ヒンヤリ、サッパリの愛玉を日本のお家でも楽しもう!色々なトッピングを考えるのも楽しいですよ~。
こんにちは、台北ナビです。毎日暑いですね~。台湾で、暑くなってくると食べたくなるものと言えば、「パールミルクティ(珍珠奶茶)」、「パパイヤミルク(木瓜牛乳)」、「マンゴーカキ氷(芒果冰)」などのひんやり冷たいスイーツ! ただ冷たいだけでなく、ビタミンなどの栄養もたっぷりなのが、暑くて長い夏を元気にのりきるための知恵なんですねー。
そんな冷たいスイーツの中でも、ナビのお気に入りは「愛玉」。台湾では夜市や街角の屋台で気軽に買うことができるレモンゼリーみたいなスイーツです。日本でも「オーギョーチィ」の名前で親しまれていますよね。
この愛玉、「愛玉のタネ」なるものを手に入れさえすれば、けっこう簡単に作ることができる、という未確認情報を得て、果敢に愛玉作りにチャレンジです!
愛玉とはなんぞや?
この愛玉、「愛玉のタネ」なるものを手に入れさえすれば、けっこう簡単に作ることができる、という未確認情報を得て、果敢に愛玉作りにチャレンジです!
迪化街ではこのイガイガの状態のものと、ほぐしてタネだけをとったものの両方が売られています。愛玉作り初挑戦のナビは、既にほぐされている方を購入。タネを購入したら、愛玉作りの時に必要な「布袋」も付けてくれました。
愛玉作りにチャレンジです!
愛玉のタネを購入したお店の方に聞いた通りのやり方で作ってみました。
◆ 材 料 ◆・愛玉のタネ 20g
・水(常温、一度沸騰させたもの) 1,200cc
(愛玉のタネ10gに対し600CC)
・レモン
・市販のドリンク(パッションフルーツなど数種類、お好みで)
・レモン果汁液
・蜂蜜
◆ 道 具 ◆・布袋(できるだけ目の細かいもの)
・大きめのボール
こんなモミガラみたいなものが、
本当にゼリー状になるかしら?
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お水をたっぷり用意しました。
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布袋の中に愛玉のタネを入れ、口をしばります。
ボウルに水を入れ、その中に愛玉の入った袋を2~3分浸して、その後はひたすら水の中で愛玉の袋をもみもみもみもみ。
揉み続けていると、水が少しずつとろんとしてきます。愛玉の袋からエキスが染み出てくるのが感じられます。愛玉の袋がどんどん重くなってきて、揉みだすのにけっこう力が必要になってきます。そのまま10~15分ほど揉み続けると、水が黄色っぽくとろみが増してくるので、そうなったらOK。ふ~疲れた~。思ったより重労働だ~。(ちゃんと漉すのならミキサーにかけてもいいのだとか、早く教えてくださいよ~)
あとは常温で1時間ほど置いて、冷蔵庫で冷し固めるだけです。ちゃんと固まるのかドキドキしますっ!
冷蔵庫から出してみると…ただのドロドロの液体が…。どうやら失敗です…。「いっそ凍らすと言うのはどうでしょう?」というナビの提案はあっさり却下されましたが、そのまま捨てるのはもったいない!しょうがないので編集長が蜂蜜を入れて「飲むゼリー」に…。結構これはこれでおいしいのですが「失敗した」と言う事実により背中に哀愁が漂います…。
後日ナビ台湾スタッフママにお願いして作ってきてもらいました。スタッフママによると水は一度沸騰させたものを使うのだそうです。と、言うことでやっと味見にGO!
冷蔵庫から出してみると、ぷるぷるといい感じに固まっています。
まずは王道の「愛玉レモン」。蜂蜜で作ったシロップ、レモン汁をかけ、レモンスライスを飾ります。つるんとしたのどごしと、レモンの酸味がさわやか~。これぞ夏のスイーツです。
市販のトロピカルドリンクやジャスミンティなどにトッピングしてみました。
結果・・・
トロピカルティーは普通に美味しい!お客様に出せる味です。 アップルソーダはちょっと甘みが足りなくて炭酸の味ばかり、といった感じです。酸梅湯は…「美味しくない」と言ったら編集長に「当たり前だー!!」と怒られました。牛乳に果糖を加えたもの、周りからは怒られましたがナビの今回一押し。コーヒーは、ただ単にコーヒーの味になります…。
甘酸っぱいものとよく合うのかな?という感じでした。愛玉ゼリー自体には、なんの味もついていないので、お好みの果物、ジュース、ココナッツミルクなどと一緒に食べるのもいいですね。
愛玉は低カロリーなだけでなく、整腸作用や利尿作用があり、血中コレステロールを下げるなど、とてもヘルシーなデザート。多くの女性の悩み、便秘にもいいそうです。夏にぴったりな愛玉、ぜひおうちで手作りして、あなた好みの愛玉スイーツを見つけてください!
ちなみに愛玉ゼリーは街角の甘味やさん、だけでなくコンビニでも買えとってもお手軽です。夏の爽やかデザートの代表格。ぜひお試しあれ!
愛玉のタネの購入先
種は迪化街等乾物屋さんで売ってます。また、夏になるとスーパーでもインスタントの粉が売られるようにもなります。是非探してみてくださいね。 以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-06-30