オーナー経営のレストランでご当地食材を使った料理に舌鼓~!
こんにちは、台北ナビです。
台湾南部の嘉義県にある阿里山はいわずと知れた台湾の名勝。急峻な山々が連なるこの地域は、豊かな森林資源に恵まれ、日本統治時代には林業で栄えたのはご存知の方も多いはず。戦後は、雄大な自然が作り出す風光明媚さもさることながら、樹齢800年、果ては1500年以上とされる神木群にご利益をあやかろうと多くの内外からの行楽客が詰め掛ける一大観光&パワースポットに変貌しています。
そんな阿里山に行くなら、嘉義市内からの日帰りなんてもったいない!地元の人たちが開く民宿に泊まって、阿里山での暮らしぶりをのぞきながら都市では味わえない特別な時間を過ごしちゃいましょう。
今回ご紹介するのは、名勝・阿里山の観光を古くから支えてきたオーナー家族が営む「瑞里茶壷民宿」。隣にはオーナーが開くレストラン「茶壺餐廳」があり、ご当地食材を使った自慢のおいしい料理が食べられちゃう素敵な民宿なんですよ。
地産地消のおいしい料理が食べられるレストランはマスト!
今では信じられない話ですが、日本統治時代から戦後しばらくにかけて、阿里山とふもとを結ぶ交通手段は阿里山森林鉄道だけでした。ただ、1980年代になると登山客が増加し、この場所に食事や休憩ができるお店をオープンさせたのが、この茶壺餐廳と茶壺民宿の始まりです。
阿里山はお茶以外の農業も盛んで、たくさんの野菜が果物などが栽培されています。だからレストランで出される料理は基本的にはご当地の食材のものを使用。空気と水がおいしい場所で栽培された新鮮な食材のおいしさは格別ですよ。
なるべくならたくさんの品数が食べられるように、ファミリーやグループなど大人数でテーブルを囲みたいですね。
オーナー夫人は国際的な中華料理コンテストで決勝戦まで勝ち進んだ実力の持ち主。彩り鮮やかな料理はまさに絶品。
料金表。2人前のセットがあります
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阿里山特産商品の販売も行っています
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阿里山の民宿は、オーナーの自宅を改築したものが多く、良くも悪くもアットホーム感が漂うのですが、こちらは鉄筋コンクリート造り。ベッドメイキングを含め、丁寧に手入れがされているのでとても清潔で快適です。そして、各フロアに台湾茶が楽しめる共用スペースが設けられているほか、1階にはお茶の関連商品の販売もあります。
客室紹介
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ダブルベッドが3台ある6人部屋です。家族全員で宿泊できるのは嬉しいです。
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ダブルベッド2台の4人部屋には窓際にソファがあって、明るく快適です。
いかがでしたか?春には桜、初夏にはホタル、秋には紅葉、冬には雲海が楽しめる阿里山。魅力をじっくりと味わうには何日間か滞在してみるのもいいかも知れません。おいしいグルメも堪能できる瑞里茶壺民宿、ぜひ利用してみてくださいね。
以上台北ナビがお伝えしました。