2017年3月2日、待ちに待った「空港MRT(桃園機場捷運)」が正式に開通しました! そのため、今日A1台北駅で1時間半もの記者会見が開かれました。台北、新北、桃園を走る空港MRTというだけあって、各地からたくさんの来賓が駆けつけました。
記者会見が長時間に及んだので、写真の関係上すべての内容をお伝えすることは難しいですが、少しだけ記者会見の内容を抜粋したいと思います。
やっと開通した「空港MRT」。台湾で3つ目のMRTとなり、最も長い路線となります。これで台北、新北、桃園の生活圏が広がり、台湾からの出国のスタイルがガラっと変わり、より便利に、より早くなりますよね~。台北駅ではチェックインカウンターも設置されていますが、今後ほかの駅でもチェックインできるようにする予定もあるのだとか。桃園空港の滑走路が増え、第三ターミナルが完成すれば、松山空港移転も考えられるそう。
プレオープンでは様々な問題が露呈した「空港MRT」。これからもっとよくなる! もっとよくなってくれ! という思いが強いのか、どの来賓も「まだまだ改善の余地がある。」という意味合いの言葉が出ているのが印象的でした。
ナビが感動したのは、「空港MRT」A1台北駅の一部デザインを担当したのが日本人だったこと!槙文彦さんは国内外で数々の賞に輝いた方。今年で89歳とは思えぬほどしっかりとした歩き方で、英語を使っての挨拶には驚きました。槙さんの事務所が台湾の建築事務所と共同デザインした台北駅の明るく生命力に溢れた空間も見逃さないでくださいね。
記者会見のお隣がちょうどチェックインカウンターだったので、記者会見後ちょっとのぞいてみました!
チェックインだけができると思ったら、税金還付まで台北駅でできちゃいますよ~
実際の様子を見てみましたが、とても簡単&ちょっぴりグランドホステス気分が味わえちゃいそう♪
この機械に荷物を入れて、自動チェックイン時にプリントアウトした搭乗券をスキャンして、荷物タグを印刷し、自分で着けると…
扉が閉まって、荷物がベルトコンベアーに送られていくんです。とってもスピーディー。でも、機械に入らない形の荷物は桃園空港チェックインカウンターへ行く必要があります。機械は日本語表示もあるので、是非トライしてみてくださいね。
※自動荷物預け入れが可能なのは縦、横、幅の合計が158cm以内で、かつ一辺の長さが70cmを越えないものとなります。
でも…自分の荷物がどこに行ったか不安なんですけど……という方!ご安心を♪
荷物タグの控えをこの機械にかざせば、今自分の荷物が大体どこにあるのか調べられます。何時に空港に到着予定かも見られますよ~
サービス時間は6:00~21:30。フライト当日の朝6:00~フライト時間の3時間以内ならインタウン・チェックインサービスが受けられます。色んなところにスタッフの方がいるので、わからないことがあれば聞いてみてくださいね。親切に色々と教えてくださいますよ~。
4月1日まで、運賃が半額になるので、台湾へ来られる方はぜひ試してみてください☆
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-03-02
便利にインタウン・チェックイン!最終日も手ぶらで搭乗時間までラクラク観光~♪
税関カウンターもあってかなり使える~!
桃園国際空港へ電車でGO~★空港MRTなら台北駅から30分強でターミナルへ。インタウン・チェックインシステムも導入~!
半額サービスを利用して、桃園空港MRTに乗車してきました~♪
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