静かな郊外で自由気ままにゆったりとした時間を
こんにちは、台北ナビです。
台湾の南西部に位置する台南市は、日本統治時代や清朝時代よりも前に、台湾本島でいち早く発展した都市でした。現在でもたくさんの歴史スポットがあるほか、風情ある町並みが残り、近年は台湾リピーターの日本人観光客からの注目を集めています。豪華で最新のホテルに宿泊するのもいいですが、地元に密着した民宿に泊まってみると、より間近に泰なんで暮らす人々の生活に触れられるはず……。今回は台南で人気の個性あふれる民宿を一挙まとめて紹介しちゃいます。
レトロとモダンが交錯する「南西区」
台鉄「台南」駅の西側にある台南市南西区。ハヤシ百貨や孔子廟、国立台湾文学館、赤崁楼などの観光スポットが密集しており、台南市で特に早い時期から発展したエリアです。現在でも市場や多くの商店、飲食店があり、市民生活の重要な拠点になっていて、観光にもとっても便利。徒歩や自転車で台南市民に混じって遊べちゃいますよ。
まるで台湾人の生活に溶け込んだようなホステル「福憩背包客棧 和平館」
台南の住宅地の真ん中に泊れるホステルです!レストランが軒を連ねる永楽市場周辺の国華街やカフェ・雑貨店が並ぶ神農街などから至近距離にあり、ドアを開けた瞬間から街歩きが楽しめる便利なホステルです。
ホステルといっても1人部屋~8人部屋があります。女性の1人旅にも1人部屋があると安心ですね。他にも女性専用の部屋もありますので気になる方はご利用ください!
古き良きに囲まれながらノスタルジックな気分を味わえる「神榕一四七」
観光スポットの神農街の突き当たりにある民宿で、樹齢200~300年のガジュマルの巨木と寄り添うように建っています。なんだか神秘的ですね。以前は紳士服店だったそうで1階にはいたるところにおしゃれな装飾が残っていてとても味があります。
徒歩圏内には繁華街の海安路や国華街があり、食事にも観光にもとっても便利。暮らす様に泊まれる安らぎの場所です。
完全プライベートな空間でゆっくり過ごせる「屎溝墘客庁」
古民家1棟に住むように泊まれる素敵体験ができる民宿です。他の古民家改造の民宿とは違って別の宿泊客がいない完全プライベート空間なので、誰にも邪魔されずに思い思いの時間を過ごせるのが売りです。また布団かベッドかを好みやニーズに合わせて選べるので便利ですね。
本好きにはたまらない本に囲まれながら泊れる「艸祭book inn」
台湾では珍しい元古本屋だったこの場所。その後蔵書を利用してオープンしたのがここなんです。古本屋を髣髴とさせるデザインは本好きにはたまらないですね。
また本棚の中に寝泊まりするという特別な体験ができる他、女性専用の部屋もあり安心ですね。シャワールームも明るく清掃が行きとどいています。
広々と爽快感のある海に近い「安平区」
台南市の中心部から車で西へ約20分の場所にある海沿いの地域にあるのが台南市安平区。台南の港が開かれた場所でもあり、安平古堡、安平老街、億載金城など南西区に負けないくらい歴史情緒漂う観光スポットが多いのが特徴です。街並みはゴミゴミした感じはなく、ゆったりとしていて、心が落ち着くエリアです。
海の近くの静かで清潔な民宿「作夥憩海辺民宿」
海を愛する女性2人が切り盛りしています。玄関を入って広がるフローリングのリビングは整理整頓されていて非常に清潔で開放的。またオーナーが台南のおススメ食事スポットをシェアしているので食事に困ることはありません。
民宿の周辺は住宅街なのでとっても静かで落ち着いた雰囲気。それでも幹線道路に近く、シャトルバス台湾好行への乗車も便利。台湾を旅慣れたリピーターさんにおススメです。
お子様連れが安心して泊まれるアットホーム空間「安平倆倆民宿」
「安平倆倆民宿」は、子育て世代のオーナー夫婦が経営するお子様連れ大歓迎の民宿です。周辺には歴史スポットや、夕日が美しい橋頭海灘公園など家族で遊べる場所が点在しているので、台南観光の拠点にするにはおススメの場所なんです。
1階には大きなプレイルームがあり、自由におもちゃで遊べます。2階には広々としたキッチンとリビングダイニングがありくつろげます。
のどかで落ち着いた街の中で家族みんなで暮らすように泊まれる。魅力たっぷりの民宿です。
この民宿は都会の喧騒から離れて、自然の音と向き合ってもらいたいというオーナーの考えから建設されました。コンクリート打ちっぱなしの建物ですが、至るところに木や緑が配置されているほか、1階のリビングには滝が流れる大きな池があり、コントラストが効いていて、温もりが感じられます。
一般的に台湾の民宿というと、家庭的で、友人の家に泊まりに来たかのような印象を受けることが感覚的に多いのですが、「樹說民宿」はホテルのよう!スタイリッシュに洗練されていて、その清潔さは驚くほど。
異国情緒漂うフォトジェニックさで若者のグループ旅行にぴったり「異宿風巣」
お部屋の内装が異国情緒満載でとってもフォトジェニックで、英国風、和風、中国風など、全ての部屋が凝った作りになっていて、とってもお洒落。「台湾に来たのになぜ異国情緒な民宿に泊まらなきゃいけないの?」と思われる人もいるかもしれませんが、実はこんなコンセプトの民宿こそ、今台湾の若者に人気だったりするんです。折角なので、台湾人の真似をしてお部屋で撮った写真をSNSにアップしてみるというのも面白いかもしれません。学生グループやカップルなら、きっと楽しい思い出になるはずです。
自然の宝庫「白河区」
台南市白河区は嘉義県に近い場所に位置しています。最も有名なのは蓮で、実は白河区は台湾全土の蓮の実の生産量の3分の2を担っているのです。見てよし、食べてよしの蓮を見にぜひ白河区に足を運んでみませんか?
「白河三叔公的家民宿」
白河区で生まれ育った、白河をこよなく愛するオーナーが経営する民宿です。ここでは毎朝民宿周辺の蓮畑を回るツアーを実施していたり、日本ではほとんど食べられない蓮の実が乗ったかき氷があったりとにかく白河を満喫できるんです!そのほかにも地元特産品を売っていたりするので白河を満喫できること間違いなし!
それぞれ台南の中でも景色は違ってそれぞれの特色があります。その中でニーズに合った民宿を選んで台南を満喫してください!
以上台北ナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-10-04