台湾高鉄3日パス(台湾新幹線3日間周遊券)

８月５～７日までの三日間（実際に使用したのは二日間だけ）利用しました。
とにかく、安くて速い！最初に台北～左営まで利用した時、新幹線の中でうつらうつら寝ていたら「終点・左営です」とアナウンスされて「え？！、もう着いたの？？？」という感じです。台北を出発して、板橋・台中と停車する電車だと、1時間半程度でもう左営です。車内も空いていて、いつでも座れました（休日に台中から利用すると混雑するようですが、それでも空席はあるようです）。
当初は高雄に宿泊して台南などを観光したいと思っていたのですが、歩き慣れた台北を拠点にして新幹線で通う（？）ことにしましたが、これが大正解でした。高雄や台南を歩き回って、暑さで体がぐったりした後に、新幹線の涼しい車内でぐっすり寝るのは、何だか効率的でした。台南や高雄市街地への交通上の不便さは若干ありましたが、高雄はMRTが整備されているので待ち時間なく市街地へ出られるし、台南にしても台鉄の乗り継ぎが新幹線の到着時間に合わせて待機しているので、それに乗ればローカル線気分にひたれます。高雄・台南ともに、市街地へは３０～４０分を見込んでいれば十分でしょうか。
何より、左営まで普通料金で切符を往復購入したら、あっと言う間に元が取れるので、財布にもやさしい周遊券です。自動改札を使用できないのだけが難点でしたが、それでも面倒だと言うレベルではないので「台湾の駅員さんとちょっとコミュニケーションできるいい機会」程度に捉えれば申し分なし。使い勝手の良い周遊券なので、今後も残されるといいなと思います。