女子旅で楽しめるスポット満載!食べて、遊んで、買い物して……台湾旅のモデルコースにもなりそう
こんにちは、台北ナビです。
日本のNHKと台湾の公視が共同制作したドラマ「路~台湾エクスプレス~」のロケ地巡り特集。第5回目の今回は、安娜李演じる「林芳慧」と波瑠演じる「多田春香」に関するロケ地を見てみたいと思います。
ふたりは同僚として休日をともに過ごすほど仲良くなります。そんなふたりの関係はまるでナビとナビスタッフみたい!一緒に行ったことある~という場所や、これから行ってみたい~!と思ったスポットなど……台湾旅行の参考にできそうなロケ地巡りになりそうです!
ちなみに、安娜李さんは自信のYouTubeで、【台湾あるある|台灣娜些事】と題し、日本語で台湾のことを紹介しています!「路~台湾エクスプレス~」の主題歌を中国語と日本語でも歌っていたりもしますよ。
【MRT松山機場駅】春香と林芳慧の職場は台湾観光を支えている場所でした!
多田春香、安西誠、山尾一、林芳慧が働くオフィスは「交通部觀光局旅遊服務中心」で撮影されました。このビル、一般の旅行者にはあまりなじみがないかもしれないのですが、ナビやナビスタッフにとっては何度も行ったことのある場所なんです。というのも、ここで開かれる記者会見によく出向くし、ナビプラザで提供していたパンフレットなどをここへ取りに行ったりしているからです。1階には「旅遊諮詢服務台(トラベルインフォメーションサービスセンター)」もあるので、ロケ地巡りのついでに、旅の色んなことを聞いてみるのも良さそうです。
≪アクセス≫
MRT「松山機場」駅を出て、空港を背にして敦化北路を歩いていけば、右手に見えてきます。
交通部觀光局旅遊服務中心
台北市松山區敦化北路240號
<付近のオススメ店>
交通部觀光局旅遊服務中心から歩いて3分ほどのところにある、世界チャンピオン陳耀訓さんのパン屋さん「YOSHI BAKERY」。コンクールで評価を得たパンや台湾独自のスパイス「馬告(マーガオ)」入りのパイナップルケーキを買えます。どれもこれも絶品ですよ!
【MRT六張犁駅】センスのいい台湾人の友達が「今、一番おいしい火鍋屋」と絶賛しているお鍋屋さん
春香の歓迎会のシーンを撮影したのは「詹記麻辣火鍋(敦南店)」。今、台湾で予約の取りづらい火鍋屋さんとして、人気を博しています。おいしくて雰囲気のいいお店を教えてくれるセンスのいいナビ友曰く「今、一番おいしい火鍋屋さんだと思う」とのこと。台湾国内の若者から絶大な人気がある、その秘密のひとつは飲み干せるほどあっさりな麻辣スープとこだわりの具材の数々にあるといえます。
そして、もうひとつの理由がとことんユーモアとおしゃれのセンスを詰め込んだ店内デザインにあります。「台湾の80年代~90年のビジネスビル」をデザインコンセプトに作られた店内だからこそ、ドラマのロケ地として採用されたのかな?!お鍋のおいしさにプラスして一種のテーマパークのようにも楽しめる火鍋屋さん。事前予約は必須ですよ!
≪アクセス≫
MRT「六張犁」駅出口を出てすぐのランドアバウト(圓環)の基隆路をそのまま横断、2つ目の和平東路を左折、そのまま和平東路を西に向かいまっすぐ歩くと左手にお店が見えます。
【MRT中山國小駅】春香と芳慧が食べ歩きを楽しんだのは地元民に愛されるマーケットでした!
春香と芳慧の休日の様子を切り取った場面の一部で出てきたのは「晴光市場/雙城街夜市(雙城美食一條街)」でした。呼び方が色々ある理由……それは朝、昼、晩と24時間楽しめて、出てくる屋台も時間帯によって違うところもあるからです。晴光市場はアーケードがある市場スペースで、夕方にはお店が閉まってしまいます。農安街と雙城街10巷/13巷間の雙城街は「雙城美食一條街」とも呼ばれ、24時間美食を楽しめるようになっています。とはいうものの、だいたい11時くらいに屋台が出てきて、夜はまた屋台が変わるという感じです。
ナビのお気に入り~♡
劇中でふたりが食べているものが何かと思ったのですが、どうもわからず……。というわけで、ナビが大好きな美食を紹介しましょう!ここに来ると必ず食べるのが「脆皮鮮奶甜甜圏」。そう、日本で「台湾ドーナツ」と呼ばれる、台湾で昔から食べられるようなドーナツです。揚げたては皮がサクサク、中はしっとり!まぶされているミルク味のオリジナルパウダーは癖になるおいしさです。ナビスタッフも大好きなこのドーナツ、是非試してみてください。
≪アクセス≫
MRT「中山國小」駅出口1を出てまっすぐ。雙城街で右折しまっすぐ行くとほどなくして屋台が見えてきます。晴光市場はこの通りと中山北路の間です。MRT「民権西路」駅出口9からも歩けます。
【MRT圓山駅】女性をより魅力的に見せてくれるオーダーメイドのチャイナドレス
真っ赤なチャイナドレスを試着する芳慧に「格好いい!」と指を立てて、笑顔を見せた春香。このシーンはチャイナドレス屋さん「漢清旗袍名店」で撮影されました。
伝統的なチャイナドレスを得意としていて、既製品の販売やレンタルもしています。ふたりもここでチャイナドレスを買ったのでしょうか?
ナビのオススメはここでのオーダーメイド!豊富な生地から自分のお気に入りを選び、デザインを選び、採寸。あとはお任せで1~2日で出来上がり~!
実はナビ、20年前くらいにチャイナドレスをオーダーメイドで作ったことがあるんですが、今でもまだ大切に着ています。オーダーメイドは安くはないけれど、長年使い続けられるし、愛着も湧きます。旅の記念に1着作ってみるのもいいと思いますよ!台北ナビのクーポンも使えます♡
≪アクセス≫
MRT「圓山」駅出口1を出て左手に花博公園を見ながらまっすぐ歩き、民族西路を左折。中山北路を越えてすぐ右折し、少し歩くと左手に青い看板が見えてきます。(中山北路と民族西路の交差点からお店が見えます)
【MRT三民高中駅】「違った……」エリックを見たと思った市場は超ディープ&ローカル!
旅行先の市場巡りは、その国の生活を肌で感じられて楽しいものですよね。台湾には様々な市場があるのですが、ふたりが訪れたのは「大台北果菜市場」でした。三重に住むナビスタッフは「ここはバイクで市場を巡れる稀有な市場。よくこんなところをロケ地として思いついたね~」と言ったほど、超ディープでローカルな市場でした。
この市場は業者向けの卸と一般客向けの売り場があり、撮影に使われたのは、一般客向けの売り場(復興路)側のエリアでした。バイクで市場を一周し、それでも撮影に使われた売り場が特定できなくて、諦めかけた時に見つけ出したお肉屋さん!ここから出入口までの様子を動画で収めてみました!春香の気分を味わってみてくださいね。
≪アクセス≫
最寄り駅のMRT「三民高中」駅からは徒歩30分ほどかかるので、タクシーを使うことをおすすめします。
大台北果菜市場
新北市蘆洲區復興路410巷11號
【MRT雙連駅】春香がエリックとの思い出を芳慧に語った茶芸館風カフェは老舗茶葉屋さん!
台湾茶を飲みながらエリックとの思い出を語った茶芸館のような場所は、大稻埕にある超老舗のお茶屋さん「有記名茶」の2階でした。といっても、通常はイベントスペースなどとして貸し出しているのみで、ここでお茶が飲めるというわけではありません。しかし、スペースを貸し出ししていない場合は、お願いすれば見学させてくれます!
また、事前予約が必要ですが、土曜日の14:00~17:00には南管(琵琶、三弦、洞簫、嗩吶、拍板を演奏する中国の伝統音楽)のパフォーマンスを無料で楽しめます。
1890年から続くお茶屋さんで、その質の高さは折り紙付きですが、モダンなデザインのパッケージもおしゃれで人気があります。試飲もさせてもらえるので、ロケ地巡りのついでに自分好みのお茶を探してみてはいかがでしょうか?
現在、お茶屋さんの隣に有記名茶のお茶を楽しめるティーハウスをオープンすべく準備を進めていました。営業を開始したら是非試してみたいと思っています。
≪アクセス≫
MRT「雙連」駅出口1を出て左方向へ進み、民生西路を道なりに歩きます。重慶北路との交差点を渡り、すぐに左折し、その先にある「朝陽茶葉公園」の右手を進むと、「王有記茶行」の商標が見えます。
【花蓮】傷心の春香を誘って芳慧の実家「花蓮」へ!
原作ではエリックと花蓮へ行ったような気がするのですが(原作を読んだのはもう相当前で自信はありません……)、ドラマでは芳慧の実家が花蓮でアミ族という設定でした。豊年祭のための帰省にお友達を呼んだということなのかな?さてこのシーン、日本のドラマとしては初めて原住民の豊年祭の撮影が行われたそうなのですが、撮影場所は「馬太鞍集落Vataan」です。
毎年馬太鞍集落では、豊年祭が4日間行われるのですが、前3日間は観光客も見学できます。興味のある方は「馬太鞍文史工作室」まで連絡してみてくださいね。ナビはほかの集落の豊年祭に参加したことがあるのですが、飲んで歌って踊って……自分の土地への感謝の気持ちを全身で表す姿に心を打たれた覚えがあります。もしタイミングが合えば是非豊年祭に参加してみてくださいね。
≪アクセス≫最寄り駅は台鉄「光復車站」ですが、徒歩で約30分もかかります。ここはタクシーを利用するのがベター。車なら約5分で到着します。
馬太鞍文史工作室
花蓮縣光復鄉大全村大全街42巷15號http://www.lalan-unak.com/p_07.htm
<付近のオススメ>
アミ族のお料理が食べられる名店「紅瓦屋~文化美食餐廳~」は、一青妙さんが教えてくれたとっておきのスポット!絶品石頭火鍋(石焼き鍋)を試してみてくださいね。
雨の中、エリックと別れたことを芳慧に伝えた春香。海を見つめて自らの気持ちに決着をつけていたように感じます。この場所は花蓮の観光スポット「七星潭」で撮影されました。
花蓮は海景色が美しい場所。断層によって形成された海峡で、美しく弧をなした湾があります。海岸沿いからは、日中は青々とした山と清水断崖を遠くに眺めることができ、夜には新城と崇徳地区の夜景が見えます。ちなみに美しいビーチなので泳ぎたいと思うかもしれませんが、ここでは禁止されています。海岸沿いを散歩してのんびり時を過ごしてください。
≪アクセス≫台湾好行バス「
台湾好行太魯閣線」に乗車し、「七星潭」のバス停で下車して徒歩すぐ。
このバスの詳しい乗車方法はこちらから!写真付きで分かりやすく紹介しています。
台湾原住民の豊年祭、超ローカル市場など、台湾のエネルギッシュさを十分に楽しめるスポットが満載!そして女子ふたりということで、女子旅のモデルコースにもなりそうです。ロケ地巡りをしながら、台湾の息遣いを感じてみてくださいね。
以上、花蓮に行きたくなってきたナビがお届けしました。