台南ってこれだから、面白い!っていう空間にまたしても出会えました~
こんにちは、台北ナビです。
数か月に一度台南へ行くようになって、その度に新しい発見をしているナビです。
今回は、またしてもうれしいサプライズがこちらのB.B.ARTでありました。
大体ドアの色からして、ナビ好み。中に何があるのかワクワクさせてくれる色じゃないですか!
さっそく期待を胸に膨らませ、中へ入り込みま~す!
1Fはギャラリー
このドア、インパクト強烈
一歩足を踏み入れると…、またしても、古い大きな家屋をモダンにリノベーションした空間が広がっていました。天井も高い。壁もぶち抜いて、後方とつながっているように見えるので、広々とした空間が爽快です。
台湾家屋は、1Fの入口は隣とつながる通路で、2Fがその通路の上にあるという建築様式で言うと、「騎楼」が多いのですが、こちらも外観はそんな感じ。
また、台北の昔ながらの裕福な商家が並ぶ迪化街の家の構造と同じように、両側は隣家と密接し、内部はウナギの寝床のように幅が狭く奥行きがあり、前棟、後棟の間に中庭がありました。
足を踏み入れたところから後棟まで見渡せるようにして、ギャラリーとして活用というのは賢いですね。様々な素材や大きさの作品に対応できています。
びょうで打った水墨画の隣は、日本人の作品
台湾アーティストが中心ですが、中には日本人やイタリア人の作品もありました。
中でも皆が釘付け(ほんとの釘付け、なんです)になったのは、遠くから見ると水墨画なんですが、近づくにつれて、おや?これはどうも、筆ではないな、という作品。
ちょっと立体的な感じ?と、もっと近づくと、うわっと声が出てしまいます。この立体感は、「鋲(びょう)」だったんだって!それにしてもこれほどまでの数。筆より時間がかかるし、労力も費やすし、アーティストの創作風景を思い描き、脱帽の作品でした。
どう見ても水墨画、なのに…
近づくと、ええ~!
|
|
横から見てみると、もっと驚き!
|
2Fへ上がります
2Fから下を見下ろすと
2Fは、カフェレストラン。雰囲気ありますね。
上ったところには、大きなカウンターがあって、その前にも座れます。
メニューを見ると飲み物中心で、ラテ160元、フレッシュジュース150元…。食事は軽食で、休日限定のバナナケーキ66元なんてのもあります。1人最低消費は80元で、お支払いは先となっています。
ナビたちはこの日は大人数で、この空間を借りての交流会だったので、外のお弁当を皆で注文しました。各自が好きなところに座っていただき、食べた後は、館内を参観。カメラっこたちがあちこちで、シャッターを切っていました。どの角度から撮っても絵になりますよね。壁の水管だって、いろんな色で塗装したら、そこはポップな空間になるし、壁、床、天井…、四方を見渡すと、そこかしこにアートがちりばめられていて、見入ってたり、何を意図しているんだろうと考えてたりしてると、あっという間に時間が経ってしまう飽きない空間になっています。
カウンター席もいいですね
|
|
この日、ナビたちはちょっと貸切り
|
清楚な女性の絵かと思っていたら…
皆で奥の壁にあった中国画に見入ってしまいました。
ちらっと見逃すとただの絵なんですが…、
ほら、脱いでいくんです。
とってもさりげなく事が進んでいき、
はらはらっと潔く、さりげなく脱いでいくので、
ナビ、感心しながら見ておりました。
髪を下して
|
|
スカートを下げ…
|
こうなったら
|
|
上を脱いで…
|
台湾アーティストの作品もたくさん飾ってあったり。
販売もしています。
3Fも見ました
昔ながらの狭い急な階段を上がって行くと、そこは3F。ダンスパフォーマンスやイベントによく使用されているフロアです。ナビの目を引いたのは、中央にぶら下がっているガチョウの羽のオブジェ。
見たとたん、あっこれは南投県竹山の游さんの作品だとわかっちゃいました。
この広さの中で、とっても目立っています。このフロア、ちょっとヨーロッパの古城のようなムードもあって、一緒に行った写真館好きのナビ友は、ここ貸し切って、写真集作りたい~という始末。とっても不思議で、怪奇で、ロマンがある独特な空気が流れている空間でした。
五感を刺激してくれた空間でした
下に降りていくと、2Fのカウンター周辺がよく見ます。
ナビはこういう縦も横も広いカフェが好きなので、ここにいたら本当に気分がいいです。
3Fから見た感じ
この日は、パッションフルーツやリンゴ等5種類の果物が入ったフレッシュジュース(150元)と2種のホットフルーツティー(各種120元)をいただきました。紅い方はイチゴ味、黄色い方は元気茶と聞きました。どちらものど越しよい、爽やかな味でしたよ。
以上、台南へ行ったら、また寄りたくなる場所を発見したナビでした。