元気いっぱいのオーナー夫妻がもてなすおとぎ話の世界に迷い込んだような楽しい宿です
こんにちは、台北ナビです。
阿里山といえば、台湾南部の嘉義県にある名峰。森林資源に恵まれ、日本統治時代に林業で栄えた歴史ある場所です。標高が上がるに連れて熱帯から温帯に変わる動植物の生態系のほか、四季折々の草花が鑑賞できます。また、息を呑むほど美しいとされる日の出や雲海、夜の満点の星空など、大自然が作り出す光景に魅了される人が後を絶ちません。
そんな阿里山に登る幹線道路脇にある民宿が「阿漢的家民宿」です。古い民家を改築した民宿ですが、増築に増築を重ねた建物は、どことなく西洋のおとぎ話に出てきそうな雰囲気。台湾らしくないちょっと特別な宿泊体験ができちゃいます。
とにかく元気なオーナー夫妻
ナビ一行が到着するなり笑顔いっぱいで出迎えてくれたのはオーナーの葉勝漢さんと奥様。葉さんは嘉義県民宿発展協会の理事長を務めていて、名実ともに嘉義県観光の牽引役として活躍しています。奥様は得意の料理だけでなく、お茶やコーヒーにとても精通していて、さまざまな形で宿泊客をもてなしてくれます。
まるで新婚さんのような仲むつまじい二人はとにかく元気!初めて会うのに前から知り合いだったかのようなフレンドリーさはもちろん、とってもお話が上手でユーモアたっぷり。おしゃべりしていると笑いが絶えません。
しかも、阿里山で民宿を経営していること、宿泊客をもてなすこと、阿里山の魅力を伝えること、全てが楽しそうで、こちらまでパワーがもらえます。
必ず楽しんでおきたい台湾茶体験
茶器も販売しています
阿漢的家民宿では、宿泊して食事をするだけではなく、台湾茶もしっかりと味わえます。
この日は奥様に、「茶席」と呼ばれる比較的正式な作法でお茶の香りと味をしっかりと楽しむ茶芸を披露してもらいました。葉さんたちは阿漢茶堂と呼ばれる茶葉のオリジナルブランドも立ち上げてしまうほどお茶に精通しているので、気に入った茶葉は購入もできちゃいますよ。
また、葉さんは流木などを利用してスマホスタンドやコースター、置物を作るのが趣味で、民宿の一角にある作業場で作った作品を購入することも可能。いやはや、オーナー夫妻の器用さには驚かされるばかりです。
木を使って小物を作るワークショップも開かれるということで、興味がある方は予約時に問い合わせてみてくださいね。
客室紹介
<D8>ごくごくシンプルな2人部屋。景観がよく、朝は明るい太陽の光で気持ちよく起きられそう。
そうなんです。阿漢的家民宿では、現在の民宿のちょうど向かい側に新館をオープンする予定なんです。洋館風の新館はとってもお洒落でちょっとだけ高級路線。
<觀雲>
<對味>
いかがでしたか?阿里山の雄大な自然とその土地に住む優しい人と触れ合える阿漢的家民宿。都市では味わえない素敵体験ができること請け合いです。阿里山森林鉄道「奮起湖」駅への送迎サービスもあるので自動車がなくても安心。ぜひリフレッシュしに来てくださいね。
以上台北ナビがお伝えしました!