客家文化が満喫できる「南庄老街」へ行ってきました～！

苗栗まで台北から車で約2時間半ほどで着きます。ここは、山や川に囲まれた、空気がきれいなところです。

ここは「南庄老街」の入り口です。やや狭い感じなのが特徴です。

入り口のすぐそばにあるのは、「百年洗衫坑」と呼ばれる洗濯場。当時、ここの人たちは、ここで果物を洗ったり、洗濯したりしていたそうです。当時の人たちの生活ぶりを知ることができますね。

老街に入ると、まるで「九份老街」みたいな雰囲気が漂っています。両側には地元特産の「桂花（キンモクセイ）を使ったお菓子やデザートが並んでいます。

ここの人気の名物は、「桂花冰鎮湯圓」と呼ばれるかき氷です。キンモクセイのシロップをかけた果物（スイカやバナナなど）と白玉団子入りのかき氷です。１つ50元。量は2人分は十分にあると思います。キンモクセイの香りがふんわり香って、とってもおいしいですよ～！

他には、客家（ハッカ）族の肉餅（ロービンと呼ばれるミートパイ）があったり、

桂花蛋捲（キンモクセイエッグロール）のお菓子があったりしますよ！

まだまだ老街巡りは続きます。

2階建ての商店もありました。

「永昌宮」という大きなお寺も有名で、地元の人たちの信仰を厚く受けています。

お寺の隣には、1899年の日本統治時代に建てられた、旧南庄郵便局があります。ヒノキ造りの木造日本式建築です。百年以上の歴史を誇っています。

郵便局のイメージキャラクター人形が勢揃い！とっても可愛い！！

この坂の石段は、日本統治時代に当時時の「乃木希典」台湾総督が人々が行きかう不便な坂を石段式に造り替えたものだそうです。

プレートには石段についての説明が書かれています。ちなみにこの石段の名前は彼の名前にちなんで「乃木崎」と名づけられました。「崎」という字は「坂」という意味だそうです。

少し歩いてから、可愛い雑貨屋さんを発見！客家族の伝統的な布、「客家花布」と呼ばれる布地で作られた小物や雑貨がお店に並んでいました。

ふくろうの小物入れや、ケータイ入れも可愛いいです！

一本、一本、丁寧に手作りで彫られた動物のペンを発見！

こういうペンは珍らしいですね！お土産としても喜ばれそう！

最後は、老街の有名グルメでもある客家料理の定番料理「薑絲大腸（生姜とお酢のホルモン炒め）」「客家小炒（客家式ピリ辛野菜炒め）」を堪能しました！とっても美味しかったですよ～！みなさんも是非味わってみてくださいね！