国父紀念館に近い台北市延吉街の路地を入ると、、、見えてきたギャラリー「1839當代藝廊」。
ここでは5月21日まで日本人カメラマン、山本大悟さんの個展「遙遠近景(遠き近景)」が開催中なんです。
台湾の道路わきなどで嗜好品とされる噛みタバコ「ビンロウ(檳榔)」を露出度の高い服などを着て販売する女性「檳榔西施」にスポットを当て、苗栗県頭份で働く布丁さんを6年間にわたって追いかけた作品22点が展示されています。
写真のほとんどが、自然体の布丁さんを写したものばかり。会ったことがない人なのに、不思議な親近感を覚えます。
普段は台湾に住む人でも触れ合う機会のない彼女たち。「どんな人たちなんだろう」そんな好奇心から撮影を始めたと山本さんはいいます。総撮影枚数は「きちんと調べていないんですが、3万枚以上5万枚以下」。
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記事登録日:2017-05-09