花蓮は美食の宝庫! 食べても食べてもまだまだ出てくる美食たち~♪
こんにちは、台北ナビです。
またもや花蓮へ行ってきました。昔ながらの人気店や若者に人気だという小さなお店など……。今回もホテルマンからオススメをリサーチし、食べまくりました~。
豆花屋さんの一番人気は「はと麦ミルク」? 親切な老闆娘の人柄も魅力な「蔡記豆花」
いつも花蓮人にオススメを聞いてお店を直撃するスタイルをとっている「花蓮食い倒れの旅」シリーズ。今回、どの人に聞いてもオススメしてくれたのがここ「蔡記豆花」でした。
「花蓮文化創意産業区 a-zone」の裏側にあるので、観光客の方も行きやすい場所です。実際、日本のガイドブックにも紹介されたこともあり、日本のお客さんも多いのだとか。
食べ終わってから見つけた詳しい説明! これを見ればどんなスイーツなのか一目瞭然♪
「豆花屋のはと麦ミルク」がおいしいんだよ! と皆が口を揃えていうので、ナビも迷わず「薏仁牛奶35元」を注文。てっきり豆花にはと麦とミルクが入っているのかと思いきや、はと麦スープにミルクを足したものが出てきました。何でも、豆花屋だけれど、1番人気は「はと麦ミルク」、2番人気は「仙草奶凍」、そして3番人気が「豆花」なんだそう。老闆娘も「豆花もオススメだけれど、ここにきたら「はと麦ミルク」を食べてね。お腹に空きがあれば「仙草奶凍」も!」とおっしゃっていました。
はと麦ミルクを一口食べてみて、みんなが大絶賛する理由がわかりました! ぷくぷくとしていてふくよかな「はと麦」の優しい甘みがミルクとよく合います。器にたっぷりと入っているはと麦ミルクですが、あっという間に飲み干してしまったほどおいしかったですよ。この日は大雨が降っていて、肌寒い日だったので温かいスープが飲めて身も心も温かくなりました。
注文表を取り、テーブル番号と注文したいものに印をつけたら…
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先に支払いをします!
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簡潔に書かれた大きな値段表と…
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英語表記もあるおしゃれな値段表もありました
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蔡記傳統豆花、薏仁、仙草專賣店
花蓮市民國路73號
(03)831-3533/0933-483-266
13:30~22:30
火曜休み
夕方から夜だけ開いている米粉屋さん! ロコ率100%の「新港街米粉湯」
花蓮のメイン通りのひとつ中山路から一本中へ入った新港街と人気の雑貨屋さんなどがある節約通の交差点近くある「新港街米粉湯」。おいしいものにありつけそうな店構えに負けて入店してみました。店内に入るとまず注文表とペンを取り、席を見つけて着席を。特にお料理の写真が貼っているわけではないので、文字を見て想像を膨らませながら注文してみてくださいね。ナビはお腹いっぱいで食べられませんでしたが、こちらの小菜類はなかなかのお味なのだとか! お腹に余裕がある方はこちらもあわせて試してみてくださいね。
分かりやすい注文表
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お店オリジナルの辣椒も人気です!と~っても辛いそうですので、注意してくださいね
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ナビは看板商品である「綜合米粉湯(45元)」を注文! トッピングは黑輪(練物)、貢丸(肉団子)、油豆腐(厚揚げ)です。米粉と見て、勝手に新竹のビーフンのような麺だと思っていましたが、米苔目のような太さのライフヌードルで透き通っていました。そういえばこういうものも米粉といいますよね……。すっかり忘れていました。
つるんとした麺はスプーンですくって食べるのが台湾流。ナビはぷりぷりでおいしい貢丸と味が染みている油豆腐のおいしさにニンマリしましたよ~。薄味に見えますが、ダシの味がしっかり染み出ていて、少しモツっぽい味がするのがこちらの特色かなと思います。
想像以上に(失礼!)清潔な厨房
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地元民が次々に訪れていました
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新港街米粉湯
花蓮市新港街42號
(03)833-2312
17:00~深夜3:30
花蓮駅前の超人気店! 花蓮でもおいしい虱目魚が食べられる「新站虱目魚專賣店」
今回花蓮駅前に宿泊していたのですが、夕方になると人が次々と吸い込まれていくお店を発見! それが「新站虱目魚專賣店」でした。ホテルのスタッフに聞いてみると、「仕事終わりによく食べる」というので、ナビも試してみました!
店内はテーブルが2つだけですが、お店の前や横の道にまでテーブルが出ています。お店の壁には芸能人のサインや地元新聞やガイドブックのコピーなどが貼られていますよ~。観光客はイートイン、地元民のほとんどはテイクアウトしているようで、バイクで乗りつけて料理を受け取ったらそのまま帰っていくというTHE台湾な姿を見られるのも楽しいです。どの店員さんも忙しそうに動き回っていて、一見怖そうに見えますが、話しかけてみると優しく対応してくれるギャップもいいんです。
ヘルメットをつけたまま買い求める地元民
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隣までテーブルが広げられています
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サインがいっぱい!!
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テイクアウト用の調味料も準備万端です
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ナビは虱目魚肚粥(100元)を注文。虱目魚の臭みは全くなく、お腹の脂身部分がおいしすぎ!! 虱目魚はやはり台南で食べないと…と思っていたのですが、花蓮でここまでレベルの高い虱目魚が食べられるなんて嬉しい驚きです! 身が皮からホロリと取れて食べやすいのもグー♪ ショウガが効いて身体が温まるので、寒い冬やクーラーの寒さに負けちゃいそうな夏にもオススメです。
新站虱目魚專賣店
花蓮市國聯三路6-1號
(03)834-2737
18:00~深夜2:00(売り切れ次第閉店)
インスタ映えするかわいいスイーツ店! 花蓮っ子いちおしの「心地日常」
今人気のスイーツ店があるよ! と教えてもらった「心地日常」。花蓮市中心地からは少し外れたところにありますが、花蓮っ子たちのハートをがっちりつかんで離さないというお店なんです。ナビは無謀にも花蓮駅前から自転車でお店に向かってみましたが、ちょっぴり迷子になったこともあり、30分弱もかかってしまいました。上り坂もありますので、タクシーかバイクで向かうことをオススメします。
苦労して見つけたお店は、古民家をリノベして作られています。外壁には猫のイラストが描かれていて、家屋はエメラルドグリーンに塗られています。昔の家屋によく使われていた色で、レトロな感じがかわいらしいです。店内は扉右側にカウンター席、左側には小上がりがあり、靴を脱ぎ座布団の上に座るようになっています。クーラーはなく、窓を開けて自然の風で涼むようになっているのも、趣があってナビ好みでした。
地べた座りが苦手な方はこちらへ!
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板張りの小上がり
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ナビは人気商品だという「桂花蜜酒釀雪花冰120元」を注文してみたのですが、そのフォトジェニックさに心持っていかれました。どこから撮っても絵になる~♪
そして目でも楽しめるだけでなく、舌でも楽しめるという一石二鳥スイーツなんですよ。ミルク味のふわっふわ氷にハチミツがかかっているだけでも幸せなのに、酒釀まで添えられているんです!! お米の形がしっかりと残っていて、フルーティでさわやか~。後引くおいしさで、酒釀を持ち帰りたいくらい美味でした。また、注文してから温めるという手作りの湯圓はもっちもち!
氷、ハチミツ、酒釀、湯圓……それぞれの味がきちんと感じられるのに、全部一緒に食べるとまた違った味になって、これまたおいしい~♪
心地日常
花蓮市民德三街12號
(03)831-0295
13:00~19:00
月曜休み
ランチ時、冬場は行列必至! 羊肉麺の魅力にハマッちゃう「一碗小」
黒く塗り替えられた古い家屋
苦手な人もいるかも知れませんが、ここの羊肉を食べたら、次回から他店でも肉を選ぶときに羊肉と言ってしまうほど、嫌いな人も好きになる、それほどのおいしい味を出している羊肉麺のお店です。ここは地元民なら来たことがない人はいないほどの人気店。席数は3~40人ほどなので、冬場になると体があったまる羊肉料理を求めて長い行列ができます。
お店がこの日本時代の古い家屋に引っ越してきたのは、2015年5月のこと。「一碗小」自体はすでに3年近くになります。黒く塗り替えられた古い家屋は趣があり、ナビは夏場に行きましたが、お昼時というのもあって少し待ちました。
紅燒牛肉拉麺
看板は羊肉麺で、牛肉麺もあり、どちらも紅燒というピリ辛と清燉というあっさりの2種のスープから選べます。 麺は麺線、冬粉、拉麺、泡饃からで、泡饃というのは麺の塊のようなものです。ナビは、清燉羊肉拉麺(小115元)、ナビ友は紅燒牛肉拉麺(小115元)を選択。メニューには別途「饃饃」というのがあったので頼んでみました。硬くて味はありません。汁に浸して食べてみたら、なかなかいけます!が、結構お腹も膨れるので、これを食べるなら最初から麺は泡饃を選んでおくほうがよいかもしれません(→饃饃と泡饃は同じもの、というのを後で知りました。。)。清燉味には、肉につけるソースが別途ついてきます。全体的に柔らかく食べやすい羊肉と旨味がぎっしり詰まったスープは、まろやかという言葉がぴったりきますね。
小菜には豆干(30元)を選びました。そして、ぜひ注文したいのは古早味黒糖粉圓(25元)。甘すぎず、黒糖の旨味とタピオカの食感にパクパクいけてしまいます。
一碗小
花蓮市明禮路14巷1號
(03)832-6015
11:00~14:00、17:00~20:00
水曜休み
ナビの美食リストはまだまだあるのですが、花蓮は急にお休み! ということも多く、まだ挑戦できていないお店も……。次回も花蓮に来たらおいしいものをいっぱい食べたいなぁと思います。
以上、花蓮に行ったら必ず太ってしまうナビがお届けしました。