またまた国立台湾美術館の展示にボランティア参加のナビ、今回は日本のスーパーデジタル技術集団「teamLab」さんのお手伝い。続々と台中入りするメンバーのみなさんはPCを片時も離しません。
実は国立台湾美術館は、現代アート、特にデジタルアートの分野にもたいへん力を入れて、「数位芸術方舟digital-ark」という、デジタルアート専門の展示館があります。
現在注目を浴びている「teamLab」の製作現場には日本からのメディアも撮影に。
すごい数の大型モニター。今回の展示では40台以上のモニターに加え、PC、インターネットの設備、プロジェクターなどで電気配線がマヒしそうなほど。そのつど電気工事担当の人が調整に来てました(^^;
すばらしい芸術も美術館での展示にはいろんな人が関わっています。こちらはモニターにかぶせる木枠を作っている大工さん。脚立にのったまま平行移動してました。すごい!
これは今回初めて製作される108台のスマートフォンを使った作品。いったいどんな作品になるのでしょうか・・・
できあがったのはこれ。暗い空間の中で、小さな小さな人が笛や太鼓を奏でたり、舞を舞ったり、一つ一つ違う動きをしているんです!1台のPCで制御され、周囲の動きを感知して、またインタラクティブに動きや音を変えるのだとか。吸い込まれそうになるくらい、不思議でステキな世界でした!(写真ではうまく表せませんので、ぜひ実物を見てください!)
展示場の一番奥にあるのは「花と屍」という作品。美しすぎてタメイキがでるほどの日本の伝統美が動くんです!
「We are The Future(芸術超未来)」と名づけられた展示は5月26日から8月12日まで。詳しい内容については「teamLab」のサイトでチェックできます。
また美術館本館の方では、世界を巡回展覧中の「未来通行証」という現代アートの大きな展示が開催中。日本をはじめアジア、世界の最新のサブカルチャーや現在アート、デジタルアートが楽しめます。
ユニークな作品がいっぱい。こちらは5月12日~7月29日までみることができます。