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市庁舎の中にある「台北探索館」。台北の今と昔の姿をいろんな趣向で楽しく紹介してくれます。



こんにちは、台北ナビです。

今日ご案内する場所は台北市庁舎内の「台北探索館」です。つまり台北市による台北市のオフィシャル紹介センターということですね。お堅い場所かと思ったらおや不思議、意外にお洒落?にできてます。

台北市の資料館をリニューアル



ここ「台北探索館」は、 もともと「台北資料館」としてあった場所を2002年12月にリニューアルオープンしたものです。以前に比べ、企画や展示物を実際に見たり触れたりとコミニュケーションを楽しめることができ、より参観者に開かれた楽しめる場所になりました。

結構見ごたえあります 入場無料というのはなんだか嬉しい

立派な市庁舎の中に足を踏み入れて右手に見えるのは「台北探索館」のオープンな入り口。そこを入ってすぐ右手奥には受け付けがあります。 そうそう日本語を話せるスタッフもいます。ちなみに入場料はタダなんですよ。 またこの受け付けには館内案内図や音声ガイドテープなども用意してあります。そしてその後ろにエレベータがあるので一気に4階へ。展示室に入ると、そこは少し薄暗くて思ったより広く、また結構参観客がいました。学生グループ、仲良さげなカップル、親子連れ。 取材時は夏休み期間だったので思ったより込んでましたね。この時期は1日200人位の入場者がいるとか。

ざっと見て回ると1時間程。ゆっくり説明を見ながらだと倍ぐらいはかかります。いろいろ工夫を凝らした展示方法で、単調にならないように工夫してあり楽しめます。昔の台北の生産物は砂糖と樟脳(防虫剤のあれね)と米だなんて知識も仕入れることができますよ。

なんと日本語の音声ガイドあり 便利ですね


さて、ここ「台北探索館」で素敵なトコは、日本語の音声ガイドがあること。これも免費(タダ)です。太っ腹ですねー。各展示物の前に番号がふってあり、自分でガイドレシーバーの番号を押して聞くことになります。自分のペースで見物しながら聞くのでわかりやすいですよ。但しガイドレシーバーを借りるときに身分証明書を預けることになります。受け付けで渡してくださいね。でも帰りに受け取るのを忘れないように。テープは英語、客家語、台湾語、中国語とあと日本語で5言語分を用意してあります。

ではでは館内のご案内。4階から参りましょう

4階 「時空との対話」古城台北の記憶 つまり台北の過ぎた歴史についての展示です


歴史に登場する台北の古い町などを中心に、パネルや模型や文物を展示して、歴史上の台北での生活、文化、歴史的遺物などを紹介しています。迪化街の紹介や、昔の商家、お茶の工場のある家の模型などもあり目をひきます。なんだか昭和大正レトロっぽい素敵な展示もありますね。またMRT建設中に出土した古城の石なども展示してあります。

そして部屋の中心にドン!とあるのは、この部屋のメイン「台北盆地」の大きな模型です。その模型は半透明のガラスパネルで覆われており、その上を人が歩け覗きこめるようになってます。ガラスパネルの下は現在の台北中心部のミニチュア模型があり、ガラスパネル上はその場所が清時代には何であったかを描いてあります。また前面のスクリーンには日本統治時代の絵地図も映し出されるようになっていて、それら3時代を比べることができるのです。

3階 「台北都市探索」近代の台北についての展示です あれ歴代市長さんの写真があります

この階は比較的新しい台 北についての展示です。 入ってすぐの6つのブースには、台北の6つの大通りの近代の今昔の映像、パネルなどが展示してあります。6つともが違う展示方法でなかなか凝ってますね。そして一番奥が西門町のコーナー。 180度スクリーンと街のミニチュアで西門町の紹介をしてくれます。 へえ、西門って若者だけの街かと思ってたらそうでもないのね…なんて知識も広がります。

あと他には台北ゴミ環境問題の展示。台北のゴミ分別って面倒なのよねえ、って思いながら見学。 次は台北現代の映画などの文化面についての紹介コーナーなどもありました。

最後に写真がずらっと並んでいるコーナーに出ました。 よく見ると歴代の台北市長達。馬英九現総統や陳水扁前総統…あ、李登輝元総統もですね、やっぱり若いですね市長のころは。

2階 特別展示室 特別展の時にオープン 1階 「台北の印象階」 わが心の台北




大きな地図、イラストなどでざっと台北の紹介がなされてます。

また今回特別にSARSについての展示もありました。

これを見ていってくださいね

4階の「台北盆地」これは見ていってくださいね。と、受付スタッフからの一言。もちろん4階ど真中にあるし、目立つので見逃すことはないですね。でも注意深く見ると色々と面白い発見があるかも。あとやっぱり地中から掘り出された石も目立つかなあというところ。

ついでに台北市役所の見学もいかが??台北ロゴグッズをお土産に


「台北探索館」は市庁舎の中にあります。 ついでに市庁舎の中も見てみましょうか。市民の方がたくさん手続き等に訪れ てます。建物のまん中は吹き抜けの広場になっていて、いろんなイベントや会見が開かれます。観光客からみてちょっと面白いのは「台北市政府出版品記念品展售中心」という市政府オフィシャルお土産センター。「台北探索館」の入り口のちょうど反対側にあり、台北ロゴグッズのカップやTシャツなどが売られてます。ちょっとかわったおみやげにどうぞ。


以上、台北ナビでした。

記事登録日:2003-08-22

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スポット登録日:2009-04-10

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