お茶農家の暮らしぶりが分かる阿里山ならではの体験型民宿
こんにちは、台北ナビです。
阿里山といえば、海抜1000メートル以上の高所で栽培される烏龍茶の名産地。確かに阿里山では随所で茶畑が散見され、中には急斜面にへばりつくように広がる茶畑もあり、独特の景観を作り出しています。
ただ、実際に茶畑に入ってじっくりと観察したり、製茶作業の様子を見学する機会はなかなかないもの。そんな中、阿里山にある「天一休閒農業民宿」では、茶摘みから製茶までお茶作りの一連の作業が体験・見学できちゃうんです。きょうは日ごろからお茶を飲む人や親子連れにピッタリな、台湾茶に詳しくなれる体験型民宿の魅力をご紹介します!
民宿の目の前が茶畑
デコボコの斜面で栽培されているお茶。実は入っていくのは一苦労
「天一休閒農業民宿」の魅力はなんといっても目の前が茶畑ということ。オーナーの譚さんによると、ここは元々竹林だったそうで、一時期はスープの具材や漬物として食されるワスレグサの栽培が行われたこともあったのですが、その後、茶畑に切り替えたんだとか。ここでは烏龍茶のほか金萱茶、蜜香紅茶などが栽培されています。
お茶摘みが体験できるのは毎年4月から9月末。摘んだ茶葉はそのまま民宿の下層階にある製茶工場に運ばれ、製茶作業の見学が出来る仕組みになっています。
ちなみに、民宿は西向きの斜面に面していて、天気がよい日には遠く離れた台湾海峡に浮かぶ船が見えるほか、夕日が美しいそう。また、清らかな水と誘われて初夏にはホタルがたくさん出現し、幻想的な光景が広がるんだとか。もちろん満天の星空だって見られちゃいます。
少年自然の家のような木の温もりが感じられるごくごくシンプルな部屋ですがとても清潔です。アメニティはシャンプーとボディソープだけ。その他必要なものは各自で準備してくださいね。
<雙人雅緻套房>
カップルやご夫婦向きの2人部屋
大自然に恵まれた阿里山での暮らしが体験できる天一休閒農業民宿。四季折々の変化に富んだ風景をじっくりと噛み締めてみませんか?
以上台北ナビがお伝えしました。