日系企業向けのお部屋探しのエキスパート!日本語OK&日本的サービスの不動産
こんにちは、台北ナビです。2009年で40周年を迎えたスターツグループ。海外でも日本企業と台湾人大家さんから信頼される、アットホームな雰囲気の不動産会社です。
住宅情報のほか、台湾生活に役立つ情報も置いてあります。ナビマガも…!
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日本人と台湾人スタッフが連携して仕事をしています。
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世界にすでに14拠点、さらに拡がるスターツの海外事業。日系不動産のスターツ台湾は、1987年の開設から2009年で22年。駐在員の間では知らない人はいない!というくらい有名です。台北市内全体の物件を取り扱っており、日本的なサービスが好評。お部屋探しから契約、アフターサービスまでしっかりサポート。基本的にひとりのスタッフが責任を持って担当してくれるんです。また、お客様へ必要以上に電話を何度も掛けたりということは一切ないそうで、安心して利用できるのが人気の秘密なのです。
さらに耳よりなのが、日本への帰国時も頼りになるということ。 スターツ台湾では、日本国内380店舗(2009年10月現在)の賃貸・売買の仲介を扱う「ピットハウスネットワーク」を通じて、お客様のご要望をお伺いし、希望するエリアで住まい探しのお手伝いを、台湾にいながらサポートしてくれるんですって。
リニューアルしたというスターツのホームページを一度覗いてみてください。豊富な物件情報から、契約までの流れ、そして台湾生活情報まで、暮らしに役立つ情報が満載です。物件数は日に日に増加しており、常に1300件~1500件もあるそう。また、一日に30~40件のペースで最新物件が更新されるといいます。
物件は、希望のエリア、間取り、予算などで条件を絞って検索もできるのでとても便利。写真付きの詳細情報がついているので家でもラクラク物件検索。新規の方は、物件探しから入居まで約1ヶ月、住み替えの方なら2、3ヶ月前から検討される方が多いようです。できるだけ多くの情報を集めて、比較・検討するのがより良い住まいを探す基本だそうですよ。
あなたが部屋探しの際、重視する条件とは?
情報は細かくチェックしたいですね
物件探しの前に条件を整理しておくと便利。たとえば…
・ 管理人が24時間いるかどうか
・ 建築年数や内装状況
・ 交通が便利かどうか
・ スーパー、コンビニが近くにあるか
・ 学校が近くにあるか
・ ペット連れでもOKか
・ 予算(駐在員の方の平均予算は単身で45,000元、ファミリーなら62,000元くらい)
契約までの流れ
① 物件選定
・ホームページや店頭で物件を選びます(資料取り寄せも可、送付してもらえます)
・不明な点や質問などあれば、電話やホームページ、
Eメールで問い合わせメールでの問い合わせでも、回答は迅速!なんと当日中にお返事がもらえるんです!
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② 案内&説明
・実際にスタッフと物件を見学(家具付き物件を探す人がほとんど。
ゴミ出しなどについても確認しておきましょう)
・物件見学10分と周辺案内15~20分(最寄駅、スーパー、学校、公園など)
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③ 条件の確認&契約交渉
・賃料や支払方法などの条件の最終確認
・希望者は家財保険も加入可
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④ 契約
・保証金 : 一般的に賃料の3ヶ月分(日本でいう敷金とほぼ同じ。礼金はありません)
・仲介手数料 : 賃料の1ヶ月分
・契約期間 : 基本的に1年~2年
・印鑑、パスポートコピーが必要
・支払は現金or銀行振込or小切手(カード不可)
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⑤ 入居
・鍵を受け取り、いざ入居!
気になるお部屋があったら…
「実際見てみたい!」「この物件の詳細を知りたい」と思うお部屋があったら、メールか電話でご連絡を!また、ぴったりのお部屋が見つからないときも、ご希望の条件を遠慮なくメールや電話でご相談下さい。ひとりひとり希望する条件は異なるもの。スターツスタッフが物件を探してくれます。
その上で事務所に出向いて相談するもよし、また台北市内のどこかで待ち合わせて(もちろんあなたのオフィスでもOK)直接物件を見に行ってもよし。フレキシブルに対応してくれます。
実際の部屋探しはこんな感じ!
今回ナビもオフィスにおじゃまして、実際の部屋探しがどんな感じなのか見せてもらうことにしました。
ちょうどナビが伺った時、日本人の男性のお客様、島田さんが奥様とのふたり暮らしの新居を探されているところでした。この方に密着してみたいと思います!
スターツのスタッフは全て日本に留学経験のある台湾人で構成されているそうです。家にいる時間が長い奥様の目線で考えられる、との点で、営業スタッフはきめ細かい女性が中心なんですって。
この日も島田さんに、ふたりの女性スタッフが担当していました。林さんと陳さんです。
島田さんはあらかじめホームページで気になる物件をすでにチェックしていましたが、その物件の詳細情報や、そのほかの最新情報も見ることができるため、オフィスを訪れました。ひとしきりスタッフの方と相談した後、早速物件を見に行くことになりました。だいたいみなさんひとりだと5軒くらい、夫婦おふたりだと10軒くらい見て回るそうです。物件はスターツが手配したハイヤー、もしくはタクシーで一緒に見てまわります。地理に不案内の方でも安心です。
1軒目の物件に到着
こちらの物件は日本人に人気の中山区にあり、中山北路沿いの国賓大飯店のすぐ脇にある単身、もしくは夫婦向けマンションです。
まず、こちらの物件の特徴は7階部分に吹き抜けの公用スペースがあるところ。ピアノも置かれ、音楽も流れるその空間はなんとも優雅です。ベランダもあり、テーブル・イスも配置されているので、みなさんここで憩いの時間を過ごしているのでは…お部屋はここの12階に。採光や冷暖房などを細かくチェック。また、台湾の物件で忘れてはいけないのが、キッチンのダクトの有無の確認だとか。日本では当然のごとく換気扇があればダクトもありますが、台湾では結構ないところも多いんですって。これでは部屋中がモクモクしてしまいますよね…さらに、浴室に窓がない、ベランダがない、のも特徴でしょうか。立地や先ほどの公用スペースはとってもよかったのですが、今回は保留にすることに…ちなみに月45,000元の物件でした。その後もお気に入りが見つかるまで、スタッフの方は根気よく付き合ってくれます。安心ですね。
2軒目の物件は…
続いては、ナビのようなひとり暮らしの女性にピッタリな物件があるということで、ご紹介していただきましたー。
立地は、最寄りの駅が「民権西路」。また近所には小さな夜市や市場があり、とっても便利な場所です。外観も新しくて高級な感じ。入口の警備員さんのチェックも厳しく、セキュリティの面からも安心して暮らせそうです。お部屋はこの7階。大家さんも女性ということで、本当に女性に好まれそうな内装になっていましたよ。シャンデリアもありました~。ちょっとブラックモダンな雰囲気。ロフトがあるのでリビング部分の天井も高く、壁紙や家具類の色彩もオシャレです。キッチン付き(ダクトあり)、バスタブ付き!、収納バツグンとナビの願いをすべてクリアしたこのお部屋。また、さらにオススメポイントがある、と連れてこられたのが屋上のテラス&ジム!本当に最高です。だって”台北のシンボルが全部見れる”といっても過言でないほど。101、圓山飯店、新光三越ビル、松山空港を発着する飛行機…庭園風になっている部分もあれば、ブランコが置いてあったり。ここに住めるなんてうらやまし過ぎます!
スタッフ紹介
まずは、日本人スタッフの桜井俊平さんをご紹介しましょう。桜井さんは新卒で入社後、スターツ一本。すでに6年の豊富な経験をお持ちです。日本では売買営業を主な業務とし、2008年7月よりスターツ台湾へ。仲介業務は貸主と借主の間に立つのが難しいところ。とくに、両者が国籍が違うとなればより大変なのは素人のナビでもわかります。「台湾の不動産文化と、日本の不動産文化とは全く異なるので、(日本の借地借家法は非常に厳しく借主が守られているので、必然的に日本人のリスクの認識は、甘くなってしまいまいがちです)、契約時、契約後に問題が起きないよう、さらに入居後のことも考え、事前に細かくご説明、ご案内をするように心がけています。」と語っていただきました。日本人ならではの視点でのアドバイスが頼りになりそうです。
左が林さん、右が陳さん
今日案内を担当していただいた林さんと陳さん。おふたりとも若くてフレッシュな雰囲気が魅力。林さんは日本語学科を卒業後、雪の中の生活にあこがれて北海道に1年間の留学をしていたそう。この仕事を初めて4ヶ月目です。「お客様や大家さんとのおしゃべりが大好きで、日本語を使って日本人のお客様に接することができるのがいちばんの楽しみ」といいます。愛くるしい笑顔なので気軽になんでも相談できそうです。
一方の陳さんも日本語学科卒業後、1年間日本へ留学していました。その分日本人の考え方を理解していて、「台湾人の大家さんとの考え方の違いなどの間に立ち、その隙間を埋めてあげるのが私の仕事です。」と話してくれました。頼りになる発言!お客様の立場に立ち、細かいところにも気を使ってくれるのでは。
「台湾でも安心の住まい探し」。ここスターツ台湾なら「着実に、丁寧に」、その願いかなえてくれそうですね。
以上、台北ナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2009-12-02