台湾フルーツをふんだんに使ったチョコにとろけました
こんにちは、台北ナビです。
チョコと聞くと、スイスやベルギーを思い浮かべるのが一般的ですが、近年台湾でもMade in Taiwanのチョコがじわじわとブームになっているのをご存知でしょうか?
チョコは原料のカカオが必須条件ですが、その原料が輸入ものじゃなくて、なんとメイドイン台湾。しかも屏東産。台湾南部の屏東県では、2000年からカカオ樹の栽培を開始しました。ここ数年で時期熟し、量産ができ始めたところで、屏東政府が各農家や会社にチョコ生産を奨励し始めたのです。
2014年12月スタート
左の建物です
福湾荘園巧克力(Fuwan Chocolate)は、台湾の食材や台湾産のフルーツにこだわり、チョコを制作し始めました。オーナーは、許華仁さん。ホテルオーナーの息子さんです。「福湾荘園」と言えば、台北ナビでも宿泊を受け付けている大鵬湾のリゾ-トホテルですが、許さんはそちらのレストラン担当でもあり、チョコショップはそのホテル内の敷地にあります。
ナビが訪れたのはちょうどオープンして1年目の時。実はオープン半年後くらいに、台北の美食展でもナビは許さんにお会いしていたのでした。展覧会場の中でも、ひときわ目を引いたきれいなパッケージ。それが「福湾荘園」のものだと聞いて、チョコショップも始めたの~!とびっくり。更にカカオが屏東産だと聞いて、更に驚き。でもその時、東港名物の『桜海老チョコ』を味見させていただき、あ、これはいける!と確信したことを思い出しました。
これです!桜エビがどっさり
「福湾荘園」では、料理も当地食材を上手に使い、食のためだけにここを訪れる価値があるほどのレストランですが、必ず出てくるのが、東港三宝のひとつである桜エビをふんだんに盛った【櫻花蝦米糕(桜海老チャーハン風おこわ)】。桜エビの風味が口いっぱいに広がる漁港の街らしいチャーハンです。その桜エビを使ったチョコ!斬新すぎる!エビの塩味とビターなチョコの相性がよく合っていて、人気商品だというのも納得できました。
これらのチョコのアイデアと開発は、許さんと大学の先輩であるパティシエの黎玉璽さんの力量によるもの。屏東産のカカオ原料も品質のよさプラス彼らの発想と技術と努力などがあったからこそのもの。今後台湾発のチョコは世界を揺るがしていくかもしれませんよ~。
きれいなチョコの数々
日式抹茶生巧克力(20入) Matcha Chocolate 450元と73% 經典苦甜生巧克力(20入) 73% Nama Chocolate 380元
藏心珠寶盒(10個入り) 980元 相思紅豆・開心笑笑・金黄薑汁・草苺甜心・芝麻姥姥
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こちらは1枚180元でライチ味や豆鼓味など10種類
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冬季限定❄藏心巧克力珠寶盒6入裝 Chocolate Bonbon 6 pcs 420元
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冠軍巧克力珠寶盒 6入裝 Chocolate Bonbon 6pcs 450元(蜂蜜花雕酒・冠軍荔枝・金桔檸檬・洛神花小米酒・橙香焦糖・薰衣草蜂蜜)
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許さんがアレンジした盛り合わせをいただきました.
左から順番に…
冠軍荔枝 ライチ味、賞をとったチョコで高雄産ライチの味が詰まっていました
鳳梨 屏東の「緑地」ブランドのパイナップル、どおりでおいしい!
草苺甜心 苺は台湾のイチゴの産地、大湖産のもの
蜂蜜花雕酒 台湾フルーツのリュウガン蜜。食べたら、この濃厚な味にノックアウト
金桔檸檬 甘酸っぱい!ナビはこれが気に入りました!屏東のレモンです
薰衣草 ラベンダー味でこちらの原料は輸入です、花の香りが広がります
左からライチ味です
85%台灣一號屏東內埔巧克力(85% Taiwan NO.1) 1000元屏東県の內埔というところのカカオで作りました。85%ですから、苦みも適度にあり、濃い。
許さん曰く、カカオの樹木は25年めがピークの黄金期。となると、屏東のはまだ若いので、花の香りがします。樹木の年輪によってカカオも味が異なるから、それはチョコの味にも影響し、年を増すと果実の熟したような甘い味になるそうです。
他にも 味見したのは、
東港在地櫻花蝦巧克力(120g) Sakura Shrimp Chocolate 450元
73%重磅火山豆巧克力(120g) 73% Bark Chocolate 450元
73% 經典苦甜生巧克力(20入) 73% Nama Chocolate 380元
台湾での人気は生チョコだそうで、
先ほどの 73% 經典苦甜生巧克力(20入) 。
他には、73%重磅火山豆巧克力(120g) 。
冠軍巧克力珠寶盒(6個入り)の購入も多く、電話やネットでの注文が主。
台北ではそごう天母や松高店。高雄の新光三越、台中の大遠百でも販売しています。
こちらでチョコを購入し、ショップ内で食べるのもいいし(カカオ茶は無料)、飲み物をレストランで注文して、ホテルの敷地内でいただくのもよいです。
ショップに来られた方は、ご自由にカカオ茶をどうぞ。チョコの試食もついています
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ここの雰囲気もいいです
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チョコDIYに挑戦
開始時間:14:00、15:00、16:00(10:00と11:00は休日のみ)250元/1人
サインも入れたら出来上がり、冷やしてから箱に入れ、持って帰ります♪
ディナーをいただきました
食事時間:11:30-14:00, 14;30~16:30 17:30-20:30
8人以上はテーブルセットメニューで、7人以下は個別のコースメニュー。特にメニューはなく、予算を告げて作ってもらうスタイル。今日の前菜は、鮮醸香腸、魚頭刀、ローズマリーやミント、タイムなどの7種のハーブを使っての料理、魚の卵や心臓、マグロにはカカオがかかっています
新鮮なイカ、貝柱、シイタケ、新鮮なエビの団子とハマグリのスープと桜エビチャーハン
黒マグロのオスとメスをお好みでマスタードやレッドペッパー、抹茶粉などにつけていただきます。
上質の牛肉には、紫イモと白イモ この後車エビも出てきました。
最後はチョコで、73%重磅火山豆巧克力、荘園1号、パイナップルチョコ。
黒マグロのステーキ
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絶品でした
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牛肉もやわらかかった~
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そして、スイーツはチョコ!
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以上、台北ナビでした。