今日は台湾四大名園の一つである「呉園」内にある呉園芸文センターで開かれている日本統治時代の絵はがき展「懐念の美麗島」に行って参りました。この建物は呉園内にある公会堂で1912年に建てられました。
この日は展示会初日イベントが行なわれており、たくさんの日本人の方もいらっしゃいました~。この絵はがき展は4/26-5/18まで行なわれます。
開幕式では日本の琴の演奏が行なわれました。趣きがありますね~。
日治時代の絵はがきから当時の台湾の風景や人々の想いが現在を経て甦ります。
昔の台南の風景。今とあまり変わってないような・・・。なるほど、これが台南は日本人にとって懐かしさを感じさせる所と言われるゆえんなのですね~。
絵はがき展を見終わったら呉園の敷地内にある「柳屋 十八卯茶屋」をちょっと見学。
建物は3階建てで、呉園の方から望むと、1Fは公衆トイレ。2Fがオープンな茶芸館、3Fはギャラリー、畳の茶室となっています。
昭和4年、日本人の柳下勇三氏によって造られ、当初は「柳下屋」或いは「柳下食堂」と呼ばれていたそう。
こちらはギャラリーになってます。
そして一番広い畳部屋ではオーナーが摘んだばかりのお茶を干していました!
呉園の敷地内、一番奥に清朝道光年間に郷土の名士である呉尚新により建設された一並びの閩南式建築があります。
今ではこの呉園は絵画、音楽、演劇など様々なアートイベントが行なわれるカルチャー空間として台南の人々の生活を豊かにする場となっているのです~。
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記事登録日:2014-04-29
台南市の中西区を歩いてみました、歴史建造物と昔の建物を利用した茶芸館やカフェもあります
台南で一番雰囲気のある茶芸館、とっても安らぎます
知る人ぞ知る!元祖「松針小籠包」の誕生地は、台南のこのお店です!