MRT「剣南路」駅そばにある「春大直 Chun Place」は2020年にオープンした美食基地。台北の今をときめく数々のグルメに出逢えます。
なかでも「切麥狐狸(切り麦狐狸)」は2024年4月20日にオープンしたばかりのNEWショップ。なんのお店かな~?
店名からピンと来た人もいるかもしれません。そう、ここはうどん屋さんで~す!讃岐うどんが浸透している台湾では珍しい、京都風のおうどんがいただけます♪
大判狐狸烏龍麵230元
看板メニューの大きなお揚げさんがのったきつねうどん。京風にいえば「甘ぎつねうどん」ってとこ??専門店に特別オーダーしているという油揚げはなんと13X18㎝のドデカサイズ!器が大きいので普通サイズに見えますが……実物見たら、たまげますー!
麺にもこだわりが。日本の小麦粉を使用した特製麺は太さ4.8㎜の平たいきしめん風。気持~ち縮れているかからスープとの絡みも抜群です。
そんなスープはといえば、京都の出汁文化を受け継ぐすっきり味に。かつお節と昆布のほか、宗田節を加えた合わせ出汁を使用。薄味が浸透する台湾にあって日本の味を再現しつつ、多くの人に受け入れてもらえるように微調整するのに苦労したとか。
助けとなったのは台湾老舗の「丸荘醤油」です。京の味を再現すべく専用醤油をおよそ半年の歳月をかけ研究・開発をしたそうです。
ここは「丸荘醤油」と牛肉麺の「麻膳堂」がタッグを組んだ店でもあります。お隣に出店するウナギの「小倉屋」もこの2店のタッグから誕生したお店。ちなみに「小倉屋」は九州にあるミシュランビブグルマン「田舎庵」の海外初支店でもあるんですよー。(台湾1号店は国父紀念堂エリアにあり)
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2024-04-23