台北から花東縦谷を南下し、 台東地域にある池上から南横公路に入り、新武呂渓谷沿いの向陽国家森林遊楽区を目指します。渓谷沿いには多くの温泉が点在。碧山温泉近くが現在工事中のため、1日数回しかゲートが開きません。ただし、工事が終わればフリーに通過できる予定。これ以外には入山規制はありませんでした。
ゲートが開くのを待つ間、対岸の岩から温泉が湧き出ているのを発見。岩が変色しています。
栗松温泉の少し手前にある摩天にある摩天農場。立ち寄ってお茶をいただきました。農場でお茶を栽培・販売しています。地元の蜂蜜などもありました。民宿も経営しています。
「摩天」という地点少し上に温泉に下る道があります。看板などはありません。農作業用の建物が目印です。
ここで車を降りて急な山道をひたすら下ります。下り約1時間半、登り2時間の道です。はじめの30分くらいは簡易舗装の道です
30分くらい歩くと畑を巻くように道がついています。ここから本格的な山道です
さらに30分ほど下ると岩の多い急な道になります。太いロープと梯子がついていますので、安心してゆっくり下りましょう。30分くらいはかかります
河原に着きました!自動車道から1時間半もかけて下った深い渓谷ですが開けていて明るい雰囲気です。温泉は河原から100mくらい上流、左手にあります
温泉近くまで岩を伝って行き、最後はロープを伝い対岸の温泉が噴出している場所へ。川の水は季節や天候によって増減するので、水量に注意して。
岩が温泉成分によって緑、黄色、白になっています。体感で50℃~60℃くらいでしょうか。これぞ天然温泉 !自然の力を感じました。川を渡るのに、水量によってはロープで引いてもらわなくてはならない場合もありますが、地元のガイドさんや山登りや沢登りができる人と一緒であれば、渡ること自体はそれ程困難なことではないと思いました