筑馨居(台南市)

少人数でも台湾家庭料理が楽しめる！完全予約制の隠れ家風レストランは築140年越え♪

小吃がおいしい台南。軽くつまみ続けて1日が終わる……というのも多いですが、旅行中一度はきちんとしたレストランで食事をしたいものですよね。そんな時にオススメしたいのが「筑馨居」。一青妙さんのエッセイを元に作られた映画「ママ、ごはんまだ？」のロケ地としても有名ですよ。
「筑馨居」を語るにあたり、欠かせないのがその建物でしょう。なんと1876年に建てられた建物をリノベーションしているのです。つまり日本統治時代よりも前の清朝時代に建てられたんですね。古蹟レベルではないか？と思うような古民家で、台湾家庭料理が味わえます。
メニューがないレストランと聞くとビビってしまいますが、金額は1人500元。2人から予約可能で、人数に合わせて旬の食材を使った料理が提供されます。どんな料理が食べられるかは、来てみないと分からないのですが、どれも懐かしさがこみ上げてくるような台湾料理が食べられます。まさに台湾人のお友達の家におじゃまして、お母さんが得意の料理を振舞ってくれているかのようなんです。海の幸と山の幸をふんだんに使い、台南らしくちょっと甘い味付けになっている点はまさに日本人好みかなと思います。個人的には2人で来店しても色々なメニューを楽しめるのがいいなと感じています。台湾料理って、人数が集まらないと品数を色々と試せないんですよね。その点、ここなら2人でも充分楽しめます！
ちなみにオーナーは台南の人気ユースハウス「艸祭 book inn」を経営している周榮棠さん。みんなから阿勇と呼ばれ慕われています。彼がお店を訪れることもしばしば！優しく情熱的な彼に会うと、「やっぱり台南って温かくてエネルギッシュな町だな」と思わせてくれます。そんな彼が趣味で集めた骨董品やレトログッズがお店の奥と2階、そして離れに飾られているスペースもあるので、食事の前後に写真を楽しめます！

完全予約制です。Facebookか電話で事前予約してください。中国語が出来ないという方はホテルのフロントに予約をお願いすることをオススメします。