ホタルの優しい光に包まれてランタンあげでも感動♪色々なお話が出来て楽しかったですねっ!
こんにちは、台北ナビです。恒例となりつつあるホタルツアー!今回も大型バスに乗って出発進行です。今回はお茶を学んで、平渓線を楽しんで、ホタルの光とランタンに感動するという盛りだくさんの内容♪途中何度か雨が降ってきてホタルが見られるかどうかドキドキでしたが、結果満天の星空の様なホタルの光をみてうっとりしちゃいました。内容が盛りだくさんすぎてちょっと疲れちゃったのですが、とても濃い一日となりました。
学ぶ前には腹ごしらえ!
満面の笑み☆
ナビスタッフであるデビこと周さんは、今回のホタルツアーがガイドデビュー。緊張しすぎて自己紹介を忘れてしまうというかわいい場面もありましたが、持ち前の明るさと流暢な日本語で今回のツアーを盛り上げてくれました。さてバスに乗り30分ほどで到着したのは「坪林茶業博物館」。ナビオリジナルツアーのモットーである「おいしいものをたらふく食べる」を実現するため、まずは茶葉料理をいただきましょう。坪林茶業博物館の奥に併設するレストラン「台湾農林寶島茶料理餐廳」はモダンで清潔感が溢れています。この日の厨房は大忙しだったようでお料理が運ばれてきたのがちょっと遅くて残念!でも、みなさんお料理を待っている間にも今日初めて出会った方たちとすぐに打ち解けて仲良く話されていて、今回のお客様は皆さんとってもフレンドリーで明るい方たちばっかりだなぁと感じました。そして肝心のお料理は、ボリューム満点!茶葉料理なんてあまり口にする機会がありませんでしたが、おいしくいただくことができました♪
記念写真も忘れずに!
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茶鹽魚塊(魚料理)はこんな感じでした~
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ギュっと詰まったお茶説明
いい香り~
博物館の中を案内して下さったのは頼さん。坪林にあるから包種茶の説明だけなのかと思っていましたが、台湾茶全般についての説明を聞くことができました。当日、広場では出し物が行われていて、模型での説明は全然聞けなかったのですが(涙)、室内ではマイクを使用し、周さんが日本語で通訳してくれましたよ~!ナビが一番「へぇ~」と思ったのは「茶」という漢字に込められた意味。お茶を飲むと長生きすると聞いたことがあると思いますが、108歳まで生きられると言われているんですって!なぜかって?それは茶の文字には上から2つの「十」と1つの「八十」そして最後に「八」があるから。こじつけのような気もしますが、信じる者は救われる!ナビもお茶をいっぱい飲んで長生きします♪そうそう、博物館の中にはビッグセイロのような物体が!この中には茶葉が入れられ、下から温めるとお茶の香ばしい香りがするというもの。茶香のビッグ版といった感じでしょうか?実は併設しているギフトショップでこのミニ版を販売していたのですが、1800元で手が出ませんでした…(涙)
茶葉を摘む時に使うものから萎凋に使う道具など…
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思い思いに参観中
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39種類の「茶」という漢字!
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お茶を飲めば108歳まで生きられる!はず…
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昔の茶葉作りはこんな感じ
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現在の様子
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何だか昔ながらの作りの方が味がありますねぇ |
自宅でも楽しめる飲み方講座の始まり、始まり~
博物館でよく歩いたところでお茶タイムといたしましょう。台湾でお茶を購入したけど、自宅で再現できなくて困ってしまう!なぁ~んてことがないように今回は包種茶の飲み方説明付です。
包種茶はウーロン茶とは違い、発酵度が低くフレッシュな味わいだと言われています。そのため凍頂烏龍茶や高山茶は男性に例えられるとしたら、この包種茶は少女のような香りと味だと言われているそうですよ!また、見た目も凍頂烏龍茶などの半円球の形ではなくわかめのような棒状で体積も大きいため、急須の半分くらい茶葉を入れるとおいしくいただけるそうです。また発酵度が低いため、凍頂烏龍茶などのお茶とは違い90度前後のお湯で入れるのが理想ですが、お店が準備していたのは沸騰させて100度に保たれているお湯。そういう際には第一煎は15秒。続いて第二煎は25秒、第三煎は35秒時間と、10秒足してゆくとおいしくいただけるんだとか。お店で準備してくださっていた茶葉は第6煎目まで楽しめるそうです。
早速先生に教えてもらった通りに淹れてみるとほんとおいしい♪淹れ方も簡単なので一度教えてもらえれば自分でもスイスイ淹れることができるのも嬉しいですね。こういうお茶タイムはやっぱり楽しいおしゃべりがよく似合う!どのテーブルも話が進んで楽しそうでした。お茶って人と人をつなげる不思議な魔法があるみたいですねぇ。
先生の説明を日本語で通訳してくれました
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一テーブルずつ丁寧に淹れ方を説明してくれます!
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ノスタルジー平渓線と言えばやっぱりあの映画を思いだす?
線路が広々としていて写真撮影にぴったり!
坪林から車に乗って約1時間で到着した「菁桐」。いつ来ても雰囲気がいいですねぇ。特に休日に来ると人も多いけど、開店しているお店も多くてワクワクしちゃいます。ナビもみなさんとおしゃべりをしながら散策をしていると話題にのぼるのが映画「台北に舞う雪」。ナビも見ましたよ、この映画!あぁ、ここはチェンボーリンが自転車を漕いでいた場所ね!このお店はチェンボーリンの馴染みの食堂として使われていたよね~、などなどナビのミーハー心がかなり刺激されてしまいました。そして奥には情人橋と名付けられた赤い橋。日本語訳するとラバーズブリッジというわけですが、何だか雰囲気があってナビは好きです。許願竹と呼ばれるいわゆる絵馬のようなものもかけてありました。いつ来ても懐かしい気持ちになれる素敵な場所です♪
この駅舎も映画に出てきましたねっ!
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ここを自転車で颯爽と走ってみたい…
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葉っぱおじさんとの出会い
プレゼント~
そうこうしている内に集合時間になりました!と思ったら、キ~~ンと電車が入ってくる音が…。あぁ~~乗り遅れちゃう~!平渓線の終着駅である「菁桐駅」では特に休日は電車から降りてくる人と乗る人が入り乱れて芋洗い状態になるのですが、この日もまさに人・人・人の波。何とか電車に乗って景色を楽しもうと思ったナビの前で一人の中村さんと名乗る台湾人のおじ様がこちらを見てにやりとほほ笑んでいます。すると中村さん、おもむろに植物(細長い葉?)を取りだし、「見ていてよ~」と器用に切ったり折ったりして何やら作ってゆきます。景色を楽しみたかったけど、おじちゃんが何を作っているかも気になるし…。しばらくすると何とさっきの植物が鳥さんに大変身♪おじちゃんすごい!菁桐からナビ達が下車する十分までの間におじちゃんは2匹の鳥を作ってくれ、1匹は隣にいた香港から来たちびっこにプレゼントし、もうひとつはツアーに参加してくれているちびっこにプレゼントしました。すると鶏さんはちびっこ達に大人気。とても気に入ってくれたようでナビも嬉しくなっちゃいました。ローカル列車って偶然一緒に乗車した方と仲良くなれちゃうというのも魅力のひとつですよね♪
ローカル線にワクワクドキドキ☆
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中村のおじちゃん!
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とっても凝ってるでしょ?
お土産物屋さんや食べ物屋さんがパワーアップ☆
親子旅行!記念写真をパチリ♪
中村のおじちゃんに分かれを告げ、いざ到着した十分!友達を連れてよく訪れる十分ですが、少し前より明らかに観光地化が進んだ気がします。多くの方が線路の上でランタンをあげているのはもちろんなのですが、訪れる観光客の多いこと!多いこと!国外だけでなく台湾国内から遊びに来る人も多いんですねぇ。さて、そうなると商売っ気がある台湾人は黙っちゃいません!人が集まるところには面白屋台がある♪ナビが見つけたのはランタンの形をしたベビーカステラ。食べたかったけど行列ができていて諦めました…。今度はちょっと挑戦してみたいなぁ。また、駅構内にもお土産物屋さんが登場!平渓線に関するお土産が所せましと並べられています。ナビもナビママにお土産を購入♪気に入ってくれるかしら…。
平渓線と言えばやっぱりランタン!ランタンの形をした木製ハガキ
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人気の十分幸福切符がキーホルダーになっています☆いいことありそ!
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人気急上昇中の猫村グッズもありますよ~
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色々あります~
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炭鉱員さんお弁当でパワーアップ!
このボリュームどうでしょう?
十分でランタンを飛ばしたい衝動に駆られながら、ナビツアー御一行様は次の目的地である「台湾煤鉱博物館」へ。こんな細い道大型バスで通れるのかしら?というナビの心配をよそに運転手さんはス~イスイっと前へ前へと進みます。十分の駅から10分ほどで到着した時には運転手さんに「運転手さんのドライビングテクニックはすごいね!ありがとう」と声をかけちゃいました。
台湾煤鉱博物館は鉱山だった場所を博物館にしたということでとっても貴重な場所。そしてこちらでいただける炭鉱員さんお弁当が地元民に大人気なんです。当時の炭鉱員さんたちと同じようなものを食べて、その時の気分を味わえるという趣向で、もちろんナビ一行も食しましたよ。ご飯の上にで~んと具が乗っている有様はTHE台湾弁当!タンパク質、炭水化物、脂肪という三大栄養素や野菜も短時間にたくさん摂取できてよく考えられているなぁと感じます。女性にはちょっと量が多かったかもしれませんが、ナビはペロリと平らげてしまいました。
虹がナビ達を迎えてくれました~
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円卓を囲んでいただきまぁ~す
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ランタンDIYでは笑顔!笑顔♪
お食事タイム終了後は隣のお部屋でホタルの生態についての説明があります。当日は他にもお客様がいる&先生がマシンガントーク、という事情で通訳できる余地がなく、少し退屈させてしまったなぁと反省。気を取り直してランタンを作りましょう!こちらでは予めランタンの形に切られた紙を使って、糊を貼り、折って、ひっくり返して…と自分達でランタンを作ることができるんです。これが童心に返ることができて楽しいんです。
ホタルの生態について学びます
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気を取り直してランタン作りだ!
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でんぷん糊って久しぶりに見た~!と皆さま懐かしがっておられました
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ちびっこも大活躍☆
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出来上がったランタンを見て悦に入っていてはいけませんよ~♪ランタンには願いを書くもの!みなさんどんな願いを書いているのかな?ちょっとのぞいちゃいました~。
願いを書いたら枠組みをつけてひとまず完成です!
トロッコに乗ってホタルに会いに行こう!
ちょっとだけホタルが見えますか?
やってまいりました!本日のメインイベントである「ホタル」ちゃんに会いに行きます。ただ見に行くだけじゃなく、「トロッコに乗って行く」というのが特別ですよね?スペースコースターに乗っているように暗い中をトロッコちゃんが進むと、その先には満天の星空のような緑色をしたホタルの優しい光が!昨年は大雨が降った関係で見ることができたホタルは少なかったのですが、今年は当たり年♪こんなに多くのホタルを間近で見たことがない!ホタル自体見るのが初めて!などなどナビはもちろん皆さまも興奮ぎみ。ここでしか体験できないホタル観察。やっぱりまた来年も見に来たい!!
クライマックスはランタンに願いを乗せて…
ホタルで感動の渦に包まれたナビ御一行様。しか~し、最後は夜にあげるランタンです。お昼にあげるランタンもいいですが、やっぱり夜は格別に美しい!先ほど完成させたランタンに灯油を染み込ませた紙12枚を取りつけると準備完了。ちなみに灯油を染み込ませた紙は必ず12枚!これは12ヵ月(つまり一年)無事平穏に暮らせますようにという思いを込めているんですって。
記念写真もそこそこに火を灯すとみるみるうちにランタンが膨らみ、熱~くなってきます。先生の5、4、3、2、1の声でランタンを空に放つとあっという間に夜空へ飛び立ってゆきます。この日は星もきれいに見えていたので空高くあがっていったランタンとお星様が混ざり合って幻想的な空になりました。皆さまの願いが叶いますように!そして来年もホタルツアーが開催できますように…
今回のホタルツアーはランタンも無事飛び、ホタルもたくさん見られたラッキーな回でした。そして参加していただいたお客様が多くの方と交流を持てていた様子が、ナビは個人的に一番嬉しかったです。帰りのバスに向かう途中、次に会う約束をされている方もおられ、異業種交流という点でも大成功?笑顔が絶えないツアーとなったこと、台北ナビ一同とっても喜んでいます。来年もまたホタルツアーでお会いしましょう!
以上、ホタルに首ったけなナビがお届けしました。