無敵!テイクアウトの秘技、篤とお見せします☆
こんにちは、台北ナビです。今日は台湾のテイクアウト事情に迫ってみようと思います。欧米でのテイクアウトといえばホットドッグとコーヒーをさらっと恰好よく!というイメージですよね?台湾は恰好良さというよりは生活にとっても密着していますよ~。ではさっそく見ていきましょう!
朝もはよから・・・
ナビプラザ最寄り駅中山駅前
テイクアウトの定番と言えば朝ごはんでしょうか。日本では家で食べる方の方が多いですが、台湾では会社で朝ごはんを食べる人も多いのです。学生ともなると授業中にご飯を食べ始めるから驚き!そして先生も注意しないのがこれまた驚き!!そのためMRTの駅の周辺には移動式屋台が多く出現します。サンドウィッチやビッグおにぎりは当たり前ですが、お粥や麺線などの汁物も当たり前の顔をしてテイクアウトしていきます。その他街に点在する朝ごはん屋さんもすべてテイクアウト可能!ほとんどのお店はテイクアウト用に豆乳を予めコップに注ぎシールラッピングしています。朝は身支度だけ済ませてそのまま目的地へ向かい、途中のお店で朝ごはんを購入し、目的地で食べるのが一般的。台湾では席朝族ばかりなんです。日本じゃ上司や先生から怒られちゃいますよね!
1本道には朝ごはん屋さんがたくさん!
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ナビスタッフの朝ごはん!
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麺類だってテイクアウト可能です!
炸醬麵も麺とソースが別々です☆器が少し小さめだったので、混ぜるのが大変でした。でもお持ち帰りしてもおいしい!!!
他の国ではまず見ることがないであろう、麺類のテイクアウト。冷麺とかならまだしもあつあつのスープと麺をテイクアウトしたら麺は伸び伸びになるんじゃ・・・という心配をよそに、台湾で麺を注文するとほぼ「外帶嗎?還是内用」と聞いてきます。だから台湾に来たての時に「外帶!」と言ってみると目からウロコの方法でテイクアウトを作ってくれました。まず、麺が伸び伸びになるのはスープの中に入れているから!だから麺とスープを別々にすればいいという発想になるわけです。ふむふむ。そして、スープはビニール袋へ入れて紐でちょちょっと縛れば完成!わぁ~すご~いと思っていたのですが、いざ食べる!となった時に試練が!アツアツのスープがビニール袋に入っているわけで、熱過ぎて麺にそそげない・・・。この様子を見かねた台湾人がビニール袋の封が空いている方と閉まっているところをつまんでそそげば簡単よ!と教えてくれやっと麺にありつくことができました。
高雄生活で慣れていたナビ。この話をナビスタッフに話すと、台北は高雄とは違い、原付に乗って遠くまで買いに行くことは少なく、歩いてすぐのところに買いに行くことの方が多いから麺類のお持ち帰りは麺とスープが一緒のことが多いそう・・・。でも、もし、持ち帰り時間が長ければ麺とスープを分けて!と言えば分けてくれます!
麺とスープを別々にしてもらいました!普通、麺はお椀の中、スープはビニール袋に入れられるのですが、今回は逆になりました。
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ビニール袋を横にして上を持ちましょう!そうしないと本当に熱いです!!
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勢いよく麺がスープに入りました!
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ジャーン!完成!!!
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日本にも欲しい!ジューススタンド
台湾で発明されました!
台湾にはどんな田舎に行ってもあるジューススタンド。コンビニでペットボトルのお茶やジュースを買うより安いし、自分好みに甘さや冷たさを調節できるのも魅力!種類も半端じゃないほど多いし、タピオカ・愛玉・ナタデココ・・・数多くのQQとした食感のものをプラスしデザートの様にもなります。ジューススタンドで見かけるプラスチックのシールの様な蓋の機械は台湾が発明したんですよ!ストローを指す前なら中の物はほとんど漏れない優れモノです。会社や学校などで共同注文をすると配達サービスまであってたくさんの量を器用に並べ、原付で運んできてくれます。あぁこのサービス日本にも欲しい!!
温かいものや、大きさによって袋に分けて持ってきてくれます
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注文もみんなバラバラ!でも中身はシールを貼っているので一目瞭然☆
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プラスチックのシールの様な蓋がされているので、逆さまにしてもこぼれません!!
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大きいタピオカは「波霸」、小さいタピオカは「珍珠」です。「奶茶」はミルクパウダーを使用したもの。「紅茶拿鐵」が牛乳を使用したものです!
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ケーキのテイクアウトも台湾風
ケーキを切るナイフもついていますよ~!
デザートのテイクアウトと言えばケーキを思い出すのではないでしょうか?日本にもあるし・・・で?と問いかけられそうですね。カットケーキは同じ様なものなのですが、台湾でホールケーキをテイクアウトするとその至れり付くせりぶりに驚くことでしょう。ホールケーキにはお皿とフォークがついてあり、カットするためのケーキナイフまで用意されています。誕生日パーティの時にフォークやお皿を用意しなくっちゃ!という心配は無用!!しかも誕生日の時はご丁寧に年齢ろうそくも無料でくれます。便利すぎる☆
何歳になったのかすぐにバレてしまいます・・・。でも実は「?」のローソクまで用意されているんです~!
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野外の誕生日パーティだったのですが、事前に用意するものはなし!
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これは嘘だろう?と思ったテイクアウト
鍋をテイクアウトするととっても重たくなります・・・
台湾に来て色々とテイクアウトを試してみたナビ。それでもビックリしてしまうものもまだまだあります!まずはお鍋の持ち帰り。お鍋屋さんに「歡迎外帶(お持ち帰り歓迎)」って書いてあったりします。またお鍋屋さんに行くとどうしも残してしまってもったいないなぁと思ってしまいがち。でも台湾では食べ残したお鍋のスープごとお持ち帰り。そんな時は「可以打包嗎?」と聞いてみましょう!持ち帰ったスープでもう1回自宅でお鍋できるんだよ~とは台湾人の友達の言葉。そういえばお鍋の次の日は雑炊したりするもんなぁと妙に納得。
夏の風物詩かき氷もテイクアウトできます。と言っても日本のようにドライアイスなどはないのでご注意を!時間勝負です。しかも台湾のかき氷は量が多いため容器にこれでもか!と詰め込んであることもあるので、見た目以上に食べ応えがある時も!
夜市食べ歩き
片手にジュース、もう一方に食べ物。これが基本!
台湾の目玉、夜市!夜市にいけばお店にテーブルなどがなければ必然的にテイクアウトとなります。手にジュースや食べ物を持ち歩き。疲れたらちょっと脇道にそれて座って食べるか他のお店に入ってテイクアウトしたものとそのお店のものを一緒に食べたり・・・。なので夜市に行くとテイクアウトパラダイス。数ある中からナビが是非紹介したいのが、「鶏の足」。日本では見慣れないものですが、見た目のグロテスクさと比べて味は案外あっさり!しかも夜市に行くと、キレイにおしゃれをした女の子たちが笑顔で「鶏の足」にかぶりついている姿をよく見かけます。衝撃的ですが、これも立派なテイクアウト!
これが衝撃の「鶏の手」。台湾の方はこれをフライドポテトを食べているような顔して食べます・・・
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夜市は友達と分け合いながら食べられるから種類もいっぱい楽しめます☆
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台湾式ドライブスルー
マクドナルドのとっても便利なサービスといえばドライブスルー!車から降りずに買い物ができるとっても便利。台湾のマクドナルドは原付用のドライブスルーもありますよ~!マクドナルドの様な横文字のお店でなくとも老舗のお店も、予め電話しておけば料理を用意しておいてくれ、車まで運んでくれちゃうサービスもあるんです。駐車が難しい台湾らしいサービスですよねっ!
テイクアウト容器も様々!
これだけ何でもテイクアウトができるのだから、容器の種類も多種多様!夜市へ繰り出して調査してきました!
結論☆台湾はほぼすべての物がテイクアウト可能!テイクアウトができないものを探す方が大変!!ということになりました。
台湾に来てテイクアウト文化を十分楽しんでくださいねっ!
以上、ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2011-05-20