阿里山観光をリーズナブルに目いっぱい楽しみたい人にお勧め。豪華ホテルではないものの、ツアーサービスは充実しています!
歴史ある阿里山森林鉄道。乗車すると、当時の人々の努力と偉大さがよくわかります。
こんにちは、台北ナビです。
皆さんは阿里山に行ったことはありますか?「うーん、なんとなくぱっとしないな」と思っているあなたに言いますが、阿里山は地味に世界遺産級のエリアなんです!世界に3つしかない高山森林鉄道・ヒノキの巨木軍、原住民文化、烏龍茶の産地、夕日・ご来光など、さまざまな要素がぎっしりと詰まり、ここを観光するには、日帰りでは回りきれません!特に、阿森林鉄道に乗って阿里山に行こうと思うなら、もしくはご来光を見たいと思うなら、宿泊予約は必須です。
ダイヤモンドのようなご来光
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2000年以上の檜の巨木軍。日本の数々の大きな神社の鳥居に使われてしまっています
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森林鉄道の終点阿里山駅付近には、数軒のペンションが並んでいます。ご来光を見に行くには、阿里山駅から鉄道に乗っていかなければならないので、この付近のホテルに泊まるのがとても便利でしょう。付近にはレストランやコンビニがたくさん集結し、初心者の阿里山旅行者には最も過ごしやすいエリアです。さらに、この付近は、ホテル同士もとても仲がよく、うまく連携し合って営業をしているようで、ナビが訪れた時も、あるホテルのオーナーがいろいろと他のホテルを紹介してくれました。
部屋の様子
お部屋はとても質素で、アメニティも豊富というわけではありませんでしたが、掃除が行き届き、快適に過ごすことができます。ベッドには「白いシーツ」を全館で使用し、特に清潔さをアピールしていました。さらに、内装はすべて温かみのある木目調で統一され、落ち着いて休憩できます。
うれしいのは、玄関があり、床がフローリングのところ。寒いところなので、タイルの床よりも、ウッドフローリングを施したほうが過ごしやすいのでしょう、部屋に入ったら、まず靴を脱いで客室に上がります。もちろん、寒い山の気候に合わせて、全室バスタブ完備・各室完全エアコン(暖房)完備、これで、標高3000メートル級でも凍え死ぬことはありません。ただ、やはり暖房をつけっぱなしにすると部屋は乾燥するので、濡れたバスタオルを椅子の背もたれにかけたり、洗面器にお湯を張って、湿度を保つなど配慮が必要でしょう。
お部屋のアメニティはこれだけ。バスタオルはありません。細長いタオル・紙コップとプラスチックのコップ・歯ブラシ・石鹸・シャンプー・シャワーキャップ・お茶・トイレットペーパー・さらに、浴室のスリッパです。とても簡単なアメニティですが、阿里山に1-2泊の宿泊なら、十分事足りるでしょう。冬に宿泊するなら、お持ちのパジャマに気を付けてくださいね!結構寒いですから。
景観が良い部屋からは、檜林が目の前に迫ります。朝一番に起きたら、窓を全開にして、森の空気を部屋に充満させたくなります。
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廊下には飲料水機が設置されています。部屋のポットにはここからお湯を入れましょう。
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ダブルルーム
光の入りが悪かったり、部屋が狭かったりする、ちょっとランクの下がるダブルルームです。部屋によっては椅子セットもなかったりします。寝るだけ・どうしても宿泊費を安くしたいという人には良いでしょう。
ダブルVIPルーム
椅子と机、化粧台が付いて、窓が表通りに面しているので、景観が比較的良いお部屋です。こっちのVIPの方がお勧めです。
4人部屋(1)
椅子と机、化粧台が付いて、窓が表通りに面しているので、景観が比較的良いお部屋です。こっちのVIPの方がお勧めです。
4人部屋(2)
ダブルベットが2つ。若干お部屋が広くなって、景観も良くなります。
5人部屋
ベッドがなくて、スプリングマットが床の上に置いてあるタイプ。お部屋が狭いので、ベットがない方が、広く使えるのではないかという配慮です。
6人部屋
ダブルベットが3台で、6人が泊まれます。
山の中のホテルで何か災害にあったら、大変です。文山賓館では、もしもの時のために、小さいホテルながらも、しっかりと安全な防災対策をとっています。
まず、停電の時にも自動で光るライトが各廊下につけられています。防煙扉もありました。さらには、3階の宿泊者のために、脱出スロープも備え付けられていのです。ホテルには、脱出図もつけられているので、まずしっかりと把握しましょう。
その他サービス
いつもとっても早起きのスタッフさん。お疲れ様です!
入ってすぐのフロントは、チェックイン・チェックアウトの客室サービスだけではなく、阿里山の観光旅行についてもいろいろサポートしてくれます。まず、文山さんでは、専属の阿里山国立公園ガイドさんがついています。ひとり50元で、あの広い国立公園の中を、ガイドさんが案内してくれます(残念ながら中国語ですが)。また、「玉山(台湾で最も高い山)での日の出鑑賞 300元/1人」なんてコースもありますので、阿里山のご来光はもう見たという人や、人ゴミが苦手な人には、お勧めです。
ホテル内で朝ごはんの提供はしていませんが、駅前に連なるレストランでは約一人100元で簡単な朝ごはんブッフェを食べることができます。付近のほとんどのホテルが朝ごはんサービスをしておらず、一般観光客はご来光を見て阿里山駅に戻ってくる朝7時頃、直接これらのレストランで一斉に食事を始めます。
阿里山の夜は特に観光スポットもありませんし、冬は寒くて観光どころではありません。宿泊するなら、前日は10時過ぎに就寝し、次の日は朝4時ごろモーニングコールで起こしてもらい、日の出を見に行きましょう!毎日日の出の時間は違いますので、フロントの日の出時刻表を夜確認して、しっかりお休みください!翌朝の日の出前の時間は、さむいですよ~!台北ナビでした。