選択肢豊富な美食街♡台湾ご当地グルメから各種スイーツまで、食べたいものがきっと見つかります♪
こんにちは台北ナビです。
今回は台北のランドマークである超高層ビル「台北101」のお膝元、「台北101ショッピングモール」の地下1階にあるフードコートについてご紹介します。今年リニューアルを迎えたことでさらに快適できれいになったフードコート。展望台にのぼった後やショッピングモールでお買いものを楽しむ間の休憩など、気軽に利用できるグルメがいっぱいですよ♪
総座席数は800席で立ち食いスペースも!サクッと食べられるのが嬉しい
広々としたテーブルでゆったり食べられます
台北101ショッピングモールの地下1階は、中央に総座席800席のフードコートがど~んと鎮座しているまわりを、お土産屋さんやファッションショップが囲むように並んでいます。牛肉麺、滷肉飯、蚵仔煎など定番の台湾グルメを扱うお店から、日本料理、韓国料理、鉄板焼きにスイーツなど、多国籍で多種多様なお店が集まっています。台湾人も利用するフードコートですから、味とコスパは信用できます。
周辺のオフィスに勤務するサラリーマンや台北101のオフィスビルで働くスタッフさん、もちろん国外からの旅行客で賑わい、ピーク時には席を探すのが大変なほど。テーブル席はとても広くて、相席状態で食べるというのも台湾ならではかもしれないですね。そんな混雑を改善すべく、リニューアルを経て立ち食いスペースを併設して回転率がアップしました!時間がないけれど、台湾らしい料理をささっと食べたいという方には嬉しい配慮ですよね。
それでは、さっそく日本からの観光客にオススメのお店をご紹介します!
まず注目したいのが『安可廬 萬巒豬腳飯』です。こちらは万巒郷の郷土料理である豚足の煮込みをメインとしたセット「萬巒豬腳飯(萬巒豚足セット)」(178元)が看板メニューになっています。豚足が苦手なナビ、おそるおそる食べてみると……意外にもクセがなくて食べやすい!思ったよりも肉感が強くて食べ応えばっちりです。脂身が多いのにあっさりした味付けなのもポイントが高いです。
そして、こちらも定番の『滷肉飯』。ルーローハンはお店によって特徴が変化するメニューなのですが、こちらでは南部のルーローハンをイメージしており、脂身が多く甘い味付けなのが特徴です。甘濃い味付けのお肉に、煮卵とゴマ油が香るメンマがのっており味の変化も感じられる1品です。
滷肉飯(ルーローハン)/単品68元
|
|
萬巒豬腳(萬巒豚足)/単品1人前288元
|
こちらのお店でいただけるのは、台湾南部のグルメとして有名な七面鳥を使用した料理の数々です。定番商品は『火雞肉飯』。台北の一般的なお店では鶏のささみを使用した「鶏肉飯」を出すお店が多いのですが、こちらのお店は七面鳥を使用して本場の味を提供しています。柔らかくてくせのないあっさりとしたお肉で、横に添えられた柴漬け風のお漬物と食べると程よい塩気でごはんとの相性抜群です!
オススメメニューは「火雞肉飯套餐/ターキー鶏肉御飯セット」(155元)。火鶏肉飯と温野菜、ヒラメと白菜の煮込みスープのセットはとってもボリューミーです。
また、『火雞翅切盤』という手羽先の盛り合わせも試してみたのですが、こちらはコリコリとした食感と脂の乗ったプルプルの皮を楽しめます。たっぷりの生姜とネギがのっているので、脂っこいのが苦手な方でもさっぱりといただけます。
火雞肉飯(ターキー鶏肉飯)/単品55元
|
|
火雞翅切盤(ターキーの手羽先盛り合わせ)/単品110元
|
燙青菜(温野菜)/単品50元
|
|
扁魚白菜湯(ヒラメと白菜の煮込みスープ)/単品50元
|
続いて、食後のデザート代わりに気になるのがドリンクのお店!こちらのお店では普段はピンク色の可愛らしいカップで提供してくれるのですが、使い捨て容器の削減に取り組む同店では、洗って再利用が可能な飲み口付きの容器にいれてくれるんです!さらに、次回来店時にこの容器を持ってくると割引してくれるそう。嬉しいサービスですよね♪
今回は3種類のドリンクをいただきましたが、その中でナビが気に入ったのは『茉莉奶綠芋圓』。もちもちのタロイモボールが甘くて最高!ふわっとジャスミンが香るミルクティーも、まろやかでタロイモボールとの相性抜群です。甘いもの好きのみなさん、ぜひ飲んでみてください!
茉莉奶綠芋圓(芋圓入りジャスミングリーンミルクティー)85元
|
|
格雷冰茶(アールグレイアイスティー)80元
|
|
粉紅佳人冰茶(ナタデココ入りライチクランベリーアイスティー)80元
|
金額は全て繰り返し使用が可能なカップ込みの値段です |
ナビはドリンク店をはしごして、こちらの「KUNG FU TEA 功夫茶」にもやってきちゃいました!こちらでは、やっぱり大好きタピオカをはじめ、パッションフルーツが存分に楽しめる『百香果綠茶』など計4種類をいただきました。パッションフルーツにはまってしまったナビはこの『百香果綠茶』の甘酸っぱさに感動!リピート確実です!
黑糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカフレッシュミルク)85元
|
|
お店のロゴをパウダーアートで表現!
|
こちらの可愛らしい店舗は飲茶をいただける「小三元」です。一皿一皿注文する飲茶をフードコート内の席で提供することは難しいため、こちらの店舗では独自で席を設けており、席数は限られていますが、その分落ち着いて食事ができます。白やピンクを基調とした店内は女性受け間違いなし!可愛らしい飲茶はいろんな種類を食べたい人には嬉しいサイズです。
ほかの店舗ではあまり見かけないこだわりのオリジナルメニューが豊富で、特にお店のおすすめは『黑松露蝦餃皇』。トリュフが練りこまれたプルプルの皮にごろごろとエビが入っており、あっさりとした味わい。中の餡にもトリュフを混ぜ込んだ贅沢な一品です。
こちらはフードコートとは外れた場所にあるのですが、日本人に人気のベーグルが看板商品ということで立ち寄りました。健康志向でヘルシーな食材を扱い、手軽で提供時間も早いためビジネスマンに人気のお店となっています。開放的でゆったりとした店内で、商品は手に取りやすく見やすい陳列となっていました。
『三個Oreo』はクリームチーズとオレオが入ったベーグル。どこを食べてもオレオ!なのですが、甘すぎず、オレオ好きにはたまらないです。一方『仲夏野苺』のベーグルは、クリームの甘さにベリーの酸味が加わり爽やかにいただける一品です。そして、『野苺香蕉優格龍捲風』はいちごとバナナのスムージーかな?と思いきや、舌触りが若干異なるんです!フレッシュジュースとスムージーの中間というのでしょうか、なめらかですっと溶ける新感覚のドリンクでした。バナナの香りといちごの酸味、そして自然な甘さが絶妙においしかったです!
お店の名前の通り、カキオムレツ「蚵仔煎」が目玉のこちらのお店。台湾ならではのローカルフードが食べたいという時にオススメです。しかも、夜市の屋台などにある牡蠣オムレツのお店と違って、セットメニューが充実。メニューも写真付きなので、言葉が分からなくても敷居が高くないのが嬉しいです!今回はセットメニューから1番と4番のセットをチョイスしました。
①番セット: 蚵仔煎+炒米粉+総合丸湯+青菜のセット 140元見てくださいこの身の詰まったプリプリの牡蠣!味もしっかり濃厚な牡蠣ミルクが味わえます……♡台湾でよく食べるビーフンですが、日本ではごはんと一緒に食べることも多いですよね。台湾では焼きそばと同じ感覚でいただくので、量にびっくりするかもしれません。でもこのビーフン、ちょうどいい濃さの味付けなのでぺろっと食べれちゃいました。干しエビのダシと豚肉から出ているうまみが絡まっておいしい~!一方つみれと豚肉団子のスープはやさしい味付けで、体にじんわり沁み渡ります。
④番セット:滷肉飯+炸排骨+総合丸湯+青菜のセット 160元台湾グルメといえば、滷肉飯(ルーローハン)が一番有名ではないでしょうか。これももちろんフードコートで食べられます。お店ごとに味の違う滷肉飯ですが、こちらはひき肉感が強く、台湾の沢庵がトッピングされているさっぱり味。思わず箸が進みます。ナビがオススメしたいのは、この炸排骨とよばれるフライドポークスペアリブ。衣がサクサクなのに全然油っぽくないんです。
台北101だけに限らず、色々なフードコートに出店しているのでご存知の方も多いはず。小南門では様々な台湾グルメが用意されているのに加えて、有名な台湾スイーツのひとつである、豆腐プリン「豆花」も食べられます!今回はメニュー番号1、5、台湾風牛肉クレープ「牛肉捲餅」の3セットと、スイーツメニューの7、11、12を注文しました。
① 滷肉飯+香茹肉羹+燙青菜のセット 120元小南門の滷肉飯は、甘辛く八角の香りがあまりしない日本人好みの味付けです。しかもトロトロになるまでじっくりと煮込まれているタイプで、満足感が得られること間違いなし。シイタケとお肉の練り物のスープ「香茹肉羹」も白菜とシイタケのおいしいエキスがでてまろやかな喉ごし。お鍋のスープのような、食材のエキスがすべてスープに出きっているおいしい一碗です。
⑤筒仔米糕+排骨酥湯+燙青菜のセット 115元もち米でつくられた「筒仔米糕」は、先ほどご紹介した滷肉飯のそぼろがトッピングされ、さらにその上にピリ辛のソースがかけられています。もちもち食感と甘辛いそぼろに、病みつきになります。一方冬瓜と豚肉のスープ「排骨酥湯」は、台湾を感じる味付け。ほろほろに煮込まれた豚肉と冬瓜をお試しください♪
牛肉捲餅+小菜+酸辣湯のセット 198元牛肉捲餅(台湾風牛肉クレープ)と、酸辣湯(サンラータン)と小さいおかずがついてくるこちらのセット。この酸辣湯、辛さも酸っぱさもマイルドなので、小さいお子様でもおいしく食べられる味になっています。スープには日本ではなかなかお目にかかれない鴨の血を固めた「鴨血」(ヤーシエ)という、ナビが大好きな具材が使われているんです。ナタデココのような食感で、とってもおいしいんですよ~!
日本でも豆花を食べられるお店が増えてきていますが、お値段も、味も、やっぱり本場のものには叶いません。やわらかく煮詰められたピーナッツや、小さめながら弾力のあるもちもちなタピオカ、豆の味がしっかり残っている豆花。お腹がいっぱいなのに、不思議とするっと別腹に入っていきます。種類が豊富なので、自分の好みをチョイスしてくださいね。
台湾に来て、かき氷を食べないのはもったいない!日本人観光客に人気の永康街に本店があるこちらの思慕昔では、一年を通してかき氷が食べられます。ちなみに、お店の人は「本店だとイートインスペースの広さが限られていて、ゆっくり食べられないかもしれないけれど、台北101のお店なら、席を待っている間も空調の効いた場所にいられるから快適です」とのこと。確かに真夏や真冬、悪天候の日には便利です。
ちなみに、マンゴーかき氷は台湾でも夏季限定商品のところが多いのですが、思慕昔は一年中食べられます!それは、夏に大量のマンゴーを仕入れて、冷凍保存しているから。でも、「冷凍しすぎて鮮度が落ちているんじゃないの?」とご心配のアナタ、ご安心を。厳格な品質管理を行い、劣化を極力抑える保存方法でマンゴーの美味しさを維持しています。
10:超級雪酪芒果雪花冰(マンゴーかき氷、パンナコッタ) 250元
写真提供:思慕昔
SNS映え間違いなし!のすごいボリューム。どれも大粒の果実がゴロゴロ乗っています。思慕昔(スムージー)のかき氷は、氷の食感を残しつつもふわふわに仕上げられていて、口に入れた瞬間しゅわーっと溶けていきます。それぞれにかけられたソースと絡めて食べれば、天にも昇るおいしさ……♡使われているマンゴーは台湾産の愛文マンゴーや土マンゴーなど、いろいろなマンゴーがミックスされているので食べ比べてみてくださいね~♪
因みに、看板メニューの超級雪酪芒果雪花冰は、米CNNがお薦めするかき氷としても有名で、世界中にその名を轟かせているマストイートメニューです!
A6:芒果芋園桂醸雪花冰(マンゴー芋園かき氷、キンモクセイゼリー) 250元 写真提供:思慕昔
|
|
A7:芒果草苺派対雪花冰(マンゴーとイチゴかき氷、パンナコッタ) 260元 ※期間限定 写真提供:思慕昔
|
思慕昔はドリンクも販売しています。このマンゴースムージーにも大きいマンゴー果実が!お手軽にマンゴーが楽しめると人気だそうです♪また、台北101限定ドリンクメニューもあるので、ぜひ試してみてくださいね!
黒糖タピオカミルクティのF1:白玉珍珠黑糖鮮奶茶95元 写真提供:思慕昔
|
|
マンゴースムージーのE1:酷夏芒果思慕昔130元 写真提供:思慕昔
|
香港でミシュランガイド1ツ星を獲得した甘牌燒鵝の台湾支店です。香港ではローストグースが看板メニューですが、台湾では宜蘭産の「桜桃鴨」と呼ばれる上質なアヒルを使ったローストダック「甘牌焼鴨(鴨胸部)」(560元)が名物です。特製ダレをお腹に詰め込み、乾燥させてからオーブンでじっくりと焼き上げたアヒルは、ジューシーでふっくらとした肉質が特徴で、後をひく美味しさ!もも肉やハーフサイズ、ホールサイズもありますよ。
ほかにも各種ロースト料理や「滷水」と呼ばれる煮込み料理も評判!個人的にはまさに香港スタイルの麺だと思う「蝦味撈麵(乾)」(120元)もオススメです!ぜひ香港と台湾のグルメの融合を楽しんで下さい。
ちなみに、甘牌燒味があるのはフードコート本体から少しだけ離れた北東側のエスカレーター前。ご訪問の際はご注意下さいね。
甘牌焼鴨(鴨胸部) (560元)
|
|
化皮乳豬 660元(小)
|
1週間3食食べ続けても食べきれないたくさんのメニューが揃う台北101ショッピングモールのフードコート。今回紹介したお店はほんの一部にしかすぎないので、ぜひ皆さんのお気に入りを見つけてみてくださいね~!
以上、台北ナビでした。