2002年に成立した「池上飯包故事館」(池上弁当物語館)。館內には、農機具、稲作文化、池上米、昔から現代までのお弁当の展示を文字と絵で紹介するエリアなどがあり、ここで池上弁当の60年以上もの歴史を理解することができます。お弁当の歴史は日本統治時代にさかのぼり、初期のお弁当は竹の葉に包まれたおにぎり。醤油で味付けされたブタ肉、たくわん、ポークジャーキー、ブタレバー、玉子、梅などがおかずとして彩りを添えていました。花蓮~台東間の列車に乗った乗客は、池上駅で必ずホームで販売している駅弁を買ったものです。1960年代になって竹の葉は木皮の弁当に変わり、今日まで同じ形のものが販売されています。昔の列車も館前にあり、戸外でも館内でも好きな場所でお弁当が食べられます。ナビが食べた鉄路懐舊弁当は真ん中にドーンとのっかっているブタ肉のボリュームと味、そして、米のいい香り。何とも言えませんねえ。
基本情報
住所 | 台東県池上鄉忠孝路259号 |
---|---|
住所(中国語) | 臺東縣池上鄉忠孝路259號 |
電話番号 | (089)862326 |
営業時間 | 8:00~19:50 |
休業日 | 年中無休 |
クレジットカード | 不可 |
駐車場 | あり |
日本語 | 不可 |
ホームページ | http://www.wu-tau.com/gallery.php (中国語) |
行き方 | 台鉄「池上」駅前の中正路をまっすぐ。忠孝路の交差点に青い列車があるので、すぐわかります。徒歩約10分。 |
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2012-06-29
スポット更新日:2015-03-04