1931年の日本統治時代に日本人・原住民・台湾人の三民族で構成された野球チーム、台湾の嘉義農林学校野球部が夏の甲子園で準優勝を果たした史実をもとに描いた映画「KANO」の台湾公開日が2014年2月27日に決定しました!パチパチ~♪
この写真は先日公開されたプリポスター!「勝ちたいと思うな、負けられないと思え」というキャッチコピーが印象的です。一勝もしたことのなかった高校が甲子園大会出場までに上り詰めた、そのチーム魂が表されています
8年前、『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』制作に関わる膨大な資料の中からこの嘉義農林高校の快挙を知り感動した魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)さんは「目を見はった。台湾の野球史にこんな一ページがあったとは!」と、すぐに脚本を書くことを決め、資料収集なども含めて6年の歳月をかけて完成させました。もともと自分で監督するつもりでしたが、『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』のプロモーション中に脚本を読んだ馬志翔(マー・ジーシャン)が興奮して「このストーリーに感動しました!僕は中学の時に野球をやっていました。」と言い、彼に監督を任せ、自身は黃志明と共にプロデュースにまわることに決めたそうです
この日行われたイベントでは国宝級の看板絵師簡錫欽さんによる2×3メートルの看板も披露されました。御年80歳の簡さんは既に引退されていましたが、魏徳聖監督作品が大好きということで、特別に今回のオファーを受けてくださいました!
プロデューサーの魏徳聖さんと馬監督は間近でこのきめ細やかに描かれた看板を観て感嘆。この唯一無二の手書き看板は台北西門町にある「日新威秀影城」に10/15まで展示されることになりました。簡さんはこの看板だけでなく、KANOのプリポスターの手書きも手掛ける予定だそうです
主役は永瀬正敏さん、特別出演に大沢たかおさん!台湾の俳優たちとの共演が楽しみですよね。待ちに待った映画「KANO」の公開が待ちきれないナビ、今後も映画「KANO」の動向を追いかけますよ~♪
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記事登録日:2013-09-25
映画「KANO」にまつわるものが展示されている「甲子園歴史館」には、たくさんの台湾人観光客が訪れています。