。
住所：台北市大安区永康街8巷5号　電話：(02）2322-2632　営業時間：11:30～14:00 17:00～21:30　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：英語OK　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩2分。永康公園手前、右手の角を曲がるとすぐ右側。 

永康牛肉麺館
とろける牛肉がゴロリと入ってて太っ腹！！30年以上愛され続けているお店
紅焼牛肉麺は、表面にラー油がドカンとかかった辛口牛肉麺。牛筋もたっぷりドサドサと入っているのが特徴。辛いのはちょっとという方は、清燉牛肉麺をどうぞ。牛肉の濃厚だしはそのままに、あっさりと飲めるスープです。「永康牛肉麺館」では、牛肉は醤油を使わず赤砂糖・生姜・油で揚げ、ネギ・塩・辛い豆板醤、牛骨スープで24時間煮込み続けています。食べて納得！その牛肉は、筋のある部分なのに、口に入れたとたんにとろける様な食感です。
住所：台北市金山南路二段31巷17号　電話：(02)2351-1051　営業時間：11:00～21:30　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：不可　行き方：ＭＲＴ東門3番出口より徒歩1分。金華小学校前。

（エスニック）

誠記越南麺食館
人気のベトナム料理店は立地、味ともに申し分なし。60以上のメニュー数！
甘蔗蝦は、サトウキビで作った串にエビのすり身をつけて揚げたもの。クセがなくて、誰でもおいしく食べられます。自家製ソースには唐辛子とちょっぴりニョクマムが入ってて、辛い物好きの人・ベトナム風味を求める人にはぴったり。串のサトウキビもかじってみると、ほんのり甘～い。スープなしの麺乾拌米粉豬肉もうまい！牛肉バージョンも。欧米系のお客さんに特に人気のメニューだそうです。レモンの酸味と九層塔の香りがさわやかな異国の味わい！
住所：台北市永康街6巷6号、永康街6巷1号　電話：(02)2322-2765　営業時間：11:30～23:00　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：少し　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩3分。永康公園手前路地を右側に入った左手に旧店舗、路地を挟んで新館があります。

（オーガニック）

 回留
オーガニック食材にこだわった、知る人ぞ知る茶芸館
公園のそばに優雅にたたずむその姿は､存在感バツグン｡コンクリートの打ちっぱなしの壁と木枠の大きな窓､入り口のテラスにセンスよく置かれた木のテーブルと椅子、まさにアートな茶芸館！陶芸家でもあるオーナーEvan Showさんの陶器もたくさん飾られ、一見おしゃれなカフェ風ですが、中に入ってみるとそこはまさに茶芸館。何時間でもくつろげる居心地のいい空間です。回留は､一貫したナチュラル志向で、オーガニックにこだわっているのです｡
住所：台北市永康街31巷9号　電話：(02)2392-6707　営業時間：11:30～22:00　休業日：不定期　カード：可　日本語：少し　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩4分。永康公園の一番奥（金華街近く）に面しています｡

（スイーツ）

思慕昔　 Smoothie House
ハッピーになれるかき氷とヘルシースムージー！新感覚なのに台湾らしい！
人気メニューのフレッシュフルーツミックス雪花氷をいただきました。その名の通り新鮮なフルーツがた～っぷり。マンゴーとストロベリーのどちらかのフレーバーの氷の上に、惜しみなくフルーツ、ソース、アイスクリームが盛られボリューム満点。出てきた瞬間思わず「わぁ～」とため息がでてしまいました。カラフルな見た目は見ていてもうっとり幸せな気分になれます！いただくとアイスクリームとフルーツソース、練乳の甘さがお口に広がります。
住所：台北市永康街9号・15号　電話：(02)2395-8770　営業時間：7：30～22:00　（スムージー・かき氷は8:30～）　休業日：年中無休　カード：不可　日本語：英語OK　日本語メニューあり　行き方：ＭＲＴ東門5番出口より徒歩2分。信義路二段から永康街に入ってすぐの左側。 

政江号
台湾最古の麺と言われる鶏絲麺を食べた後は、カラフルな八寶冰で大満足！
スイーツと麺とテンプラが看板メニューというお店。確かにくるお客さんは麺を食べている人もあり、甘味を試してる人も。それだからか、いつ行ってもお客さんがいて、お腹の空き具合で何でも食べられます。「鶏絲麺」はさっぱりして、おいしい！台湾で一番古い麺で、日本人にも懐かしく思えるような味。八宝冰は他では見ないほどのカラフルかき氷！どの具材もしっかり主張しています。自家製の甘酒風味の湯圓は冬場の定番スイーツ、これもおすすめ！
住所：台北市金山南路二段109号　電話：(02)2395-2109　営業時間：11:00～20:00　休業日：日曜日　カード：不可　日本語：不可　行き方：ＭＲＴ東門3番出口より徒歩7分。愛国東路と金華街の中間付近の金山南路二段沿いにあります。 

（カフェ）

秋恵文庫　台湾歴史文物館
台湾の文物集めに火がついたオーナーの集大成がこちらのカフェです
オーナーの林さんは昭和55年、長野県の松本歯科大学へと留学。その後同大学の助教授として長らく教壇に立たれていました。しかし、林さんの人生に大きく影響を与えたのは東京での生活でした。勉学の傍ら、キャンパスから徒歩圏内の神保町で古書店めぐりをしているうちに、「古いもの」の魅力にとりつかれてしまったのです。林さんが骨董を集めるようになったきっかけは、ある外国人の友人から、せっかく台湾に来たんだから台湾のものが見たいと言われたこと。故宮にあるものは中国から運んで来たものばかり。台湾独自のものを見られる場所がないことに気付いたのです。その気持ちは教職を退いて、1990年代後半に台湾へ戻って来てから爆発しました。診療のかたわらで骨董を集め始めたところ、2，3年でかなりの量が集まりました。林さんは外国人に台湾のことを知ってほしいという思いのほかに、「今の台湾の若者は自分の国の歴史を知らない。日本統治時代があり、国民党の時代があり、それが今の台湾を形作っている。ぜひとも台湾の歴史の変遷を知ってほしい」という願いも込めています。
住所：台北市信義路二段178号3F　電話：（02）2351-5723　営業時間：11:00～21:00　休業日：月曜日　カード：不可　日本語：不可　行き方：ＭＲＴ東門5番出口から徒歩1分。永康街と麗水街の交差点そば