『宜蘭といえば牛舌餅』!?いえいえ、宜蘭はその充実した文化施設も見落とせません!!お財布にも温かい、宜蘭一日インテリツアーに行ってきました☆
こんにちは、台北ナビです。
さてさて、今回はひと味ちがった宜蘭をお約束!!
なんでも今回は、ナビ自ら、宜蘭出身の親子が企画した一日プランに参加してきたのです。
では、宜蘭への愛がぎっしりのツアーに、レッツゴー!!
窓の外のおいしい空気も、立派な観光名物☆
宜蘭民謡まで歌ってくれるガイドの
陳さん
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あっというまに台湾東側の海辺の道へ
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台北と一番ちがうのは、
その静けさでしょうか
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宜蘭・三星地区のようす 家のお米の袋を見たらこの辺りが産地でした
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朝の早さも,何のその!!企画兼ガイド役の陳さんは、宜蘭出身。バスが走り出すと同時に、前方でマイクをもち、宜蘭についてのお話を機関銃のように語り始めました。しまいには、宜蘭の民謡まで唄ってくれちゃう始末☆しかしながら今回は、宜蘭の博物館や史料館をはじめ、宜蘭の歴史や人文に触れようという、なにやらインテリな香りのするツアーのよう。さて、バスに乗ること約2時間半。窓の外の景色は、海辺を経て、広大な土地と、ゆるやかな時間のながれる宜蘭県へ。普段は台北に住むナビ、はやくもその郊外景色にほほえましい感覚を。やっぱり、都市にひきこもってばかりいてはいけませんね。
県庁をみれば、その土地がわかる!?
映画のシーンのようなお庭…
これ、県政府です
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施設内に、おやっ!?
男性理髪部、女性パーマ部?
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本当にあった!!
よい行政は髪型から!?☆
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熱心に案内してくれるガイドさん。
この方も宜蘭出身。
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史料館入ってすぐの吹き抜けの様子。
いやあ、広い!!
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1階は図書館。宜蘭の史料コーナーがメイン。宜蘭のことならなんでもござれ!!
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最初の目的地、『宜蘭県史館』に到着。ここは宜蘭市の中心部といってもよいでしょう。レンガ調の建物の中へ入ると、吹き抜けの天井、池あり庭あり、風通しもバツグンで、同行する台湾人も思わず『ここで働けるなんて、幸せね~』と大声で感心。実はこの建物、これで県の役場とのこと!!目的地の史料館は隣接していて、一歩入ると、これまた吹き抜けの広~い空間。1階は図書館、2階は壁にそって、宜蘭にまつわる分厚~い史料がズラリ…??いいえ、史料の展示方法もとっても画期的☆ボタンを押したりと、カラクリ式になっていて、お遊び感覚・能動的に宜蘭の歴史に触れることができます。遺したい歴史だからこそ、親しみやすく☆という想いが伝わってきます。
こんなところにも日本統治時代の名残が。立派な立派な日式建築
玄関では、もちろん、
靴を脱いでください。
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台湾の方にはこんな廊下も、
珍しいようです。
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ひときわ目立つこの一帯。
お庭の貴重なクスノキは、樹齢100年
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お風呂!!
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《古法醸造杏仁豆腐》こ、これは、たまりません☆こんなモチモチ杏仁豆腐ははじめて。
バスに戻り、陳さんの宜蘭夜市のオススメやおいしい話を聞いて、お腹をギュルギュル♪鳴りはじめたところで、次の目的地『宜蘭設治記念館』へ到着。おやっ!?なんだか、目の前に懐かしい風格の建物が。日本統治時代、地方高官の官邸だった建物とのことです。ちなみにこの建物(復元されていますが)、以前はとり壊すか否かで議論になったのですが、なんでも、庭にそびえる樹齢100年の老クスノキのおかげで救われたとか。しかし、腹ぺこ度もそろそろ限界!?ということで、あっさりお待ちかねの昼食タイムへ。団体行動のため、ゆっくりと食物取材はできませんでしたが、宜蘭の名物料理と、甘党さん専門ディッシュは、しかと写真におさめました☆
ここでちょっと息抜きタイム!?宜蘭ハニーをひとなめ
甘党ナビは、入口ですでにワクワク☆
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こう見えてやっぱり怖い…。
ドキドキものです。
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森の中にそびえる泰雅生活館。柱に描かれた目がいかにも、原住民博物館という感じです。
次は…養蜂所『蜂采生態館』へ。えー、実はナビ、今回ご飯を除くと、ここが一番はしゃいでしまったスポットかもしれません…。ここでは可愛らしい宜蘭小姐がマイクをもって案内してくれました。さあさあ、ベール付きの笠ぼうしをかぶり、ちょっと恐かったけど、いざ、表の養蜂コーナーへ♪できたてのハチミツをペロリ☆そして、蜂さんたちにご苦労さま、と拍手をおくると、今度はお待ちかねの販売コーナーで『蜂蜜酢』『プロポリス飴』『蜂蜜酒』などを試食三昧!!甘党ナビのオススメはもちろん『蜂蜜カステラ』(一箱220元)です。
ナビのお気に入りはこれ。ボタンを押すと、タイヤル語が聞けます。一言も聴き取れませんでした。
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やっぱり最後は、牛舌餅!!
一袋60元ほど。味も形も様々です☆
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時間ギリギリまで試食をねばると、次はいよいよ、原住民の歴史に触れましょう~!!ということで、『泰雅生活館』へ。バスは大同郷という、山の中へ到着。原住民の生活はちょっとあまりピンとこない、という方も没問題~☆その大胆な空間の使い方,映像・音響効果を駆使した設備で、誰でも楽しむことができちゃいます。その後、やっぱりお土産屋さんで銘菓『牛舌餅(牛の舌のような薄いクッキー)』をちゃっかりと品定めして,帰路へ。『大自然,歴史、芸術…そしてなによりおいしい空気!!日本の皆さま、どうぞ宜蘭にもお出かけ下さい☆』と陳さんが胸を張るのも納得の宜蘭一日ツアーでした☆
本日訪ねた場所
■ 【宜蘭県史館】宜蘭県宜蘭市県政北路3号
電話番号:(03)925-5488
開館時間:毎週火曜日~日曜日 9:00~17:00
休館日:毎週月曜日、毎月最終日、国民祝日
入場料:無料
http://history.ilccb.gov.tw
■ 【宜蘭設治記念館】宜蘭県宜蘭市舊城南路力行3巷3号
電話番号:(03)932ー6664
開館時間:毎週火曜日~日曜日 9:00~12:00、13:00~17:00
休館日:毎週月曜日、毎月最終日、国民祝日
入場料:大人30元、子供20元、宜蘭県民無料
http://svr2.ilccb.gov.tw/memorial/
■ 【宜蘭渡小月餐廳】宜蘭県宜蘭市復興路3段58号
電話番号:(03)93146889
http://www.yoyotw.com/pnr/xc0003
■ 【蜂采生態館】 宜蘭県員山郷員山路2段403号
電話番号:(03)9233668
開館時間:8:00~17:00
休館日:年中無休
入場料:無料
http://www.bee-family.com.tw
■ 【泰雅生活館】宜蘭県大同郷崙月村朝陽60号
電話番号:(03)980-2143
開館時間:8:00~17:00
休館日:年中無休
入場料:無料
以上、台北ナビでした。