緑の川が広がる碧潭。橋のライトアップを背景に、レストランやカフェでくつろぎタイムを…
こんにちは、台北ナビです。すでに何度か台北を訪れている、今度の旅行は時間に余裕がある、そんな時は少し遠くへ足を延ばしてみたくなりませんか?
そんな時にピッタリなのが「新店・碧潭」!MRTの新店線で終点の「新店」駅で下車後すぐ。台北中心地から30分弱で気軽に訪れることができる穴場スポットです。夏の夜、美しい景色を眺めながら、くつろいでみませんか?
「新店・碧潭」
郊外の水辺がキレイなスポットといえば、淡水があまりにも有名ですが、ここ「碧潭(ビータン)」も負けていません。緑の川が大きく広がり、その川沿いは美しく整備され、歩道などは心地よい風を求めて散歩するのに適しています。吊り橋もそうですが、それとは別に、虹のように川にかかる大きな高速の高架も夜になると何色にもライトアップされ、いっそうその美しさを増します。
また、川沿いの高台は2008年に全面的に整備され、約15店舗のレストランやカフェ、ショップが軒を連ねるアーケードへと変身!今回はこのアーケードに焦点をあてて、みなさんにご紹介します!夏の夜、美しい景色を眺めながら、くつろぎたい…あなたならどのお店を選びますか?
駅側からご紹介します
駅に近いアーケードのお店からご紹介します。
その前に、注意すべき点を。フードコートとは違うので、どこに座って何を食べてもいいというわけではなく、きちんと店ごとに座る席は区切られています。まずはオーダーしたいお店の席に座り、そのお店と同じオーナーの別の店のものならば頼んでその場所で食べることも可能。それを見分けるにはメニューに記載があるかどうか。他の店名が書いてあり、メニューが一緒になっている場合はオーダー可能です。また、最低消費額の設定がどのお店にもあります!ひとり150元が基本のようですが、休日は200元になるところも。さらに10%のサービス料や座席料を取るところもあります。また、時間制限があるお店もあり、平日は120分、休日は90分限定というお店もありますので、先に確認してから座るのがベストですね。ほんとんどのお店が、11:00~22:00くらいまでの営業になっています。
1:「MARK ROCKY PIZZA」
ピザのお店。ピザは10種類。ベーコンスモークチキンピザ150元など…値段相場は200元前後。チーズ2倍はプラス30元で可能!そのほか、パスタ14種、グラタン・ドリア系11種類とイタリアンメニューならおまかせ。鉄板牛肉ピザやキムチ牛肉パスタなど、変わりダネメニューもあり。スープやドリンク、サイドメニューと一緒にどうぞ。
2:「碳烤鐵人」
串焼きのお店。店先のケースの中には串焼きのタネが各種並んでいるので、指差し注文も可能。夜市のメニューで見かけるものもあったりして、お腹がいっぱいでも、気軽に1本からオーダーできるのもいいところ。肉類はすべて網羅、海鮮はサンマなど、野菜も各種あり。ドイツのビール「BLUE GIRL」が1缶で80元、生ビールは1杯150元から。ビアホール感覚で楽しめます。
3:「MARK 杯杯 現泡茶」
ドリンクスタンドのこちら。コーヒーからお茶までいろいろあります。鮮泡茶(お茶)は菊花プーアール、白桃ウーロン、阿里山冷茶など、どれも100元。フルーツ茶や花茶はホットで頼むと茶ポットで出てくるので、長居したい時にはいいかも。暑い時はシャーベットやサンデー、小腹が空いていたらワッフル、夜一杯飲みたい時はカクテルもあります。どれも200元弱です。
1-3の3店舗はオーナーが同じなので、席に座りながらにして、ほかのお店のものもオーダーすることができますよ!
4:「杜納卡巴 Dona Kaba from Turkey」
めずらしいトルコ料理店。「捲餅」と書かれたブリトーがオススメの1品。グリルチキンブリトー100元など。午後、小腹が空いた時や夜食にもよさそう。野菜を輸入したり、ソースもシェフが特製するなど、こだわり派のお店です。
5:「碧水堂」
そのたたずまいもちょっと惹かれるドリンク店。お茶を中心になんでもありの豊富さ。ナビが気になったのは“QQ”と書かれた珍珠(パール)!そう、あのパールミルクティーのパールですが、黒が主流なのに対しここのはなんともカラフルなんです。カワイイQQ♪珍珠烏龍菁茶120元など。中ジョッキより大きいので出てきますので、かなり居座れそうですネ。
6:「赤壁食堂」
赤壁=レッドクリフ、ということで、店名を見た時あの映画を思い出しました。食堂とはいえ、定食メニューが並んでいるのではなく、食事はひとりサイズの鍋がメイン。牛肉鍋300元など。そのほかは、台湾風居酒屋メニューが揃います。揚げ大根もち80元や魯味(台湾風煮物)盛り合わせ150元など、台湾らしい味も楽しめますよ。
4-6の3店舗もオーナーが同じなので、他店舗メニューもオーダー可能!
トイレ
ここで一区切り…プチ情報ですが、トイレはアーケードの中間地点などに用意されています。一見簡易トイレ風なものもあるのですが、入ってみると広い個室になっていてキレイです。
では、ふたつめのアーケードに移りましょう。
グッズショップ:「Happy Time!」
…とここで、かわいらしいグッズショップが現れました。中を覗きましたが、「碧潭」らしいグッズが買えるわけではなく、キャラクターもののファンシーグッズが中心です。
7:「water front」
実はナビがいちばん注目していたのがコチラ「water front(水湾レストラン)」です。前に一度来店したことがあり、淡水にもあるので知っている人は知っている有名店。雰囲気バツグンです♪西洋各国料理が中心ですが、料理の味もなかなかだし、量も多いので、みんなでワイワイ食べるのにもピッタリ!串焼き盛り合わせ680元などオススメ!クラムチャウダー350元もイチオシだとか。食事のセットメニューは540元から。休日限定メニューワッフル各種180元~も人気。サービス料10%がかかります。
せっかくなので、ナビたちもくつろいでみました!
タイのソテーマンゴーソースのセット 540元
手の平よりも断然大きいビッグサイズ!でも、白身魚で身がさっぱりと淡白なので、ペロッと平らげてしまいます。マンゴーソースの酸味がアクセントに。魚の下にはミニトマトやズッキーニ、マッシュポテトなどが隠れていました。
デザートとドリンクは数種類ずつから選べます。ナビは「悪魔香森林(チョコバナナケーキ)」と、「洋香瓜蜜蘋果(アップルハニーティー)」をチョイス。バナナの香りが充分にするおいしいケーキでした。ドリンクには本当にリンゴが入っていて、自然な甘みがしました。