2015年3月6・7日に日本で初のライブ開催決定!台湾の人気バンド「宇宙人」スペシャルインタビューをお届けします!
宇宙人は2009年に台湾でデビュー。何度かメンバーチェンジを経て、現在は小玉(ボーカル、キーボード)、方Q(ベース)、阿奎(ギター)の3人で活動しています。キャッチーなサウンドと、思わず身体が動きだす独特のビートは一度聴いたらやみつき!抜群のセンスにハートをつかまれる人続出の人気バンドなんです。
台湾国内での人気はもちろん、国外からも注目され、アメリカの世界的音楽フェス「SXSW」に出演したこともある彼ら。昨年は日本でもアルバムを発売し、サマーソニック2014に参加、大盛況で迎えられました。そんな宇宙人がついに来たる3月、日本で初のワンマンライブを開催します!
この日ナビ一行は台北市内のとあるスタジオでライブと新アルバムに向け準備中の3人を訪ねました。それでは気になるバンド名から、さっそく伺って行きましょう!
左から阿奎(ギター)、小玉(ボーカル&キーボード)、方Q(ベース)
メンバーチェンジは、恋愛と一緒です
——まず気になるのがバンドの名前なのですが、なぜ「宇宙人」というのですか。
方Q 実は日本と少し関係があるんですよ。
小玉 そうなんです。昔大阪に遊びに行った時、街中で「宇宙」という文字をたくさん見かけたのがきっかけです。大阪の「宇宙広場(コスモススクエア)」というところでステージも見て、宇宙という文字が印象に残ったんです。それから、その時ちょうどオリンピックをやっていてテレビを見ていたら、陸上のスタートの時にUFOみたいに光っているブレスレットをつけている選手がいて、不思議だなと思ってたんですけど、最後にはその選手が金メダルを取ったので、「宇宙っぽいな」と思って。日本でたくさんの「宇宙」に出会って、「宇宙人」はバンド名としていいんじゃないかなと思いました。
宇宙人って、地球人よりすごいっていうことでしょ?たとえばメジャーリーグで活躍するイチロー選手が「宇宙人みたい」と言われたりするのは、地球人の常識を超えたすごい人っていう意味がありますよね。だから僕たちもそんなすごいバンドになりたいという意味も込められています。
——それぞれの名前についても聞かせてもらえますか?
阿奎 本名が「奎言」なので…
小玉 僕は本名の「忠諭」の「諭」と「玉」が同じ発音なんです。小さいころから小諭と呼ばれていました。僕と阿奎は台湾ではよくある呼び方ですよ。
方Q 僕だけちょっと違いますね。
——名字が方(※中国語読みはファン)さんだから、そこにQをつけて「ファンク」と読めるようになっているんですよね?
方Q それもあるんですが、もう一つ由来があって、ちょっと変な話なんですけど…僕が小学校の時に、学校で「ハロー」とか「おはよう」の代わりに「Q~」って挨拶するのが流行っていたんです(笑)。特に意味はなくて、本当に挨拶代わり。実は僕、どの学校でもみんな登校したら「Q~」って言うんだと思っていたんです。中学に入ってそれが僕の学校だけの挨拶だったとわかったんですけど、僕はずっと「Q~」って言い続けていたので、みんなからQって呼ばれるようになって。そのうち名字がついて方Qになりました。
小玉 理解できます?僕にはこの話よくわかんないんですけど(全員爆笑)。
——バンド結成の経緯を教えていただけますか?
小玉 まず僕と阿奎は高校の同級生で、バンドを始めた時からずっと一緒です。最初はほかに2人のメンバーがいて4人でやっていましたが、何度か…いや何度もかな(笑)、メンバーが入れ替わって、今に至ります。恋愛と一緒ですね(笑)。
阿奎 バンド結成から4、5年後に先輩が加入して…あ、方Qは高校の先輩なんです。
方Q みんな同じ高校なんです。建國中學というところ。
——方Qさんが加入して、宇宙人の音楽に変化はありましたか。
小玉 変わったとしたら食事の習慣ですかね(笑)。いや、冗談です。ありましたよ。彼のベースはすごいですから。加入した時、先輩はアメリカでベースを勉強して台湾に帰って来たところだったんです。彼のスタイルは僕たちの音楽にも合うところがたくさんあって、特に低音部分にとってかなりのプラスになりましたね。
ベースの方Qはバンド結成後に加入
——曲は小玉さんが書いていらっしゃいますが、宇宙人の音楽はどうやって作っているんでしょうか。
小玉 高校の頃から海外の音楽が好きでずっと聞いていたので、それが積み重なってベースになっているとは思います。曲を書く時、好きな旋律、必ずしも欧米風のものではないんですが、ベースになっている音楽とそういう旋律とを組み合わせて曲を作りたいと思っているんです。それに僕たちは、どういう曲調であってもグルーヴ感を大事にしたいと思っていて、そうすることで特徴ある曲になると考えています。
たとえば前回のアルバムに収録されている「一起去跑步」という曲があるんですが、あの曲は完全なファンクミュージックというわけではないんだけど、キャッチーな旋律にグルーヴ感を加えることによって、新しい曲調になっている。あれが宇宙人らしい、僕らだけが生み出せる音楽だと思っています。
ステージではパワフルな歌声で魅せる小玉
——ずっと聴いてきたアーティストというのは?
小玉 僕が好きなのはアース・ウィンド&ファイアー。日本のバラエティ番組ではよく彼らの曲が使われていますね。
方Q 僕もアース・ウィンド&ファイアーは好きだし、好きなアーティストはたくさんいます。そのほとんどがファンクと関係のあるアーティストですね。たとえばジャミロクアイとか、ロック寄りだったら、レッドホットチリペッパーズとか。
阿奎 僕はマイケル・ジャクソンやマドンナ。ベースはファンクから来ているけど、すごくポップで、どんな人にも受け入れられる音楽になっているので、すごいなと思います。
——初期の「要去高雄」など一度聴くだけで耳に残る曲が多いのですが、こういうキャッチーな旋律はどういう時に思い浮かぶんですか?
小玉 うーん、突然なんですよね。歩いている途中だったり、天から降ってくるっていう感じかな。どこから来るのか僕にもわからないんですが、昔から聞いている音楽の影響を受けているのかもしれません。
登山に特別な意味はないんですが…
——ポップでファンクな曲が多いので、宇宙人さんの曲を聴いていると元気になるんですが、みなさんは落ち込んでいる時、どういう方法で元気を取り戻しているんですか?小玉 食べることかな…。糖分を取ります(笑)。
方Q 運動もいいですよ。汗をかけばスッキリ。ランニングでもサイクリングでも、ジムに行ってもいいし。汗をかけば嫌なことを忘れられます。
——運動といえば、みなさんのミュージックビデオも面白いですよね。台湾一周旅行に出かけたり、山に登ったり。「一起去跑步」では花蓮の和平村に行って、現地の空気を瓶に詰めていました。ああいう企画はみなさんご自身で考えたものなんですか?
阿奎 僕らが自分で考えました。空気を詰めたのは、アルバムを予約してくれた人への特典にしようと思ったんです。台湾でCDを買うとよく特典がついてきますが、よくある特典は何ていうか…そんなにいいものではないので…。
方Q 僕たちはちょっとスペシャルなものを特典にしたいと思ったんです。
阿奎 最初は全然思いつかなくて…(笑)。思いつかなかったんですけど、ある時ふと「空気を送る」っていうのはどう?って。
小玉 台湾では例えっていうか、「○○空氣」ってよく使うんです。空気って目に見えないじゃないですか。だから冗談でからかったりとかする時に「空気を~」「空気が~」ってよく使う言葉なんです。それで「送空氣(空気を送る)」っていうのは、いいんじゃないかという話になって。
阿奎 空気だったら、台湾一周して、「和平」っていう地名の村に行って、そのピースな空気を詰めて来たらどうかなっていうアイディアが出てきたんです。そうすればちょっと価値のあるものをファンに送れるんじゃないかって。送るのは形のない空気だけど、その背景にある物語を受け取ってもらえればと思って。
方Q 形のないものにちょっとした価値を与えて、ファンに送りたいと思ったんですよね。
——「大志若魚」という曲のMVでは玉山に登っていますし、去年宇宙人が十周年を迎えた時には、記念にヒマラヤ登山をしたと伺いました。登山はみなさんにとって何か特別な儀式なのですか?
小玉 いや、登山に大きな理由とか意味はないんですよ。最初は空気を詰めた時と一緒で、いろいろアイディアを出してみて、じゃあやってみようと。でも実際に山に登ってみて、これはいいアイディアだったなと思いました。見たことのない景色を見て、いろいろなインスピレーションを得ることができましたから。
阿奎 僕たちが玉山に登った後、たくさんのファンが僕たちに続いて玉山に登ったことを知ったんです。こういうポジティブな活動はすごく影響力があるんだなということがわかって、じゃあもっとポジティブなこと、新しいことに挑戦して、みんなを励ましたいと思ったんです。実を言うと普段山登りなんてしないんですけどね(笑)。
方Q たくさんのファンが玉山に登って、僕たちのFBに写真を送ってくれました。こうやってファンの人が新しいことに挑戦する動機になるというのはすごくいいなと思って、もっと高い山に挑戦しようと思ったんです。それでヒマラヤに挑戦しました。
ーーヒマラヤ山脈なんてすごいところに登っているから、普段から山に登っているんだと思っていました。ヒマラヤ登山のために練習などはしたんですか?
小玉 しました。でも一回だけ。台湾国内で、玉山の近くの嘉明湖というところに登りました。山に登ったのはその3回だけ(笑)。
休日もギターを手放さないという阿奎
——そうなんですね(笑)。では普段休みの日などはどんなふうに過ごしているんですか?阿奎 僕にとってギターを弾くのは趣味のようなものなので…。あとは読書かな。何でも読みます。雑誌とかももちろん読むけど、本だったら哲学系のものをよく読みますね。そんなに難しいものではないですよ。誰にとっても考えることは大事ですから。
方Q 僕は日本のヤフーオークションをよく見ています。ヤフオクでベースを買うこともあります。日本人と入札で競り合ったこともありますよ(笑)。今よく使っているベースもヤフオクで買ったものです。レコーディングに使ったりもしています。
小玉 僕もネットで洋服を買ったりしています。日本のも台湾のも見ますね。楽器を買うときも、日本のサイトで値段をチェックして、日本に行った時に買ったりすることもあります。
——以前みなさんのFacebookで、方Qさんが小玉さんを家に呼んでステーキを焼いてあげているのをみました。メンバーの仲はすごく良さそうですね。
全員 けっこう仲はいいです。
方Q ステーキを焼いた時はみんなで小玉の誕生日をお祝いしていたんです。
小玉 先輩はステーキを焼くのがうまくて、僕たちは食べるのが得意なので(笑)。
——メンバーはよく方Qさんの家に行ったり、一緒に食事したりするんですか?
方Q そんなにしょっちゅうじゃないですよ。普段はレコーディングの時に近くでお弁当を食べるくらい。ふと思いついてやったりすることもあるけど…あとは一人暮らしなので、料理を食べきれない時なんかは大勢を呼んで一緒に食べる時もありますね。
小玉 ステーキを焼いてくれるなんて、100年に1回くらいですね(笑)。
——昨年は日本でもCDが発売されました。どういう経緯で日本デビューに至ったか教えていただけますか?
小玉 運がよかったと思いますね。レーベルの人が僕たちの音楽をすごく気に入ってくれて、CDを出してくれました。まず台湾の事務所の方に連絡があって、3枚出したアルバムから曲を選んで1枚にまとめて、一曲日本の曲を収録しました。中国語に訳して、宇宙人らしさをプラスして、ボーナストラックとして加えたんです。それから去年のサマーソニックに参加しました。まさか日本でCDを出せるなんて思ってもいませんでした。
方Q 以前は考えたこともなかったですね。
小玉 言葉の問題もあったし、海外でパフォーマンスをする機会なんて一度だけの機会だろうと思って楽しめればいいと思っていたんですけど、CDが発売されるなんて本当に予想外でした。
——ボーナストラックとして大瀧詠一さんの「幸せな結末」を選んだのはなぜですか?
小玉 日本でとても有名な曲だと聞いたので。昔の曲だけど、みんな知っているって。
阿奎 けっこう昔の曲なので、現代風にアレンジしたら新しい曲調になるんじゃないかと思いました。
——実際にレコーディングしてみてどうでした?
小玉 やっぱり懐かしい感じがしたかな(笑)。日本語はわからないので、原曲の雰囲気を完全には伝えきれないかもしれませんが、中国語の歌詞には新しいニュアンスを加えたつもりです。でも他の人の曲をレコーディングするのは楽しかったです。こういうアレンジの課程も。
——サマーソニックに参加した時の感想は?
阿奎 アヴリル・ラヴィーンをあんなに近くでみたのは初めてでした(笑)。舞台の袖で見ていたんです。おー、彼女と同じ時間を共有して同じ舞台でパフォーマンスしているのか、って。
方Q 僕たちは球場にある一番大きなステージのそばの小さい舞台に出演したんです。出番のない時は僕たちも球場に行って、QUEENのライブを見に行ったんですが、ものすごくたくさんの人がいて、みんな本当にQUEENの音楽が大好きで、立ち上がって一緒に歌っているんです。日本には音楽を好きな人がこんなにいるんだとビックリしたし、感動しました。
——ステージに立ってみて、日本のファンについてどう思いましたか。
方Q そもそも僕たちにはまだ日本のファンはいないと思っていました。でも客席にはたくさんの人がいて、それにもすごく感動しましたね。僕たちの音楽に注目してくれる人もいるんだなと感じました。
小玉 CD発売の時と同じでビックリしました。言葉の問題もあるし、難しいと思っていたんですが、宇宙人の音楽を気に入ってくれる人がいるんだと思いました。あれ、日本でもちょっとはチャンスがあるのかな?って(笑)。
阿奎 日本のファンはプレゼントをたくさんくれたんですよ。ほとんどが食べ物でした(笑)。すごくおいしかったです。日本のものは何でもおいしい。
——日本の食べ物だと何が好きですか?次にプレゼントしてくれるかもしれませんよ(笑)。
小玉 じゃあ神戸牛がいいなぁ(笑)。
方Q プレゼントは何でも嬉しいですよ。特に制限はないです。
小玉 宇宙規模ですから(笑)
——3月6日に大阪で、7日に東京でライブを開催されるそうですが、東京公演のチケットは1日で売り切れてしまったそうです。
小玉 阿奎 本当になんて言ったらいいか…。
方Q とにかくありがたいですね。
——日本でのステージに向けて何か特別に用意していることはありますか?
阿奎 小玉は日本の曲も準備しています。
小玉 今準備しているところです。小さい時に日本語を勉強したことがあるので、発音はたぶん大丈夫です。
方Q たぶん日本限定のグッズも用意できると思います。いまデザイン中です。
3月6・7日に初の日本ライブを開催!
——新アルバムはいつ頃発売になりそうですか。
阿奎 3月に日本に行った時にアルバムの最後のマスタリングをするんです。
ライブの後日本に残って作業をして、3月にマスタリングを終えて、その後他の部分をもろもろ準備することになります。まだわかりませんが…
方Q なるべく早く出せるように頑張ります。
小玉 早くて4月ですね。でも予定だからわからないです(笑)。頑張ります。
——アルバムの後はもちろんライブがあるわけですよね。
阿奎 その時はアジアツアーをやって、日本にもう一度行きたいと思っています。
方Q うん。ニューアルバムを出したら必ず日本でまたライブをやりたいです。
台湾のオススメ聞いちゃいました
——日本のみなさんに、宇宙人のみなさんおすすめの台湾グルメや観光スポットを教えていただけますか。
廟東夜市がお気に入り!
小玉 台中の豐原にある廟東夜市という小さな夜市がおすすめです。台湾の他の夜市に比べるとすごく短くて狭い夜市なんですが、食べ物がとにかくおいしくて、他の夜市と比べてもおいしいものが多いと思います。菱角酥と、蒸した肉圓が特におすすめですね。ここは僕が行って本当に楽しかった夜市。食べ物がおいしいのが一番大事だと思うんですよね。わざわざ遊びに行っておいしくなかったらすごく腹が立つ(笑)。でもここの夜市はどのお店も本当においしいです。そうそう、鳳梨冰も飲んだ方がいいです。これは…なんていったらいいのかな、パイナップルの飲み物。パイナップルの塩漬けで作っていて、大根の塩漬けでスープを作るのと理屈は同じなんですけど(笑)、説明するのが難しいな。
※ナビ注:パイナップルのかき氷ではなく、廟東夜市のお店が開発したパイナップルジュース。
方Q 僕のおすすめは「紅油炒手」(ワンタンのラー油和え)です。もともと好きなんですが、紅油炒手っておいしいものとおいしくないものの差がすごく激しいんですよ。それが面白いなと思って。日本の人が台湾に来たら必ず行く鼎泰豐のもけっこうおいしいので、小龍包のほかに紅油抄手も頼んでみてください。僕のおすすめは「東引小吃店」 。市場の中にあるんですが、市場が閉まってからもずっと開いているんです。
小玉 明け方5時くらいまでやっていますよ。僕もよく行きます。
阿奎 僕は観光客の方にもおなじみの士林夜市をおすすめします。ちょっと違う角度から楽しんでほしいんです。士林夜市のお店の看板は、台湾のアンダーグラウンドな文化を知るにはもってこい。たとえば大腸包小腸(もち米の腸詰めでソーセージを包んだ小吃)のお店は、看板に「人生無常」(※腸と常は中国語の発音が同じ)と書いてあったり。たぶん観光客の方が見ても何のことだかわからないでしょうけど、台湾人が見たら思わず笑ってしまう。台湾のアングラ文化のベースが士林にはあると思うので、ぜひ味わってほしいですね。
——台湾で遊びに行くとしたら、どこに行きますか?
阿奎 僕はもともと台南出身なので、台南に行きますね。最近は古い建物を新しくリノベーションした雰囲気のあるお店もたくさんありますし。日本時代の、祖父や祖母の時代のものも残っています。おすすめですね。
方Q 僕は埔里ですね。桜が見られますから。桜を見ながらお茶を飲みます。僕の母はお茶が好きで、埔里の桜を見ながらお茶を飲む会に参加しているんですが、その写真を見たらすごく良かったので。
小玉 僕は夏だったら台東ですね。賑やかだし、景色もいいし。
——日本だったらどこに旅に行きたいですか?
おいしいお店の話にはかなり前のめりになってくれた3人
全員 いっぱいありますね。
小玉 北海道かな。やっぱり食べものがおいしいですね(笑)。雪も見たいですね。台湾では雪を見る機会が少ないので、ヒマラヤで雪を見た時も子供みたいにはしゃいでしまいました(笑)。日本で食べたものですごくおいしかったのが、どこかの地下で食べたステーキ飯。適当に入ったお店なんですけど、すごくおいしかった。
方Q 観光じゃなくて仕事で日本に行く時は、特に予習というか、お店とかを調べて行くわけじゃないので、お店も行き当たりばったりで入るんです。あまり期待しないで食べた時に、すごくおいしいものに出会うこともあります。日本に行くときはたいてい東京ですけど、今度のライブでは大阪にも行くし、京都や北海道など行きたいところはいっぱいありますね。
小玉 楽屋のお弁当もおいしいと思いますよ。日本の人がいまいちだと言っていても、僕らはおいしい(笑)。油っぽくないし、冷えていてもおいしいです。
阿奎 僕は復元された東京駅を見てみたいですね。台湾は古い建物をすぐ壊して建て直してしまうのでもったいないと思っているんです。
——最後に日本の方へメッセージをお願いします。
小玉 日本でCDを発売することができたのも縁だと思うので、これまでの曲もこれから発売されるアルバムもぜひ聴いていただければと思います。これからもっともっと日本でもライブをやりたいですね。それから、いつも僕たちのFacebookに応援のメッセージを残してくれてありがとうございます。いつか日本の大きなステージでライブをやれるように頑張ります。
方Q たくさんの方に台湾に遊びに来ていただければと思います。台湾に来た時には宇宙人のライブをチェックして、もしやっていたらぜひ観に来てください。
阿奎 日本のファンが僕たちを通じて台湾文化を理解して、僕たちもファンを通じて日本文化を知る。そんな関係になれたらいいですね。
小玉 そうだよね…、日本にしょっちゅう行くようになって、そのうちマイルで行けるようになったらいいな(笑)。
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ライブ情報
2015/3/6(金)大阪 LIVE HOUSE Pangea
2015/3/7(土)東京 渋谷TSUTAYA O-Crest
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-02-25