「どうやって包んでいるんだろう?」という疑問から、ナビは粽包みにチャレンジ、レシピをゲットしてきました!
こんにちは!台北ナビです。
今年 ( 2006 年 ) は 5 月 31 日が端午節ということで、街角のコンビニやホテルでは「粽の予約始めました」の文字がおどっています。日本の端午の節句でも食べる「ちまき」ですが、日本と違って中華粽は具沢山の「おこわ」に少し似てこれひとつで一食になってしまうくらい!ということで、何でもやってみたがりのナビは「どうやって包んでいるんだろう?」ということで粽包みにチャレンジしてきました!
キッチンから愛をこめて!粽教室にお邪魔しました
どうせだから自分で作ってみよう!ということで、以前ナビでもご紹介した「ZO PLAZAお料理教室」にお邪魔してまいりました。
本日の粽は南部粽(ナビの事前情報と違いました!ごめんなさい!!)。生米と味付けした具を包み茹でるタイプ(北部はご飯を先に炒めて、包んだら蒸します)
具は豚の角煮、しいたけ、揚げエシャロット+干海老、鹽卵の黄身。ご飯はもち米にピーナッツを混ぜたもの。
(3) 鹽卵は黄身だけとり、半分にきります。(糸で切るときれいに切れるらしいです)
(4) お米は洗って水をしっかり切り、ピーナッツと豚の煮汁を入れて混ぜます。
(煮汁は混ぜ終わったら余計な水分は捨てましょう。)
(5) 豚肉は葱、煮汁は捨ててお肉だけを使います。
(6) 具を冷まします(急いでいる時は熱いままでも良いですが、
冷ましてから包んだ方が美味しくいただけます)
これで下ごしらえ終了!!
材料は基本的に目分量です。また、好みによって具は変えてもいいようです。
難関の粽包み!ポイントはお米多め!!
次は粽作りの一番の難関。「包む」です。
(4) 粽を回転させるようにして葉っぱで包み込みます。
(6) 出来上がった粽をお水がぐつぐつと煮えたぎる鍋に入れて約一時間煮込みます(茹ですぎが心配な方はちょっと前からチェックしても良いかも。)このとき、たこ糸を鍋の外に出しておくようにしましょう。
※ 3、4、5の過程ではギュッと締め付けるような感じにしておくと仕上がりがモチモチに
なるそうです
※ たこ糸は片方の先端を結んでおきましょう
あとは茹で上がるのを待つだけ♪の間にもう一品!
さて、待っている一時間の間にもう一品。たけのことリブのスープです。
(1) 先にちょっとご飯を入れて、具を詰め、最後にぎっしりお米を詰めます
(2) 次に筍を生のままささがきの要領で(でももっと大雑把)なべに落としていきます。
台湾の筍は日本のものよりも柔らかく、アクが少ないので日本で作るのであればアク抜きが必要かもしれません
楽しくて美味しい出来上がりです♪
じゃん♪
出来上がりはこんな感じ。(台湾では沢山作ってご近所親戚におすそ分けするのがスタンダードみたいです。)竹の葉を開く瞬間にふわっと竹の香りがしてこれは期待できそうでう。お味は、モチモチで美味しい!!北部粽がお米を炒めて蒸すのに比べて南部粽は茹でるので若干あっさりしています。味付けもシンプルで薄味。お好みによって醤油や甜辣醤をつけて食べてもOK!とのこと。
粽が食べられる有名店は??
自分で作るのは面倒!というあなたは街角の粽やさんはいかがでしょう?
ナビのおすすめする有名店はこちらです!
九如 …コンビニで予約販売されるほどの有名店。こちらも南部粽です
王記府城肉粽 …あっさり味の自家製とろみソースがたまりません
永康街高記… 台湾ではちょっぴり変り種、蓮の葉で巻いた粽です。その他にもスタバでも季節限定デザート粽など各所で粽をみかけます。
日本の粽、香港粽とはまた違った素朴で優しい台湾粽、ぜひお試しください!
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2008-07-11