今年はなんと188秒間の花火が放たれました!形も色もさまざまで、見る者からは感嘆のどよめきが上がりました。
こんにちは、台北ナビです。今年もやってきました!台湾恒例の台北101カウントダウン花火。188秒間と例年にない長さをアピールしていたのが、途中2回停止したため(あれ?終わったの?みたく)、最終的には188秒を越えてしまったという、なんとも台湾らしい?終焉でした。
今年市政府前の広場だけでも76万人が集結。全体では260万人。前年より20万人も多かったのです。そのためかゴミも多くなり、約13トンの路上に捨てられたゴミは、500人の清掃員によって3時間かけて片付けられました。それでも昨年より観客がかなり増えたわりに、ゴミは1トン強減ったということなので、皆の環境に対する意識も少しは高まってきたと誇らしく思うべきなのでしょうか??衛生局も7か所に臨時のナースステーションを設けていました。結果的に134人がここに立ち寄り、うち82人は内科系。当日の寒さと人込みによる不快感、胸やけ、胃痛などで具合の悪さを訴えました。外科にかかったのは52人で、ねんざや転倒による怪我がほとんど。うち4人は骨折や酒酔いで病院に運ばれたのですが、大事には至りませんでした。この日はホント台湾らしくない寒さでしたよね。
新光三越付近に到着
ナビは17:00に会社を出て、17:30ごろ松仁路と松寿路の交差点に着きました。松仁路沿いにはいつになく屋台が並び、夜市の様を表しています。そうですよね、夜は長いし、台湾では人が集まるところには、どこからともなく屋台が出現するものなのです。それにしても三越近くまでのびるこの屋台群を見ていると、ここは台北一高級な信義区なのだということをすっかり忘れてしまいます。信義区臨時夜市なんてのが月1回あってもいいのでは?
屋台がずらっと並び、コンサートグッズみたいなものまで売ってます、これって必要なのかな?
ふと上を見上げると、「台北101」が静かに佇んでいました、嵐の前の静けさ?
4Fレストランへ
今回の台北ナビ主催のカウントダウンディナー地「榭庭園空中花園餐廳」は、新光三越A9館の4Fにあります。いつもは静かなカフェレストラン、あるいは庭園を各種イベントに貸し出すお店なのですが、この日は、台北ナビのディナーとライブを行う業者への貸し出しとなり、皆忙しそうに立ちまわっています。
花火までに歌のステージを作ります
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お酒も運び込まれました
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食事はゆっくり始まります
この日は、シャンパン、前菜、スープ、エスカルゴ、サラダ、サーモン、ステーキ&ロブスター、デザート2種という風にゆっくり運ばれてきました。スタッフたちは忙しく動きまくっているので、一つの料理を食べ終わった後、次の料理がくるのがかなり遅かったりしました。その分、ゆっくり胃に消化されていったのは、よかったですが。
緑、青、赤…と縁取りの色が変わるスピードが早くなっていく「台北101」、年に一度のビッグショー前のウォーミングアップみたい。
花火を見に来ました!
ナビは、お隣に座られた4人の方とおしゃべりをしました。山本さん親子は娘さんがよく台湾へ来るそうです。台湾へ来て食べているものも台湾おにぎりの「飯團」だったりして、かなりの台湾通。お母様の方は10年前に4,5回台湾へ来られたそうで、久しぶりの台北の発展に驚いていました。そうですよね、10年前はまだ新幹線もなかったですし…、この信義エリアに台北101もまだできていなかったし。ここはグランドハイヤットホテルと貿易センターくらいだったんです。その後、新光三越が1館できて、そして、向かいのNewYorkNewYork、ワーナーヴィレッジ…と建設されて来たんですよね…。娘さんと安藤さんは友人で、安藤さんと近藤さんもお知り合い同士。皆さん中国語を習い始めて知り合ったとのことで、簡単な会話はそつなくこなしていました。また、しょっちゅう台湾へ来るとのことで、いろいろよくご存じなのにナビは驚きました。今回は4人とも初めて!台湾で年越しを迎えるとのことで、花火に期待が高まります!
いよいよ始まる花火
会場では、11時になって、やっと歌が始まりました。遅く入ってきた人たちは、実は花火時間をはさんで、ラウンジで飲んだりしながら夜中の3時までショーを楽しむ人たちなのでした。
終わりました~最後は煙を一噴き出して、何事もなかったかのように普段の表情を取り戻した「台北101」です。
ひと仕事終えた「台北101」、来年はどういう顔を見せてくれるんでしょうか…?あ?来年もあるよねって??と、信じているナビです。
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記事登録日:2010-01-12