台湾に来たならぜひ京劇を。外国人でも気軽に中国文化を楽しめます!大迫力のアクションと迫真の演技でとまらないワクワクを感じてみませんか?
画像提供:臺北戯棚
こんにちは、台北ナビです。
さっそくですが、みなさんは台湾といえば何が思い浮かびますか?おそらく、グルメや有名観光地を思い浮かべるかもしれません。しかし、台湾でも京劇が楽しめるんです。興味がない人も一度見れば引き込まれること間違いなし。
京劇を見たことがなかったナビが今回初めて行ってきましたタイペイアイツアー体験レポートをお届けします!
重厚感あふれる建物の中に輝くシャンデリラ、おもてなしも丁寧♪
MRT「民権西路」駅で下車し、会場に向かいました。方向音痴のナビも迷うことなくあっという間に会場に到着!建物の前にいくつもの看板があるのでわかりやすいです。
さっそく入ってみると、きらきら輝くシャンデリラとともに中国語、英語、日本語、韓国語の4ヶ国語での挨拶がとびかっていました。高級感あふれるエントランスにスーツをビシッと着こなすスタッフの方々を見て会場を間違えたかと一瞬思ってしまいましたが、大丈夫。ここがタイペイ・アイの会場です。
チケット売り場です。
台北ナビの予約確認書を見せると、ナビ特別価格で支払いができます。中国語がつたないナビは上手く伝えられるか心配でしたが、予約確認書を見せるだけですぐにわかってくれ、日本語や英語で案内してくれたのが心強かったです!
他にも日本人のお客さんがたくさんいましたよ。普段から日本語対応のできるスタッフの方が常駐しているみたいなので安心です♪
ウェルカムドリンク~♪
チケットも手に入れ安心したナビ。さっそく会場の3階へ……!と思ったら会場フロア入場は19:00からで、時間まであと20分ほどありました。一息ついていたらスタッフの方からウェルカムドリンクのサービスが!外が暑くまだ汗をかいていたナビにはとってもうれしいサービス!聞いてみると高山茶らしく、とても冷えていておいしい~。
お茶を飲みながらパンフレットや飾ってある置物を見ていたら、あっというまに5分前、すでに40人ほどのお客さんがエントランスにいましたがこの時間から3階の会場に上るエレベーターの前に列をつくります。ナビはちゃっかり一番前に並びました♪
ついに19時!するとスタッフの方が銅鑼(どら)を鳴らします。雰囲気のある銅鑼の音にお客さんはみな聞き入ります……。鳴らし終えるとスタッフの方が挨拶を。中国語の挨拶を聞き、声の張り方や堂々たるその姿に思わず見惚れて拍手をしようとすると続いて英語での挨拶を!まさかと思い聞いていると、そのまさかで日本語、韓国語と4カ国語で続けて挨拶をしてくれました……!す、すごい!その場にいたお客さん全員で思わず「お~!」と歓声をあげてしまいました。もちろんそのあとは拍手喝采。まだ会場にも入っていないのに感動しっぱなしのナビです♪
エレベーターに入る時にチケットの半券を回収するのであらかじめ準備しておくといいですよ♪ナビは出していなくて入る直前にわたわたしてしまい恥ずかしかったです…。
ついに会場に入場!開演まで暇な時間なし!化粧体験や役者さんとの記念撮影も♪
3階につくとみんないい席をとろうと速足で会場に入っていきます。ナビも負けじと速足で向かい、日本語字幕のある右側の最前列の席を確保!最初から日本語字幕の位置を噂で聞いていたので作戦勝ちです♪真ん中の列からも右の日本語字幕は見えるので真ん中か右側の席がおすすめですよ~!
右側は中国語と日本語字幕。
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左側は英語と韓国語字幕。
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会場に入ったはいいものの開演時間は20時。開演まで1時間ありますがここでもお客さんを飽きさせません!
会場の外には自分で作れる京劇の折り紙での切り絵やはんこを押せるエリア、京劇の衣装やひげをつけて写真撮影ができるエリア、実際に役者の方がしてくれるペイント体験、ほかにも古筝の演奏、役者さんの化粧を実際に見れるなど、とにかく盛りだくさん!全部見たいしやりたい!と思ったナビは、時間をいっぱい使って楽しみましたよ♪
クリアファイル1枚30元。セットで100元。
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人形600元。触るときはスタッフの方に声をかけてくださいね。
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役者さんが舞台化粧をしています。
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どんどん別人になっていく~!
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小物を見ていると化粧体験が目に入り実際に体験してみることに。初めての体験にワクワクです♪ナビの前には5人ほど並んでいましたが役者さんの素早い手さばきでどんどん仕上げていきます。ついにナビの順番になり緊張しながらも椅子に座ります。
ペイントができる場所は頬か手か選べます。ナビはどうせならと目立つ頬を選びました♪実際ペイント時間は2分くらいで出来上がりました!速い!しかもきれい!この絵は炎をイメージしたペイントだそうですよ♪きれいな出来上がりにナビは大満足!
いい思い出になりました~♪
次にナビが体験したのは京劇の衣装を着られる体験。こちらもスタッフさんの素早い対応で順番が回ってくるのが速いです!
赤と黄色の衣装がある中、ナビは黄色を選択♪ちなみに赤は青年の文官か武官のカジュアルコーデ、黄色は地位のあるキャラクターのカジュアル服だそうですよ。されるがままに着つけられ、頭には王冠のようなかぶり物を……!これが重いのなんの少し下を向いていないと支えてられないくらいでした……笑。
こんなにも近くで触れ合えるなんて!!
じっと人形の動きを、目を凝らして見ていてちょっと疲れた人、お手洗いは行きたくないしちょっと休憩という人はぜひ会場の外へ!次の京劇の役者さんたちが歌ったり一緒に写真を撮ってくれたりします♪悪者役も人気者の舞台ヒーローも優しく写真に写ってくれました~!
お待ちかねの京劇がついに始まります。本日の演目は西遊記の「金銭豹」のお話です。これは西遊記から抜粋した一節です。綺麗な富豪の娘に妖怪の金銭豹が縁談を持ちかけたという話を三蔵法師が聞きつけ、猪八戒と孫悟空が綺麗な娘と召使に化け戦うというあらすじです。
休憩時間の写真撮影ではにこやかだった妖怪たちもステージに立つと恐ろしい妖怪です。しかし、この一糸乱れぬ動きと豹柄の衣装。ナビのツボにハマリ、すっかり金銭豹たち妖怪のファンになってしまいました♪
なんといってもアクションがすごいんです!ステージを目いっぱい使ったバック転やおなじみ如意棒を使ったアクションなど一時も目を離せません。金銭豹たち妖怪のファンになったナビでしたが、やはり気づいたら孫悟空を応援していました……苦笑。
孫悟空を始め役者の方々は体が軽く見えるほど楽々とアクションをこなしていて疲れたそぶりをみせない演技はもはや鳥肌ものでした。
ついに金銭豹を倒した孫悟空、そのままエンディングに入ります。役者さんが順番に挨拶をしていきます。妖怪役の役者さんも最後はにっこり♪お客さんも大きく盛大な拍手を送ります。初めて京劇を見たナビも「京劇を見た」という多幸感にあふれていました!
舞台終了後にもサービスが!
公演が終わり余韻に浸りながら会場を出ると、なんと先ほどまでステージにいた役者さんたちが会場の外でお出迎え!なんておもてなしにあふれたサービスなんだ……と感動してしまったナビ。カメラを向けるとポーズをとってくれましたよ♪
ナビ初体験のタイペイ・アイは、子供から大人まで楽しめる内容でした!プログラムの内容は定期的に変わり、行くたび違う顔を見せてくれます。日本人客も多いため安心して気軽に楽しめましたよ。困ったら日本語対応のスタッフが助けてくれるので気軽に声をかけてみてください!天候に左右されずに楽しめるのでぜひこの機会におためしあれ。
以上、台北ナビでした。