「似たような名前の似たようなお店で似たようなお菓子を売っている!」という情報を入手したナビ。さっそく手に入れて食べてみることに……。
どちらも台中の豐原(豊原)という場所にあるらしい。その名は「老雪花齋」と「雪花齋」。しかも2店は目と鼻の先~!
というのも、どちらも元々は呂水さんが1900年に創立した「雪花齋」に端を発するから。1959年に暖簾分けして「雪花齋」の名を引き継いだのは長男&次男。で、呂水さんはというと「老雪花齋」と改名して店を続けたそう。
呂水さんが亡くなると、五男&六男が「老雪花齋」を継いで切り盛り。そして「老雪花齋」と「雪花齋」はそれぞれに発展して今日に至る……という訳です。あっ、でも三男はどうなった???
呂水さんがお亡くなりになったその年(1969年)に「菊花齋」という名の店を開きます。やっぱり中華菓子の店。のちに「呂氏柏記雪花齋」と改名して台中市内へとお引っ越し、頑張ってきました。……が、コロナ禍の影響か2020年5月に暖簾を下ろしたばかり。
という訳で、今回手に入れたのは「老雪花齋」と「雪花齋」のお菓子です。名物は『綠豆椪(緑豆と肉入り月餅)』や『鹹蛋糕(肉入りケーキ)』のようですが、こちらはあまりにも個性的すぎるので、今回は中華菓子屋さんの洋菓子みたいなミニロールケーキをチョイス。こちらも人気の品ですよー!\n\n『綠豆椪』『鹹蛋糕』については下記の記事をご参照ください↓
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もう1つの「雪花齋」の『古早味蛋糕捲』は、3個入り130元(6個入りは248元)。卵(特別な表記がないので恐らくニワトリ)・砂糖・薄力粉・ケーキミックス・粉ミルク・塩・バニラ(エッセンス??)・ベーキングパウダーを材料としています。1つ当たりは64gとだいたい同じ。賞味期限は冷蔵3日間とこちらもデリケート! |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2022-10-28
1900年より創業110年の中華菓子の老舗。今もかたくなに守り続けている味は全て職人の手作りです