歩くだけで楽しい台中のおしゃれストリート、世界のお料理を堪能できる素敵なレストランや雑貨店、ギャラリーが軒を連ねています!
こんにちは、台北ナビです。
本日は台中きってのおしゃれストリート美術園道をご紹介します。
美術館から続くこの道は緑道になっていてその両側にはギャラリーあり、雑貨店あり、デザートショップありと、街歩きにはぴったりの場所です。
特にレストランは、台湾料理、原住民料理、客家料理、さらにはアジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地のお料理が楽しめます。
イスタンブール料理店
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鳥たちの可愛い、ヨーロッパ料理店
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美術園道とは?
美術園道というのは、国立台湾美術館を背にまっすぐに伸びる五権西三街、五権西四街一体のことで、季節の花や木々が美しい緑道となっています。こちらには素敵なショップが立ち並び、デートや散策にぴったり。おいしいお食事を堪能したり、台湾旅行のおみやげもこちらならバッチリ手に入ります。
木々が迎えてくれます
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季節によって様々な花も咲き乱れます
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こちらのレストランは、その名も「グルグル原住民音楽レストラン」。咕嚕咕嚕(グルグル)とは、台湾でお腹が空いたという意味の擬態語です。日本語だとグーグーですね!名前の通り、音楽を楽しみながら原住民料理を楽しむことができます。
店長さんのコスチュームとっても可愛いですね!
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手作りアクセサリーも原住民ならではのデザインです
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歌声に聴き惚れてしまいますよ!
店長はセデック族のウムさんです。
服やアクセサリーもセデック族のコスチュームで、とってもおしゃれですね!オーナーであるパイワン族のガラナンさんは、歌がとても上手で、ステージでライブ演奏を聴くことができます。
こちらのレストラン、外観も内装も個性的。足を踏み入れてまず迎えてくれるのがタイマツです。
原住民の生活において、タイマツは狩りに出た男性たちを迎える狼煙の意味があります。また、手描きの絵やオブジェが至る所にあり、フォークロアアートの展覧会のようです。
迎え火でお迎えしてくれます
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楽しいフォークロアアート
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お食事は、メニューは11種類のメインディッシュから選び、全てセットになっています。食用バト(斑鳩)あり、魚、猪肉、若鶏(春鶏)ありで、他にも原住民ならではの日本では普段食べられないものがたくさん!
小米酒(左)と水果実酢(右)
こちらは食前酒(開胃酒)。小米酒と水果実酢から選ぶことができます。
小米(シャオーミー)の刈り入れは、5月から6月に台東で作られます。小米は、水稲に似た植物で、原住民の主食やお酒の原料として用いられます。どちらも甘酸っぱくてとってもおいしいです。
それでは、ナビがいただいたお料理をご紹介します。
前菜の自家製野菜サラダ
猪肉のハムとパッションフルーツの果肉が珍しい一品。 スープは野菜スープ、ご飯は紫芋の入ったものです。 彩り豊かですね!
Ah Vai(粽)
こちらはアバイというパイワン族の粽で、甜麵醤のソースでいただきます。
中華粽とは違う何とも言えない素朴な味わいです。
原住民のお料理も現代風にこんなにおしゃれに盛りつけされています。
お団子状で見た目も可愛いです
副菜
副菜はポテトサラダを涼皮(小麦粉を蒸して作った皮)で巻いて肉鬆(肉でんぶ)がまぶしたもの、百頁豆腐の揚げたもの、ほうれん草と白菜の茹でたもの。
一口サイズに丸めてあるので、食べやすい一品です。
絶品です!是非一度お試しください!
豚肉のロースト
そして、メインの猪肉のロースト。とても香ばしくて美味しかったです!
ソースをつけなくてもしっかり塩味がついています。おすすめの一品です。
これで一人分480元。盛りだくさんですね!
お料理は一品一品出て来ますので、食事をしながらオーナーのガナランさんの歌声を楽しめます。
台中市西区五権西四街13巷2号 tel.04-2378-3128
営業時間11時~23時(14時~17時休憩)年中無休
カード不可 サービス料10%
陶芸ギャラリー廣達藝苑
廣達藝苑は陶芸家の蔡先生の陶芸ギャラリー兼ショップです。
天井は必見です!
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こんな空間でお茶を飲みたいですね!
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陶芸家の蔡先生は陶芸歴35年で、京都で個展を開かれたこともあるそうです。
細かい模様と厚い釉薬の技法は蔡先生のオリジナル!
大きな作品もあります
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茶器もいろいろそろっています
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飾り棚も特別です
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それぞれの色合いに見とれてしまいます
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こちらの建築も独特で2階が日本家屋のような作りになっていて、茶室もあります。
扉の活かし方も見事です
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茶芸と茶道がミックスされています
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茶器の値段は、500元から3000元以上。雑貨も売っています。
和風の布がそろっています
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茶托が豊富です。どれもステキですね。
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まだ美術館にいるような感覚になります
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エントランスには池が
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台中市西区五権西四街37号 tel.04-2371-5202
営業時間 10時~21時 過年休み カード不可
新食感パイナップルケーキの店 阿貴師鳳梨穌
美術園道で一際目立つこのお店は、2012年9月に開店したパイナップルケーキショップです。
ピカピカの金色とオーナーの顔が目印です
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きれいな店内
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パッケージもオーナの顔のデザインです
ナビはこちらのパイナップルケーキが大好きです。
一般的なパイナップルケーキと何が違うかというと、パイナップルの大きな粒が入っていて、さくさくと果肉を食べる食感が新しく、病み付きになりそうです。
パイナップルケーキ8個入り256元 、16個入り512元
台中市西区五権西四街160号 tel.04-2378-2368
営業時間10時~21時半 年中無休 カード不可
新台湾料理 巴瓦「BAVA」
紫を基調としたデザインが目を引きます
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アシスタントマネージャーの許さん副シェフの肅さん
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こちらのレストランは、ズバリ新台湾料理!
台湾料理、原住民料理、客家料理、眷村(昔の軍人村のこと)料理、日本料理などがアレンジされた新創作台湾料理です。
メニューの数は40種以上で3ヶ月ごとに替わり、それに合わせて店内のインテリアも、3ヶ月ごとに美術、詩人等のアーティストの発表の場となり、アートギャラリーとしても楽しめます。
個展会場のようです!
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詩の展覧会が行われていました
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お豆腐料理なのに宝石箱のよう!
それでは、気になるメニューをご紹介。
こちらは壓箱寶。客家料理をアレンジした豆腐料理。中にエビが。宝箱みたいでおいしく楽しい一品です。
中のチーズがとろーり溶けだします
起司菜脯蛋(切り干し大根入り台湾オムレツ)日本の卵焼き風の一品。
ネギとチーズがアクセントになっています。
付け合わせやソースの色合いがおしゃれ
烤山猪肉(猪肉のあぶり焼き)原住民の代表的料理も、酸菜とオレンジとキンカンに漬けたカラフルな冬瓜の付け合わせでおしゃれに仕上がっています。
赤い色は天然の着色料だそうです
こちらのデザート、紅亀粿(アングークェ)は、拜拜(お祈り)の際にお供えされる台湾の伝統菓子です。
実際はもっと大きなものですが、こちらのものはお餅の中に小豆あんが入っていてミニサイズで蒸篭に入って出て来ます。テイクアウト可能です。
台中市西區五権西四街170號 tel.04-2371-1900
営業時間11時~22時(14時~17時30分休憩) 年中無休
カードVISA Master JCB サービス料10%
雑貨の店 東風雅舎
こちらのお店には木彫、陶芸、染め布衣服や民芸品が所狭しと並べられています。ここなら掘り出し物がみつかるはず!
変わった木彫にも出会えます
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遊び心のある商品がいっぱいです
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スタッフの潘さん(左)と王さん(右)
お2人のコスチュームも個性的でとても素敵!
このような衣服も豊富にそろっています。
衣服も豊富です
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躍動感があっておしゃべりしそうです!
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台中市西區五権西三街101號1樓 tel.04-2372-6313
営業時間 12時~21時30分 年中無休
カード VISA Master JCB American Express
他にも個性豊かなお店がいっぱい!
IKAT インド織りの布素材を使ったインテリア小物店
品虹橋 四川上海料理のレストラン
養生銀行 台湾産の有機食材にこだわったレストラン。店内にスーパーもあります。
香草園 評判のフランス風ベジタリアン料理
豆花開了 可愛い豆花やさん。伝統的豆花、プリン豆花、他のスイーツも充実。
日出大地 お馴染みのパイナップルケーキ店ですね。
美術園道のショップには庭園があります。
まだまだご紹介しきれないくらい魅力いっぱいの美術園道。
台中を訪れたらぜひ訪ねてみてくださいね!
以上、台北ナビがお届けしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-02-25