台東の風を感じながら上質な音楽と原住民アイテムに出会える場所♪
こんにちは、台北ナビです。
台東は台湾一原住民が多い場所として知られ、原住民音楽に溢れています。そんな音楽が生活に根付いた台東で、音楽を感じたいなら訪れて欲しいのが今回紹介する鐵花村です。元々は台湾鉄道の土地だった場所ですが、今では原住民音楽、芸術品、食品などを紹介する「台湾好基金会」の台東支部の働きを担っています。総合的な文化交流の場として、地元民だけでなく観光客にも人気なのです。
ワンドリンク制
このカウンターでドリンクを作ってもらいましょう!
ここには台東人だけでなく、台湾内から有名、無名を問わず、色んな方たちがパフォーマンスを披露します。
チケット料金は出演アーティストにより異なりますが、まだデビューしていないアーティストなどの際はミニマムチャージ100元ということで、ドリンク引換券を買う形を取っています。蜜香紅茶や洛神菊花茶など台東らしいドリンクやビールやウィスキーなどのアルコール系もあるので、かなりお得ですよね!先日行われた第25回金曲奨で最佳原住民語歌手獎(最優秀原住民語歌手奨)を受賞した阿努(anu)が出演した日でさえ150元というお安さでした。
基本的には当日チケットを買うのですが、人気アーティストの場合は前売り券が売られる場合もありますので、HPを確認してみてくださいね。
台東の風と優しい歌声
ナビが訪れた時は花蓮からやってきた「小海」がパフォーマンス中でした。
小海は花蓮を中心に活躍するアーティスト。そよ風が吹いているような心地よい歌声で台東の風を感じながらとても気持ちよく聞くことができました。英語の曲を中心に歌ってくれましたが、一曲ごとにその曲に対する思いを語ってくれます。
生きていく上で大切だと思うことなどを落ち着いた口調で話してくれ、語る内容もそうですが、歌と言葉を聞いているだけで、癒されちゃいます。
聴き入ります
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気持ちのいい歌声に誘われて、ワンちゃんまで入ってきちゃいました
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Yabuに注目!
Yabu
2組目は新竹に住むYabuら。Yabuは新竹県五峰郷のタイヤル族で話し方も原住民なまりの中国語でナビでも聞き取りやすい!台湾で人気のオーディション番組星光大道にも出場経験のある実力派です。それなのに、ひとりでこういう舞台に立つ機会はあまりないなので緊張していたそうです。2曲目からは2012年原band大賞で優勝した「嵐馨樂團」のボーカルであるお姉さん(Lawa)も登場し、場を盛り上げてくれました。
ナビは個人的にハスキーな歌声が好きなので、Yabuの歌声に惚れぼれしてしまいました。ひとりの時もいいですが、お姉さんと一緒にリラックスして歌っている時がピカイチなんです!原住民なまりの強いYabuが早口な曲をどう歌うのか楽しみ~とLawaさんもノリノリで演奏してくれました。少しだけ動画に収めたので聴いてみてくださいね。
Lawaさんがいると
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とってもリラックスするYabu
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毎週水曜日20:00~は「のど自慢」開催♪
思い出つくりにどうですか?
水曜日は飛び込みで舞台に上がれる日。のど自慢の方は旅の思い出に是非挑戦してみてはいかがでしょう?よ~し、やってみようと思った方は19:00に申し込みをしてみてください。
以前、ナビが水曜に訪れた時には台東の若者によるレベルの高いパフォーマンスが見られました。残念ながら聞けたのは原住民音楽ではありませんでしたが、彼らの歌のレベルの高さにビックリ!台湾の音楽業界は逸材ばかりだなぁと思ったものです。
原住民ショップや蚤の市も見逃せない!
週末は蚤の市♪
平日は原住民ショップ
金~日に行われる蚤の市(假日慢市集)では小さなテーブルがコの字型に並び、それぞれ自分たちの“芸術品”を販売しています。地元の方たちとこうして触れあえるのもいいですよね。
平日はバーや手作りアクセなどを売るショップがあってブラブラできます。台東らしく販売しているCDは原住民のもの。アクセサリーやTシャツなども原住民テイストのものや漂流木を使った置き物などが売られていました。台東特産のジャムやお米などもあるので、とっておきのお土産も買えそうですね。
センスのいいものがたくさん!
台東に来るたびに足を運んでしまう鐵花村。音楽や芸術を愛する人たちの自然体の笑顔に会えるのがここの魅力なのかなぁとナビは思います。
以上、鐵花村に来るたび素敵なアーティストに出会えてうれしいナビがお届けしました。