凍頂烏龍茶の故郷で、のどかな茶畑に囲まれながらまったりと
こんにちは、台北ナビです。
南投県鹿谷という場所をご存知でしょうか?森林資源に恵まれ、東京帝国大学農学部の台湾演習林に由来する台湾大学の試験林があり、渓頭自然教育園区にはレジャー施設の「妖怪村」があります。また、上質な烏龍茶の代名詞とされている「凍頂烏龍茶」の凍頂も実はこの鹿谷にあるんです。近年は特に避暑地としても人気なんですよ。
そんなお茶所・鹿谷にのどかな茶畑に囲まれた雰囲気満点の民宿「騰芳居民宿」があります。海抜750メートル地点で新鮮な空気と美味しいお茶を楽しみながら、ゆっくりとできる場所。今回はその魅力をしっかりとご紹介しますよ。
モットーは「心が落ち着ける場所」
オーナーの荘厚仁さんと林品溱さん
民宿を切り盛りしているのは、オーナーの荘厚仁さんと林品溱さん夫妻。荘さんはこの近くの竹山で育ったのですが、荘さんのお母様が高齢になって空気のいい場所で過ごそうとこの鹿谷でセカンドライフを送ろうとこの場所に移住したのを機に、この素敵な環境を多くの人に広めたいと民宿を開いたんだとか。
実は民宿の看板には「禅の民宿」と書かれていて、健康的で、心を落ち着けてもらいたいという願いが込められています。実際に茶畑に吹き付ける風の音を、鳥のさえずりを聞きながら、流れる雲を眺めていると、心が洗われる様な、すがすがしい気持ちになるようです。
とにかく居心地のいい空間
リビングでくつろぐのもいいですね
元々自分の家として建設した場所のため、居心地の良さは抜群です。ヨーロッパから輸入した建材を使い、カントリー調のデザインですが、それが台湾の田園風景にマッチしています。
オリジナルの緑茶成分入りシャンプーとボディソープ
騰芳居民宿はエコを推進していて、タオルやシャンプー、ボディソープ以外のアメニティは宿泊客が頼んだ時以外は自主的には提供しません。ぜひ各自でご用意ください。
ただ、シャンプーやボディソープはオーナーが友人らと自主開発した緑茶エキス配合の天然商品。洗い上がりスッキリでヌルヌルしないそう。現在のところは浴室で使用できるほか、ダイニングで販売しているだけなので、希少価値の高い商品です。そのほか、虫除けスプレーと石鹸もあるのでぜひお土産として買ってみてはいかがでしょうか?
<4人部屋 参考画像:紫辰>
<6人部屋 参考画像:虹月>
6人が仲良く横に寝られるグループ旅行にピッタリ
<2人部屋 参考画像:清雲>
茶室のような空間がグッド
アクセスは台湾好行シャトル観光バスが便利
騰芳居民宿へのアクセスは、台鉄「台中」駅と高鉄「台中」駅から走るシャトル観光バスの台湾好行渓頭線が便利です。渓頭や最寄りの鹿彰バス停などまでは、民宿の送迎があるので、予約時に合わせて問い合わせてくださいね。LINEで予約や問い合わせができますよ。
烏龍茶の故郷で過ごす特別な時間はまさに癒し。都会の生活を離れて思う存分リラックスしてみてくださいね。
以上台北ナビでした。