「台湾好行」バスの台湾東部・縱谷鹿野線に乗って永安社區で下車、お茶作り体験をしてきました!
こんにちは、台北ナビです。
今年2015年6月19日、臺東轉運站(台東バスターミナル)がオープンしてから、台湾好行、普悠瑪客運、鼎東客運山線、海線、花蓮客運、國光客運などの台東を走るバスは、すべてここが発着点となりました!
それによって、以前は旅服中心が起点だった「台湾好行」の縱谷鹿野線も臺東轉運站から出発となります。
縱谷鹿野線:
臺東轉運站(以前は旅服中心) ⇔ 公教會館 ⇔ 傳廣更生 ⇔ 四維傳廣 ⇔ 卑南入口 ⇔ 臺東火車站 ⇔ 卑南文化公園 ⇔ 南王部落 ⇔ 明峰 ⇔ 原生植物園 ⇔ 初鹿牧場 ⇔ 四維⇔ 鹿鳴酒店 ⇔ 崑慈堂 ⇔ 鹿野火車站 ⇔ 永昌部落 ⇔ 永安社區 ⇔ 鹿野遊客中心 ⇔ 鹿野高台西站(戻りは、鹿野高台東站を通ります) ⇔ 鹿野高台
新元昌のお茶屋さん
台湾好行と鼎東客運山線のバスが停車する永安社區にやってきました。ここは台湾好行で台東バスターミナルからだと約70分かかります。2015年10月現在1日7本ですが、時刻表はたまに変わることがあるので、ご利用の際は、上記の台湾好行バスWEBサイト(日本語)で、確認してからご乗車ください。
今回お世話になるのは、「新元昌紅茶産業文化館」。台湾好行と鼎東客運山線のバス停がすぐ前にあります。
この永安社區は鹿野名産の紅烏龍を生産するお茶屋さんが、バス停沿いにずらりと並んでいます。
台湾好行バス「永安社區」下車、1日7本
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鼎東客運山線「上鹿尞」下車、1日3本
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冷泡茶も販売しています、暑い時は冷たいお茶がおいしい
台湾のお茶は季節や茶樹、作り方で、数種類の生産が可能です。
今回ナビたちは1日体験だったので、時間がかかる名産の紅烏龍ではなく、緑茶に挑戦しました。
☆茶作り体験に興味がある方は、直接「新元昌」にお問い合わせください。
茶作り体験は4月~10月で、冬場はありません。
朝9時開始~。できたら最低10人以上が望ましいとのことでした。
500元/1人(自分たちが摘んで作ったお茶を持って帰ります)
「新元昌紅茶産業文化館」
住所:台東県鹿野郷永安村永安路451号
電話:(08)955-1016
いざ、茶畑へ!
茶畑の中に、パパイヤの木!
さて、茶摘みは朝9時から始めました。ナビたちは各自がカゴを持ち、茶畑に向かいました。摘み取るのは、一芯二葉と言われる新芽の部分。この日は暑かったのでオーナーの温さんが、まあ、慣れない君たちなら30分も摘んだらヘトヘトだろう、ということで、時間前にもうグッタリなった人もいて、カゴの底がやっと埋まったくらいで、引き上げることとなりました。
ナビの収穫、これだけ
この後は、「新元昌」で、お茶をいただき、お茶菓子を食べ、アイスキャンデーをかじり、ひとしきり休憩しました。
聖安宮
さて、永安社區は、お茶屋さんが立ち並ぶエリアですが、聖安宮と玉龍泉生態歩道という見どころもあります。聖安宮は、媽祖様や神農大帝、註生娘娘などの子宝の神様ほか、商売の神様など様々な神様が奉られています。そのため永安村の様々な行事はこの聖安宮前に広場で行われるんですね。
さて、入口には湧き水があります。この水の源泉を辿って歩道を歩いてみましょうか
玉龍泉生態歩道
ここから入ります
向かいの門をくぐると、両側にはジンジャーリリーの花畑。いい香りが漂っています。前方の緑のトンネルを抜けると茶畑が広がっていました。今朝茶摘みをしたばっかりなのに、新芽を見つけると何となく摘みたい衝動に駆られました。そして広場に出て、階段を下りて行きます。
きれい!
まもなく天然の湧き水に遭遇。何十年も途切れたことのない湧き水だそうで、村では毎年端午節の頃には、水取りのイベントが行われます。
更に歩いていくと、橋あり池あり、蟹やカエルがいたり。ここは、玉龍泉「峡谷」とも呼ばれているので、高低差60mほどの歩道が延々と続いているのです。往復する時間と体力、前方に大きな水たまり等々の諸事情により、ナビたちは池のあたりからまた引き返しました。歩道の終点は鹿野高台です。時間がある方はぜひ!
田媽媽餐廳「正一茶苑餐坊」
ぶらぶらと「新元昌」へ戻ってきたら、ちょうどお昼の時間でした。
永安社區にも田媽媽餐廳がありました。「田媽媽」のレストランというのは、田さんと言う名前の方のレストランではなく、ご当地食材を上手に料理に活用しているおいしいと評判のレストランが、「田媽媽餐廳」と呼ばれ、台北にはないですが、地方へ行くとたまに見かけることがあり、もしその土地のおいしい料理を食べたかったら、そこから一番近い「田媽媽餐廳」へ行けば、満足できるというわけです。
「正一茶苑餐坊」では、鹿野名産の紅烏龍を料理に使用したり老板娘の傅さん自慢の客家料理が中心となっています。少人数でもアレンジしてくれるので、立ち寄ってみてくださいね。
住所:台東県鹿野郷永安村永安路588号 電話:(08)955-1818 営業時間:11:30~14:00、17:30~19:30 年中無休 カード可
発酵を止めます
お腹も満たされ、「新元昌」へ戻って、さあ、お茶作りを完成させます。
まずは発酵を停める殺菁を行いました。その後各自が揉みます。まだ緑色ですが、すでにお茶の香りが漂い、このまま葉っぱをかじりたい気分。
完成!
温さんは、完成までにまだ1時間くらいかかるからと言い、その間ナビたちは引き続きおしゃべりしたり、お茶を飲んだり、買い物したりして過ごします。
そうこうしているうちにいい香りがもわ~~とっ漂ってきて、茶葉が店内の大きなテーブルに広げられました。
冷ましてから各自袋詰め♪
楽しい1日体験が終了し、この後、東糖文化創意産業園区へ向かいました~!