懐かしい台湾が見え隠れするグッズで生活を楽しくしちゃおう!
こんにちは、台北ナビです。
台湾のエッセンスがたっぷり詰まった生活雑貨ブランド「TZULAÏ」。お皿やグラスなど、「誠品書店」や「好,丘」といったショップで、実際に手に取ったことのある人も多いのではないでしょうか?
本日ナビは、2017年2月にオープンしたという本店「厝内潮州33本店」におじゃましてきました。どれもかわいくってテンション高めになっちゃうショップです。それでは、さっそくご紹介しま~す!
昔スタイルでお買い物できちゃう、ショップ×オフィス
2014年に誕生した「TZULAÏ」。これまではデパートやショッピングモール等で商品を展開していましたが、ついに待望の路面店がオープン!初の単独ショップとなるココは、「TZULAÏ」の店舗とオフィスを兼ね合わせたスペース。単に商品を販売する場としてだけでなく、商品に出会い、生みの親の声が直接聞ける場所でもあります。
オーナーの許文鴻さんは、「友人が遊びに来るのと同じようにお客様をお招きしたい」といいます。だからショップで接客を担当してくれるのは、商品の開発に携わっているスタッフたちで、手に取った商品をまさにデザインした張本人ということも。1つ1つストーリーがあるという商品のこと、製作秘話…etc.製作者本人から直接いろいろ聞けちゃうかもしれません。
製造過程の写真を見ながらストーリーを話してくださいます
ところで許さんは、昔ながらを感じに伝統市場へ行くのがお好きなんだとか。並べられた商品をはさんで、「今日はコレがおすすめだよ」とか「いつもより大きな○○が欲しいんだけど」とか、台湾の市場では会話を楽しみながら買い物をするのが当たり前。それは人と人が触れ合う光景です。きっと「TZULAÏ」もそんな感じ。スーパーのように、ただ商品を手に取ってレジに向かうような味気なさはありません。お客さんとスタッフが言葉を交わしながら買い物を楽しむ…そんなお店です。(とはいえ、押し売りなんてのはありませんので、お気軽にどうぞ~!)
「TZULAÏ」は台湾語の発音に似せた表記で、「I」ではなく、「Ï」(フランス語の発音表記)の方がよりしっくりくるのだとか。「ツーライ」でなく、「ツゥーラィ~」と語尾を上げるようにするのがポイントだそう
店名の「TZULAÏ」は中国語では「厝内(ツーナイ)」と表わし、「おうちの中」という意味だとか。その名の通り、ココでは家の中で使うさまざまな生活用品を主に展開しています。グラスやコップ、お皿、お箸…といったキッチングッズから、ソープトレイや歯ブラシ立てといったバス用品などなど。どれも見ているだけで、なんだか懐かしい気分になるものばかりです。
「台湾の日常にある古いものからインスピレーションを得て、台湾文化を紹介する気持ちで商品を作っています」とは、許さん。よく見ると、台湾好きならきっと見つけることができる仕掛けがいっぱい!曇りガラスの窓、窓に取り付けられた鉄枠、タイル舗装の道…モチーフとなった「ちょっと懐かしい台湾」が見え隠れ。けれど「TZULAÏ」流のデザイン力でアレンジしているから、ノスタルジックでありながらファッショナブル。今の暮らしにハマるグッズの数々です。
次のおうち(TZULAÏ)を待ってマス♪
商品はこのオフィスでデザインされ、その8割以上が台湾の工場で製作されているというMade In Taiwan(MIT)グッズ。どれも台湾らしいから、台湾旅行のお土産としても最適です。きっと、眺めているだけで楽しかった旅を思い出せるはず。ぜひ、あなたのおうちの中に「TZULAÏ 」グッズたちを招いていてはいかがですか?
それではストーリーと共に商品の一部をご紹介します。
澎湃盤シリーズ初期の作品だというこちらは、今も人気商品の1つ。「澎湃」とは台湾語で、「豊富な」という意味。お祭りやお祝いで、道にテーブルを並べてみんなで食事を共にする「辧卓(バンドー)」時、食卓に並ぶ豊富な品々をイメージして描かれたというお皿です。これを使えばいつだって「辧卓」気分!