泡茶師との台東旅行

大自然がそのまま残る台東で、無我茶会を！いつもはコンクリートの地面で行われる無我茶会を、フカフカの広大な草地でやってみたい、と思っていたところでした

指定された会場はあまりにもな草地。４０人あまりの我々があまりにちっぽけな存在に感じます。どこでやろうか？と、遥かかなたに建物のようなものが見えてきました

近づいてみると、原住民の伝統的な建物だそうです。会に欠かせない横断幕をここに張り、場所決定！

緑に赤い横断幕が映えます

籤引きで場所が決まったら、道具を広げます。台北とちがって、草地が超清潔！！ハイジになった気分です（？）

中にはこんな大きな葉っぱを拾って、茶席に利用しようと言うツワモノも

桜の季節かな？とおもい、フェルトの花びらを飾ってみました。道に咲く花を手折るのもかわいそうなので

皆でお茶を淹れて４杯に分け、３杯を左隣の人に配り、４杯目を自分でいただくという方法で、輪になってお茶を淹れれば、参加者全員がお茶を淹れて、しかも他の人が入れたお茶を飲むことが出来ます。凄いシステム！

今回なんと幼稚園児も参加！二人はいとこ同士だそうで、仲良くいつも一緒。お茶も、大人の介助を受けながら、ちゃんと美味しく淹れられていましたよ

でも、たまに、「僕がやる！」と小競り合い（笑）

終わったら、道具を片付け、ゴミ一つ残さぬよう会場を清めます。お、何処からとも無く犬が参加。付近に飼い主なし。ピクニックと勘違いし、おこぼれを貰いに来たような感じです
土地があまりにも広大で、我々が使用したのはこの草地のほんのちょびっとだけ。台東は本当に広い！こんな風景がそちこちに存在します

ご年配の参加者が多いこの旅行、でも、台湾人の旅行は年齢関係なくパワフルです。お酒は飲まないこの人々は、「お茶飲み」集団なのです。場所と熱湯が確保できれば、どこでも茶会ＯＫ。これは、夕食後、その場所を片付けての夜の茶会の模様です

日本の骨董大好きなご夫婦の茶席

こちらはなんと、日本の番茶をオシャレに淹れています

茶食（茶請け）の豊富さがピカイチ。高山茶を淹れていたご夫妻

あっという間に茶に群がる人々。エコ意識が高い皆さんは、必ずマイ茶杯持参です

日本の骨董好きな台湾人後夫婦の茶席で、日本空軍の記念茶杯を発見！高台がゼロ戦の形をしています

宴は夜遅くまでつづき、このあとカラオケ＆ソーシャルダンスで盛り上がりました