スカイランタン上げや炭鉱遺跡探索ができる日本人にも人気の平渓の旅を気軽に楽しんじゃおう!
新北市平渓区といえば、願い事を書き込んで空に打ち上げる小型熱気球の「スカイランタン(天燈)」で有名な町。そのほかにも深い山々と清らかな渓流、それを縫うように走る台湾鉄道の平渓線と、かつて炭坑で栄えた古い町並みが独特の風景を産み出し、休日を中心に多くの観光客で賑わいます。
そんな平渓を気軽に遊べちゃう台湾好行「木柵平渓線」のお得な電子セットチケットが、お求め安い価格で販売中です!
台湾好行「木柵平渓線」って?
台湾好行とは、台湾高速鉄道や台湾鉄道、MRTの主要駅などから周辺地区の観光スポットを結ぶ観光に便利なシャトルバス。「木柵平渓線」は台北市南部の木柵地区からMRT文湖線「木柵」駅や豆腐の町「深坑」を経由して、台湾鉄道平渓線の沿線地域を結んでいます。
木柵平渓線に乗車した平渓の楽しみ方についてはこれまでにも台北ナビでご紹介しています。ぜひご参考になさってください!
チケット情報
台湾好行「木柵平渓線」の電子チケットは3種類。目的やスケジュールに応じて選べるので無駄のない楽しみ方ができます。
【A ハッピー楽々ツアー】●オリジナルデザインiPASS(一卡通)1枚
●交通費100元
●平渓か菁桐商店街で100元分の商品と交換
●平渓限定山珠蔥蛋餅と交換(通常価格50元)(要事前予約)
●菁桐ランタン派出所電子ランタン上げ券(通常価格150元)(要事前予約)
【B ハッピーグルメツアー】
●北北基おもしろカード交通周遊1日券(通常価格180元)
利用開始後1日間、台北市と新北市のMRTとバスが乗り放題
●深坑商店街で100元の商品と交換
●深坑豆腐アイスと交換(通常価格50元)
●菁桐ランタン派出所電子ランタン上げ券(通常価格150元)(要事前予約)
【C ハッピーおもしろツアー】
●北北基おもしろカード交通周遊1日券(通常価格180元)
利用開始後1日間、台北市と新北市のMRTとバスが乗り放題
●平渓か菁桐商店街で100元分の商品と交換
●客家花布柄のランタン巾着袋手作り体験(通常価格150元)(要事前予約)
●菁桐ランタン派出所電子ランタン上げ券(通常価格150元)(要事前予約)
商品の交換や買い物の優待は特約店でチケットを提示することで可能です。詳しくは「台湾好行木柵平渓線特約商店」のマークがある店舗でお問い合わせいただくか、公式サイトでご確認ください。
チケット交換方法
1:「聯想國際行銷有限公司」の窓口で受け取る
台北市中山区南京東路2段8号7F(日本語可能なスタッフが対応します)
対応時間:月~金曜日9:00~12:30 13:30~18:00
2:台湾の滞在先に郵送する
購入時に滞在先の住所をご明記ください
見所紹介
1.ランタン派出所
高さ9mのランタン型の派出所で、ガラス面には約20万個のLED電球が埋め込まれていて、映像を映し出すことができます。平渓のランタン文化の特色を取り入れて建築され、周辺地区のランドマークになっています。
2.菁桐老街
日本統治時代中の1937年頃に建てられ、「菁桐坑銀座」と呼ばれたオールドストリートです。1975年に石底炭鉱が閉山されたことで徐々に衰退しましたが、現在は独特の古い町並みがノスタルジックな雰囲気を醸し出す観光地となり、台湾歴史百選の一つに選ばれた築80年の木造駅舎がある菁桐駅も近くにあります。
3.平渓老街
かつては「石底集落」と呼ばれていた山沿いの集落です。狭い石畳の通りには、伝統的な細長い町屋が並び、懐かしい雰囲気の駄菓子屋や、伝統的な日本式の布屋があります。ここの最大の特色は、メインストリートの頭上にかかる鉄橋を渡る列車の迫力ある走行風景。かつて一世を風靡したカップラーメンスナックのCMロケ地・張君雅大道もあります。
4.嶺脚駅
石炭運搬のために建設された嶺脚駅。カーブに設置されたため 、独特の弧を描くプラットホームが特徴です。駅周辺の民家は決して多くないですが、近くにはかつての鉱業実業家・蔡全氏が建てた二階建ての赤レンガの洋館があり、アーチ型のひさしや広い庭が、盛栄を極めた名門の雰囲気を今に残しています。周辺には百年の歴史ある土地公廟も残されています。
5.艶紅カノコユリ
毎年8月中旬から9月末に見ごろを迎える台湾原生種のユリです。花びらは白地に赤い斑点のある鮮やかな色彩で、その斑点が鹿の子模様に似ていることからこの名前が付けられました。アジアで最も美しいユリとも言われています。原生地が狭いため、野生カノコユリの個体数は激減しており、一度は絶滅寸前の絶滅危惧種にもなりました。2006年に当時の台北県政府と平渓郷農会および平渓小学校が協力して保全・回復の取り組みを始め、一定の成果が現れています。
6.嶺脚寮山歩道
嶺脚寮山は望古と嶺脚寮の間に位置し、それぞれの駅の近くに登山口があります。沿道にはソウシジュ、タイワンツバキ、真竹の林など豊かな自然や、嶺脚三宝(蔡家洋楼、望古の滝、嶺脚古橋)など観光地もあります。まずは望古の滝を眺め、それから嶺脚寮山に登って山林の幽玄さを楽しみ、嶺脚寮のお店で買い物や食事をするのがおススメです。
7. 望古の滝
秘境の駅と呼ばれる望古駅付近にある滝です。炭坑の遺構が残る駅周辺を歩くと滝に繋がる登山道につきます。独特の地形が産み出したカーテン状の滝とグリーンに輝く滝つぼ、周囲の林とのコントラストが心地よさと爽やかさを感じさせます。
8.十分の滝
十分の滝は落差約20m、幅約40mの滝で非常に壮観です。台湾のナイアガラの滝とも呼ばれ、激しく上がる水蒸気が日光に照らされ虹がかかることから「虹の淵」という美称もあり、十分に来たら必ず訪れたい場所です。
9.十分老街
十分は平渓で最も早く鉱業開発が行われ、その規模も同地区としては最大のものでした。スカイランタン(天灯)発祥の地でもあります。「家の前を列車が通る」という独特な景色は、ここでしか見られません。侯孝賢監督の映画『恋恋風塵』や多くの歌手のPVのロケ地にもなりました。道の両側にはスカイランタン(天灯)工芸品や「十分幸福」の絵葉書の売店が立ち並び、古い老街に活気を添えています。
思い出作りにピッタリな体験型旅行が楽しめる平渓の旅、ぜひ楽しんでくださいね。